第4次産業革命 の検索結果

日本の製造業再起動に向けて (4)

1964年にIBMがメインフレーム「System/360」を発売してから半世紀が経過した。オペレーションシステムを搭載したこのマシンがキッカケでComputerが一般社会に台頭したが、当時の日本でのComputer概念は『電子計算機』であった。『電子計算機』は今日でも法律的に通用するComputerの和訳である。中国語社会では、これを『電脳機』と訳した。はるか昔にComputerを『電脳』とイメージした中国人の先見性はさすがである。電子計算機という単語のイメージでは、インテリジェント工場やスマート工場を理解することは難しい。 『Computer=電脳』のイメージを持ってインダストリー4・0(I…


灯台

本紙に連載中のアルファTKG高木俊郎社長の「日本の製造業再起動に向けて」が好評だ。日本のものづくり全体に元気がなくなりかけている中で、中小企業の活躍がこれからの日本の製造業活性化の鍵を握っているというのが高木社長の持論だ。今話題の「インダストリー4・0(I4・0)」についても触れている。この説明がまた非常に分かりすい。つまり第4次産業革命と言われているI4・0は、4回建ての工場を建てるのに似ているという例えである。機械化の1階、機械と電気の2階、機械と電気とPLC/PCの3階、そして、3階の上にインターネット技術をベースにした仮想工場(サイバー)を乗せて4回建てにするという構想がI4・0のコン…


関東地区 昨秋以降も堅調推移 心配されていた消費増税後の落ち込みの影響避けられる

関東地区の流通は、昨年秋以降も比較的堅調に推移し、一部で心配されていた消費増税後の落ち込みの影響は避けられている。半導体関連、PV(太陽光発電)関連が牽引し、これに医療機器関連が加わりリーマンショックの売り上げを超える商社も増えて来ている。 2020年の東京オリンピック・パラリンピック関連で、インフラ投資、ビルの省エネとリニューアル投資が進み、これに工場の設備更新などが加わり、今まで輸出が牽引してきたが、これに内需が加わり、車の両輪が稼働しはじめた状況になりつつある。 ただ、国内市場は過去のような大きな成長が見込めないだけに、流通商社にとってはさらなる工夫が求められている状況には変わりない。 …


日本の製造業再起動に向けて(3) 株式会社アルファTKG社長 高木俊郎

あけましておめでとうございます。本年が日本製造業にとって『本格的な製造業復活の年』となることを心より祈願し、その具体的道筋を探求していきたい。 昨年に製造業界のイノベーションとして注目された話題は、第4次産業革命『インダストリー4・0(Ⅰ4・0)』であった。専門紙や業界雑誌の記事に加え、欧州メーカの宣伝報道も積極的であり、インターネット上でも盛んに取り上げられた。経済産業省の産業構造審議会が小委員会を開きI4・0を取り上げたり、一般紙や経済誌も取材報道したことにより、業界の内外で注目されつつある話題となっている。 本年も引き続きI4・0はIoTやM2Mのテーマと併せ、製造業での重要イノベーショ…


灯台

毎年、新年の初めに各工業会・団体の賀詞交歓会が開かれる。今年も連日、この取材のはしごになっている。賀詞交歓会での挨拶でいつもなら、今年の景気の動向や干支の話になることが多いが、今年はその話も出ないわけではないが、共通して必ず出てくると言えるのが、今話題の「インダストリー4・0」の話である▼第4次産業革命とも言われている「インダストリー4・0」であるが、こうした会合でこれほど共通して出てくるのは経験したことがない。それほど影響力のある言葉だと言える。この言葉の具体的な内容は熟知していなくても、ものづくりを取り巻く環境が大きく変わりつつあることを誰もが感じている▼数年前までは、一度聞いてもちんぷん…


