- 工場・設備投資
- 2017年6月7日
ヨネックス、新潟県長岡市にテニスラケット新工場竣工 生産体制を強化

ヨネックスは、新潟県長岡市にある開発製造拠点内に、新たなテニスラケット工場を竣工した。延床面積は約1万2290平方メートル。2025年12月の稼働開始を目指し、高品質な「MADE BY YONEX」製品の生産体制を強化する。
新工場の建設は、プロテニス界での高い評価と使用率を背景に、世界的に需要が拡大する同社製ラケットの安定供給を図るのが目的。グローバル成長戦略では特に北米のテニス事業を重点分野としており、今回の生産能力増強は、テニス事業を第二の柱とするための重要な投資となる。
新工場は、2024年7月に稼働した研究開発施設「Blue Lab」に隣接。R&Dで蓄積・解析したデータを製造現場ですぐに活かし、試作と改善のサイクルを高速で回す。この開発と製造の一体化により、さらなるイノベーションを追求し、世界中の顧客に最高の製品を届ける体制を整える。
