三菱電機ビルソリューションズは、ビルシステム製品製造のマザー工場である稲沢ビルシステム製作所内に、配送業務の一元化により間接作業の合理化を図る新施設として、パーツセンターが竣工した。
同社はビルシステム事業を約100カ国に展開しており、稲沢ビルシステム製作所はマザー工場として製品開発、年間約1万台の製品、保守部品を生産し、国内とグローバルに出荷している。新たなパーツセンターは、生産で必要な部品調達における製作所内の物流効率化を目的として設立。各製造ラインにあった配送箇所をパーツセンターに集約し、トラック運転者の配送作業負荷の低減を図り、センターから各製造ラインへの物流最適化による間接作業合理化の実証を開始し、対象部品を拡大しながら年内の本格稼働を目指す。
鉄骨平屋建てで延床面積2400平方メートル。