FA制御機器 産業振興のキーテクノロジー インダストリー4.0で新たなものづくり時代に IoTやM2Mへの取り組みで労働人口の減少を補完

日本経済は色々な課題を抱えながらも内需と輸出の両輪がうまく牽引した形で新年を迎えた。内需は省エネやインフラ整備などを中核に消費税の影響を受けながらも、国内の設備投資意欲に支えられて拡大基調で推移している。国内GDPの約2割を占める自動車関連分野は、生産性と品質の向上、次世代自動車の開発に向けた投資を活発化させる計画を進めており、大きな波及効果が見込まれている。昨年内需の牽引役の一つになったメガソーラー関連需要も、最低でも今年1年間の受注が残っていると言われ、幅広い分野に恩恵が及ぶことが見込まれている。 ■日本に生産回帰の動き 一方、輸出は為替の円安基調が定着し、輸出関連分野にとって追い風が継続…


一般社団法人日本電気制御機器工業会 「次世代事業の推進力に注力」 長崎春樹会長

2015年(平成27年)の新春を迎え、謹んで新年のお慶びを申し上げます。 さて、最近の経済情勢を顧みますと、安倍政権発足以来の金融政策と財政政策により為替や株価に効果があらわれてきた他、第3の矢である日本再興戦略の目玉である産業競争力強化法が12月に成立するなど、経済政策が順調に拡大するなか日本が元気になってきたことを実感できる一年でした。 国内では、緊急経済対策等の効果が顕著であり、輸出も円安効果によって、日本の製造業復活が顕著となる状況が続きました。更に、民間設備投資の先行指標である内閣府発表の機械受注統計を見ましても、リーマン・ショック以降、08年7月を底に右肩上がりの高水準を維持してお…


ベッコフオートメーション 「インダストリー4.0を訴求」 川野俊充代表取締役社長

2014年12月期の業績は、受注ベースで前期比3倍ぐらいに伸びている。EtherCATが日本でも市民権を得て、その機能を理解してくれる人が増えていることが大きい。また、リニア搬送システム「XTS」は、世の中にないシステムとしてユーチューブなどからも引き合いが来るなど、注目を集めている。EtherCATの強みを生かし、差別化した付加価値のあるものづくりができるという評価がされつつあるようだ。さらに、ものづくりの第4次産業革命とも言われる「インダストリー4・0」への関心が日本でも急速に高まっている効果も大きい。事例の問い合わせが産官学など各方面から来ているが、現場はこうした技術を理解している人が多…


ドイツ・スマートファクトリーKL会長 「インダストリー4.0」で会見 日独連携で競争力を高める

いま製造業で第4次産業革命として「Industry(インダストリー)4・0」の構想が注目を集めている。ドイツ発の新しいものづくり提案として日本でも関心が高まっているが、このほどドイツからインダストリー4・0プロジェクトの技術イニシアチブで、スマートファクトリーKLの会長デトレフ・チュールケ氏が来日して記者会見した。 ■インダストリー4・0で、ドイツが日本企業に期待することは。 チュールケ氏 生産の自動化技術では、ドイツと日本は同じレベルで競いながら過去90年間続いてきた。そして、いまは両国の企業が双方の国で販売している。現在は自動化技術が新しい時代に入ろうとしている。それがインダストリー4・0…


「計測展2014 OSAKA」 産業、社会インフラ支える最新の技術が一堂に IoTの進展実感も

「計測展2014 OSAKA」(主催=日本電気計測器工業会)が、11月19~21日までの3日間、グランキューブ大阪で開催された。開場時間は午前10時~午後5時。入場料は1000円(事前登録者、招待状持参者、学生は無料)。期間中9740人が来場した。 産業オートメーション、セキュリティ、エネルギー効率、環境モニタリング、交通・ロジスティクス、情報通信など、ビッグデータ時代を迎えて物理現象を数値データに変換する計測・制御技術の役割は益々重要になっている。 計測展2014 OSAKAは、「計測と制御で創る未来の地球」をメインテーマに、「未来が、動きだす。」のメッセージのもと開く。 これまでのように情…