真の見える化を実現する、これからの表示器の役割とは ~「人づくり」を支援する新しい製造現場マネージメントシステム~ 「異常要因特定」とは

2つ目の課題である「異常要因特定」については、装置が停止した際、熟練工と呼ばれる担当者なら経験により、例えば制御盤内の制御機器のエラー表示を発見し、これまでの経験により修得した復旧手順に基づき復旧させていたが、熟練者のいない現場では異常要因を特定することも容易でなくなり、この結果、ささいなことでも保全員が現場に呼ばれ異常要因特定と復旧作業に走り回るということに繋がる可能性がある。これらを解決するためには、オペレータへ異常要因を簡単に伝える仕組みの構築が不可欠である。 ある表示機器メーカーでは、生産現場でオペレータと一番接する機会が多いプログラマブル表示器こそがこれらの課題を解決するキープロダク…


ネットワーク化が起こす「センサ維新」 「システムセンサ」とは?

ここでは「システムセンサ」とは、多数の単体センサと省配線機能が有機的(システム的)に組み込まれた一式の多機能センサのことを指す。複数のLSI機能を一式に組み込んだ「システムLSI」からの連想ネーミングである。 「システムセンサ」の一例として、図2に液晶ガラスカセットの液晶ガラスの有無検出を行うマッピングセンサの動作原理を示す。マッピングセンサの各コームユニットは反射型光電スイッチ機能を持ち、複数のコームユニット間の内部配線は省配線化され、外部の省配線バスの伝送クロックと同期して動作する。従って、順次発光し、ガラスからの反射信号を順次受光するため、各光電スイッチ機能は相互干渉を生じない。そして、…


賀詞交歓会

▽日本ロボット工業会=1月12日午後0時。東京プリンスホテル ▽日本フルードパワー工業会=1月12日午後3時。東京プリンスホテル ▽日本半導体製造装置協会=1月12日午後6時。丸の内東京會舘 ▽日本配電制御システム工業会、同東京支部、東京配電盤工業協同組合合同=1月13日午後5時。浜松町東京會舘 ▽日本電気制御機器工業会=1月15日午後5時。浜松町東京會舘 ▽日本配線器具工業会=1月18日午後3時30分。東京・墨田の第一ホテル両国 ▽日本配線資材工業会=1月20日午後4時30分。東京・中野の中野サンプラザ


真の見える化を実現する、これからの表示器の役割とは ~「人づくり」を支援する新しい製造現場マネージメントシステム~ 製造現場を取り巻く背景

製造現場における生産技術は、高機能化する制御機器の活用、各種ネットワークによる機器接続、パソコンによる各種データ収集・処理などの技術を駆使し、様々な課題を解決しながら生産性を向上させ進化し続けてきた。 この結果、生産設備・装置の生産性は高まり、製品品質も改善されてきた。その半面、多くの製造現場では設備・装置を運用する「人」についての悩みをよく聞くようにもなった。製造現場における熟練者の減少が続く状況下では、「人」についての悩みは、今後も大きな課題になってくるだろう。 では、製造現場における「人」についての悩みとはどのようなものだろうか? それは大きく2つのテーマに絞ることができるだろう。 1つ…


ネットワーク化が起こす「センサ維新」 「リンクセンサ」とは?

「リンクセンサ」は「システムセンサ」のコンセプトを、単体センサにシュリンクしたものである。図3は駆動装置内における駆動部に配置されているセンサ・アクチュエータと制御盤との信号配線を並列配線で実現した例である。駆動部の各センサ・アクチュエータの保守性を高めるために、IP67センサはIP67メタルコネクタ、通常のセンサはIP20コネクタで接続されている。固定側の制御盤と駆動部の信号配線数は数10本以上に及ぶ。従って、ケーブルベア内に配線される駆動ケーブルの断線事故が頻繁に起こることになる。 断線事故、配線工数などを削減する手段として、図4のようにAnywire省配線バスを使用して省配線化を実現する…


