富士電機 大容量IGBTモジュール量産スタート、電力損失低減を実現

富士電機は、鉄道市場向けに、電力損失を低減し省エネを実現する大容量IGBTモジュール「HPnC」を開発し、量産を開始した。電気鉄道向けの市場は、今後年平均6%で成長し、2023年には500〜600億円規模に伸長すると同社では見ており、今後、新製品をグローバルに展開するとしている。 新製品は、業界最高クラスという低損失性能を持つ最新の第7世代IGBT素子を搭載。パッケージの構造を最適化し、高速スイッチングの妨げとなる内部インダクタンスを従来比76%低減している。同製品を搭載したインバータは、従来品に比べて動作時の電力損失が約8.6%低減。さらに発熱を抑制し、19%の小型化、13%の軽量化を実現し…


三菱電機 パワー半導体サンプル提供

三菱電機は、車載充電器や太陽光発電機など、高電圧での電力変換を必要とする電源システム向けに、パワー半導体「SiC-MOSFET1200V-NシリーズTO-247-4パッケージ」=写真=のサンプル提供を11月から開始。 新製品は、SiC-MOSFETチップを、ドライバソース端子を備えた4端子のTO-247-4パッケージに搭載することにより、これまで高速スイッチング時の課題だったソース端子での寄生インダクタンスを低減させてゲート電圧の低下を抑制。従来品と比べて、スイッチング損失を約30%低減させている。この低減によって放熱機器の小型・簡素化や、高キャリア周波数駆動によるリアクトルなどの周辺部品の小…


オプテックス シートシャッター開閉用センサー向けワイヤレス受信ユニット、倉庫・工場出入り口に安全対策

オプテックスは、工場や倉庫の入り口に使用するシートシャッター開閉用センサー向けワイヤレス受信ユニット「LINK-BT1」を、11月中旬から発売。シャッターの開閉を行うセンサーから、シャッターに近づく車両や人を検出した信号をワイヤレス受信ユニットで受信し、報知器などを起動させて周囲への注意喚起が可能となる。 同社のシートシャッター開閉用センサーは、開閉用以外にもシャッター周りの安全確保に活用できる接近警告ゾーンを備え、シャッターが開く前にいち早く接近の事前検出が行える。この検出信号を、BLE通信を使用してLINK-BT1が受信し、接続した回転灯や音声などの報知器を動作させることができる。最大30…


IDEC 新リレーモジュール、自己診断&結果出力可能

多数の入力機器も接続OK IDECは、マイコンの搭載による自己診断と、その結果を出力できる安全リレーモジュール「HR6S形」を、11月16日からグローバルで発売する。 安全リレーモジュールは入力機器からの信号を受けて、システムに異常がなく安全を確認できた場合に出力機器に信号を送り機械を運転させる機器で、異常があった際には出力をオフにするが、これまではどのような問題があるのか詳細はわからなかった。 新製品は、マイコンによる診断を行うことで、短絡箇所や同期エラー、入力待ち状態など、約20のエラーやステータスを出力することが可能。安全システムや機械の故障などによる生産停止を防ぎ、予知保全に貢献するこ…


日立産機システム 産業用無線ルータ、振動・衝撃に対応

日立産機システムは、LTE通信に対応するアンテナ内蔵のコンパクトな産業用無線ルータ「CPTrans-MEW」を、12月から販売開始する。 産業用機械は、使用される場所が多岐にわたり、稼働時間も長く、厳しい使用条件が必要とされることが多くある。そのため新製品は、マイナス20〜プラス60℃の使用温度範囲と、産業機械の振動・衝撃に対応した設計で、産業現場や移動する装置・機械への組み込みに適している。 LTE通信および無線LAN用のアンテナを内蔵し、質量85グラムと軽量でコンパクトな手のひらサイズのため、既設の装置・機械や、フォークリフト、工事車両などの移動する機械にも設置することができる。 装置・機…


三菱電機 モータ診断機能付マルチモータコントローラ、電流信号で異常を自動検知

突発的な設備停止 未然に防止 三菱電機は、発電設備や産業プラントなどで使用される低圧三相モータの異常を故障前に自動検知する「三菱モータ診断機能付マルチモータコントローラ(電流診断方式)」を、11月1日に発売した。 新製品は、モータの運転・停止、保護、監視を集中管理する三菱低圧モータコントロールセンタ用マルチモータコントローラで、モータコントロールセンタが取得したモータの電流信号を解析することで異常を自動検知し、突発的な設備の停止を未然に防ぐことが可能。 機械系異常の検知にこれまで必要だった専用診断装置が不要となり、異常振動やミスアライメント(回転軸のずれ)などの機械系異常と、レヤショート(固定…


河村電器産業 プレトラックコンセント 一口タイプ品種追加

河村電器産業(愛知県瀬戸市)は、コンセントの隙間にたまったホコリと湿気が原因で起こるトラッキング火災を未然に防ぐ「プレトラックコンセント 一口タイプ」を発売した。 同社が開発したプレトラックコンセントは、独自の検出回路を搭載。トラッキング現象の初期段階を検知し、電源回路を遮断してブザー音とランプで知らせる。回路の遮断やブザー音がしたら、プラグを抜いて清掃するだけで、トラッキング現象による火災を未然に防ぐことができる。 従来2口タイプを発売しているが、トイレの温水便座だけに使用したり、商業店舗のトイレで、携帯充電の利用による盗電を防止したりするために一口タイプへの要望があり、今回発売することにし…


東洋電機 変圧器、欧州・北米の国際規格に1台で対応

東洋電機は、欧州と北米の国際規格に1台で対応するUL・EN規格認証変圧器「TVTシリーズ」を発売した。 同製品は、第三者認証機関(UL、テュフズードジャパン)で認証を受けた変圧器で、欧米地域のEN規格と北米地域のUL規格に1台で対応可能。定格容量は6種類の中から、一次電圧は200V系が5種類の中から、400V系が6種類の中から選べる。 結線は、一次がスター結線、二次がスター結線(中性点付き)。標準付属品は、銘板、接地端子、吊り金具、危険表示ラベル、混触防止板など。


Moxa 1台で複数OS可、3Uラックマウントコンピュータ登場

台湾・Moxaは、変電所の自動化システム構築に向けて、PRP/HSR接続を備えた高性能コンピュータ「DA-820Cシリーズ」を発表した。 新製品は、ファンレス設計の19インチ3Uラックマウントコンピュータで、第7世代Intel Xeon、またはIntel Core i7/i5/i3を搭載。複数のオペレーティングシステムをサポートする仮想マシンが実行できるCPUを搭載しているため、同製品1台のみで複数のOSを実行することができる。 PRP/HSR、IRIG-B、シリアル通信、およびスマートグリッドアプリケーションに必要なギガビットイーサネットファイバSFP接続を可能にする複数の拡張インターフェー…


横河電機、医薬品・医療機器業界向け 環境モニタリングシステム

業界規制の対応とリスク分散を両立 横河電機は、医薬品・医療機器業界向けに、環境モニタリングシステム「OpreX Environmental Monitoring System」を開発、10月23日に発売した。 新製品は、温度・湿度・室間差圧等の環境データを、同社のペーパレスレコーダを分散設置して記録・管理するデータ収集記録システム。ペーパレスレコーダ、データサーバ、監視PCで構成されている。 ユーザ管理、記録データファイルの書き込みや削除防止、ファイルの改ざん防止、監査証跡、時刻同期、バックアップ・リストア、アーカイブ・リトリーブなどの機能を備え、米国医薬品局FDAの21 CFR Part11…