ネットワーク化が起こす「センサ維新」 あとがき

コンパクトなセンサと、それより大きな産業用Ethernetケーブルとは直結できない。従って、センサの省配線化は汎用電線で実現されなければならない。 センサは「千差万別」と言われるほど、固有的で多種にわたっている。従って、I/Oターミナルを介して、I/Oデータ結合の従来型センサはこれからも存続すると考えられるが、省配線機能とセンサが有機的に動作する「システムセンサ」「リンクセンサ」の出現は「センサ維新」の始まりと言えるかも知れない。 竜馬の名言である「日本を洗濯致したく候」ではないが、「2本を線択致したく候」でセンサ・アクチュエータ周辺の省配線化を期待するものである。従来型のセンサコンセプトが洗…


三菱電機 島田理化を子会社化 一体運営で経営体質強化

三菱電機は2010年4月1日付けで、島田理化工業(安井正彰社長)を株式交換により完全子会社にする。これに伴い、島田理化は3月29日付けで上場を廃止する。島田理化は、同軸・導波管コンポーネントやマイクロ波・ミリ波応用機器などを事業の中心として取り組んでいるが、昨年秋以降の不況で受注環境が著しく悪化している。 三菱は島田理化の株式51・93%を保有するトップ株主であるが、今後の経営体質を強化するためには、完全子会社にしてより一体となった運営をしていく必要があると判断したもの。


真の見える化を実現する、これからの表示器の役割とは ~「人づくり」を支援する新しい製造現場マネージメントシステム~ 「ヒューマンエラー」とは

1つ目の課題である「ヒューマンエラー」とは、「誤った手順で操作をした」とか「誤った数値を設定した」というような誤操作といわれるものである。誤操作原因の特定には「誰が、いつ、どのような操作を実施したのか?」、「その操作はそのオペレータに与えられた権限範囲内での操作なのか?」などの確認作業が必要だが、多くの設備・装置ではその内容を確認できる仕組みはなく、原因の特定ができない状況にあるのではないだろうか? これらを解決するためには、オペレータへの操作ログが必要になり、併せてオペレータに応じた操作権限が必要になってくる。これらの情報をしっかり管理し、誤操作防止へとつなげる改善活動が不可欠である。


ネットワーク化が起こす「センサ維新」 まえがき

産業用フィールドバスのEthernet化が進んでいる。この背景には、センサから経営までの情報を水平、垂直統合するために産業系のデータを情報系のネットワークに結合してWeb統合する必要性があり、産業用フィールドバスをEthernet化したほうがその解決には早道となるからである。従って、従来から存在していた情報系と産業系の技術の壁はなくなりつつある。また、PLCなどのコントローラ、インバータ、サーボモータなどの機器間のデータ結合はデバイスバスでほぼ確立されてきている。 しかし、図1で分かるように、インテリジェントセンサの一部はセンサバスで有機的なデータ結合を実現しているものの、センサ・アクチュエー…