ネットワーク化が起こす「センサ維新」 まえがき

産業用フィールドバスのEthernet化が進んでいる。この背景には、センサから経営までの情報を水平、垂直統合するために産業系のデータを情報系のネットワークに結合してWeb統合する必要性があり、産業用フィールドバスをEthernet化したほうがその解決には早道となるからである。従って、従来から存在していた情報系と産業系の技術の壁はなくなりつつある。また、PLCなどのコントローラ、インバータ、サーボモータなどの機器間のデータ結合はデバイスバスでほぼ確立されてきている。 しかし、図1で分かるように、インテリジェントセンサの一部はセンサバスで有機的なデータ結合を実現しているものの、センサ・アクチュエー…


東洋技研 ネジアップ式端子台を充実 95Aタイプ追加で6機種にDIN35ミリのPTU・PUWシリーズ

産業用インターフェース大手である東洋技研(長野県岡谷市長地権現町4―8―7、tel0266―27―2012、花岡孝社長)は、DIN35ミリレール対応のネジアップ式端子台のラインナップを強化し「PTUシリーズ」、同2段端子台「PUWシリーズ」に新機種を追加発売した。 PTUシリーズはこれまでAC/DC600V15A、22A、30A、40A、75Aの5機種で構成されていたが、新たに95Aタイプ(PTU―100)を追加発売した。 端子ネジを上げたままで届けられるため、直ぐに結線作業に入れることから人気が高いネジアップ式端子台。 レールへの取り付けは上方向から押し込むだけで簡単にセットできる。RoHS…


真の見える化を実現する、これからの表示器の役割とは ~「人づくり」を支援する新しい製造現場マネージメントシステム~ 「異常要因特定」とは

2つ目の課題である「異常要因特定」については、装置が停止した際、熟練工と呼ばれる担当者なら経験により、例えば制御盤内の制御機器のエラー表示を発見し、これまでの経験により修得した復旧手順に基づき復旧させていたが、熟練者のいない現場では異常要因を特定することも容易でなくなり、この結果、ささいなことでも保全員が現場に呼ばれ異常要因特定と復旧作業に走り回るということに繋がる可能性がある。これらを解決するためには、オペレータへ異常要因を簡単に伝える仕組みの構築が不可欠である。 ある表示機器メーカーでは、生産現場でオペレータと一番接する機会が多いプログラマブル表示器こそがこれらの課題を解決するキープロダク…


ネットワーク化が起こす「センサ維新」 「システムセンサ」とは?

ここでは「システムセンサ」とは、多数の単体センサと省配線機能が有機的(システム的)に組み込まれた一式の多機能センサのことを指す。複数のLSI機能を一式に組み込んだ「システムLSI」からの連想ネーミングである。 「システムセンサ」の一例として、図2に液晶ガラスカセットの液晶ガラスの有無検出を行うマッピングセンサの動作原理を示す。マッピングセンサの各コームユニットは反射型光電スイッチ機能を持ち、複数のコームユニット間の内部配線は省配線化され、外部の省配線バスの伝送クロックと同期して動作する。従って、順次発光し、ガラスからの反射信号を順次受光するため、各光電スイッチ機能は相互干渉を生じない。そして、…


賀詞交歓会

▽日本ロボット工業会=1月12日午後0時。東京プリンスホテル ▽日本フルードパワー工業会=1月12日午後3時。東京プリンスホテル ▽日本半導体製造装置協会=1月12日午後6時。丸の内東京會舘 ▽日本配電制御システム工業会、同東京支部、東京配電盤工業協同組合合同=1月13日午後5時。浜松町東京會舘 ▽日本電気制御機器工業会=1月15日午後5時。浜松町東京會舘 ▽日本配線器具工業会=1月18日午後3時30分。東京・墨田の第一ホテル両国 ▽日本配線資材工業会=1月20日午後4時30分。東京・中野の中野サンプラザ


真の見える化を実現する、これからの表示器の役割とは ~「人づくり」を支援する新しい製造現場マネージメントシステム~ 製造現場を取り巻く背景

製造現場における生産技術は、高機能化する制御機器の活用、各種ネットワークによる機器接続、パソコンによる各種データ収集・処理などの技術を駆使し、様々な課題を解決しながら生産性を向上させ進化し続けてきた。 この結果、生産設備・装置の生産性は高まり、製品品質も改善されてきた。その半面、多くの製造現場では設備・装置を運用する「人」についての悩みをよく聞くようにもなった。製造現場における熟練者の減少が続く状況下では、「人」についての悩みは、今後も大きな課題になってくるだろう。 では、製造現場における「人」についての悩みとはどのようなものだろうか? それは大きく2つのテーマに絞ることができるだろう。 1つ…


ネットワーク化が起こす「センサ維新」 「リンクセンサ」とは?

「リンクセンサ」は「システムセンサ」のコンセプトを、単体センサにシュリンクしたものである。図3は駆動装置内における駆動部に配置されているセンサ・アクチュエータと制御盤との信号配線を並列配線で実現した例である。駆動部の各センサ・アクチュエータの保守性を高めるために、IP67センサはIP67メタルコネクタ、通常のセンサはIP20コネクタで接続されている。固定側の制御盤と駆動部の信号配線数は数10本以上に及ぶ。従って、ケーブルベア内に配線される駆動ケーブルの断線事故が頻繁に起こることになる。 断線事故、配線工数などを削減する手段として、図4のようにAnywire省配線バスを使用して省配線化を実現する…