NKE ピッチを任意に設定可能ベースロボットを開発

NKE(京都府長岡京市馬場図所27、tel075―955―0071、中村道一社長)は、ピッチを任意に設定できるベースロボット「フリーピッチトレイン」を開発、発売を開始した。 コンテナに部品供給を行う際、部品はコンテナ内に決められた位置に供給・配膳しないといけない。多数の部品を供給・配膳させる場合、一度にたくさんの部品を掴み取り、コンテナに入れていくことになる。 フリーピッチトレインは、部品を掴み取るチャックの間隔を等間隔に拡大・縮小することができるモータ駆動のユニットである。 チャック(ピッチ)の間隔の広さは最大30ミリまで任意に設定することが可能で、間隔を変えてワークを移動させるモジュールを…


真の見える化を実現する、これからの表示器の役割とは ~「人づくり」を支援する新しい製造現場マネージメントシステム~ 名機能解説

1.各種主要制御機器のアラームリストの取得 プログラマブル表示器と、生産設備・装置で使用される主要制御機器であるPLC・サーボモータ・インバータ・温度調節計・画像処理装置などと同時接続でき、一般的なデータの読み書きだけでなく、各種機器のアラーム情報も読み出すことができる。また、これを表示器にアラームリストとして保存し、ネットワークで接続されたパソコンへ転送することも可能である。 2.オペレータレベルに応じた操作権限付与とその操作ログの保存 操作するオペレータの役割・権限に応じて操作範囲を簡単に設定することが可能で、操作開始時にオペレータのIDを取得し、その操作ログを保存する。もし、誤操作があっ…


アルプス電気 小型・低背化を実現防水タイプ圧力センサ開発

アルプス電気は、気圧や水圧の検知に用いる世界最小クラスのピエゾ抵抗式防水タイプMEMS圧力センサ(絶対圧検知)「HSPPAシリーズ」を開発し、量産を開始した。サンプル価格は2000円。2010年12月で月産20万個を計画している。 圧力センサは、ブレーキやパワーステアリングの油圧検知、及びエンジン周りの燃焼コントロール用などの車載分野を中心に、医療機器や産業機器など、幅広い分野で使用され、最近では洗濯機やデジタルカメラ、腕時計といった小型デジタル機器への搭載も進んでいる。 新製品は、同社が長年培ってきた薄膜プロセス技術、微細加工技術、パッケージ技術を用いることで、ピエゾ抵抗式の防水タイプ圧力セ…


制御機器業界はもっと夢と楽しさを 他業種とのコラボが未来を切り拓く ソフトは必要不可欠

制御業界も変わる S氏 業界単位、1社1社でもよいが、コラボレーションできれば、違う世界から引っ張られ、業界が変わる。現在は、過去の成功に引っ張られている。制御機器業界も革新に乗りだすときである。 N氏 現在、節目と各社考えているが、時代の先を見ていけば良い。 S氏 センサーを考えても、五感という視点ではまだ一部の役割である。指の感触に勝てない。技能をセンシングできればセンサーは生き残る。 N氏 HMIはソフトの時代である。画面を考えればソフトは今後も充実していく。 S氏 見える化は、SCADAが要る。ソフト単独で売れる時代ではなく、SCADAはシステムの範疇に入る。 N氏 工場のオペレータは…


NECA(日本電気制御機器工業会)委員会活動紹介 センサ技術専門委員会 技術と市場の実態を把握国際標準化への積極的な提案

センサ技術専門委員会(主査=IDEC・稲田宏治氏)は、NECAの主力製品のひとつであるセンサ関連技術の調査・研究による技術力の向上を図ると共に、IEC/SC17B(低圧開閉装置及び制御装置)国内委員会の審議を通じてIEC規格への日本としての意見を反映させることなどを主な目的としている。現在6社が参加し、年間10回委員会を開催しており、延べ開催回数も188回を数える。 国際標準化の流れの中で、ISO/IEC規格のJIS規格との整合化が著しく進んでいるが、センサ技術専門委員会が、2008年度から中心活動として取り組んでいるのが、JIS C8201―5―2(IEC60947―5―2)の改正に向けた作…