村田×帝人 抗菌圧電繊維を開発、合弁会社も設立

村田製作所と帝人フロンティア(大阪市北区)は、世界初の力が加わることで電気エネルギーを生み出し抗菌性能を発揮する圧電繊維「PIECLEX(ピエクレックス)」を共同開発した。   PIECLEXは、村田製作所の圧電技術と、帝人フロンティアの繊維技術を組み合わせ、人が動く力などを電気エネルギーに変換し、抗菌性能を発揮するという新たなエネルギー活用技術。   PIECLEXの原料は植物由来のポリ乳酸で、薬剤や有機溶剤を使用しないことから地球環境保護にも貢献する。   2020年度から生産・販売を開始し、スポーツウェアやインナーウエアなどの衣料製品をはじめ、フィルタや衛生材などの産業資材用途まで幅広く…


三菱電機 パワー半導体新製品、サンプル提供開始

三菱電機は、車載充電器や太陽光発電などの高電圧での電力変換を必要とする電源システム向けに、パワー半導体の新製品「SiC-MOSFET 1200V-Nシリーズ」6品種のサンプルを7月から提供開始する。 近年、省エネや環境保護の観点から、電力損失の大幅低減が可能なSiCパワー半導体への期待が高まっている。 新製品は、新開発のSiC-MOSFETを搭載することで、低オン抵抗と低スイッチング損失を両立し、業界最高水準という性能指数を実現。従来のSi-IGBT品と比較して、電力損失を約85%低減している。 また、一般的なSiC-MOSFETの課題である誤動作耐量を、他社同等品比で約14倍改善。高速スイッ…


日本モレックス 電線対電線用コネクター、極性キーで誤嵌合防止

日本モレックスは、極性キー機能と豊富なカラーバリエーションによって誤嵌合を防止する「CP−4.5電線対電線用コネクター」を発表した。   新製品は、誤嵌合の際にはハウジングリブに備わる極性キー機能によって、リセプタクルとプラグが嵌合できない仕組みとなっており、さらに色分けされたハウジングによって嵌合の組み合わせを識別でき、同色でないと嵌合できなくなっている。   また、ハウジングに搭載のポジティブロック機能によって、クリック音で嵌合を確認することが可能。ハウジング両端をサポートし、ワイヤーの挟み込みを防止するインテグラルビームや、製品点数の削減や在庫管理を簡素化するジェンダーレス圧着端子などが…


東京エレクトロンデバイス AI活用し予知保全

東京エレクトロンデバイス(横浜市神奈川区)は、AIを活用した予知保全プラットフォーム「CX-D」を開発し、6月16日から販売開始した。   近年、設備の状態監視にAIなどのデータ活用を検討する企業が増えているが、システムを自社で開発し構築、運用することは、技術やコスト、時間の負担などが大きく、導入する企業が多くないというのが現状となっている。   CX-Dは、予知保全に必要な機能をシステムとして一つにまとめ、工場で設備の監視を容易に実現することが可能。PLCやセンサからのデータ収集、可視化、変化監視、状態診断、通知などを行うための汎用的な機能を実装しているため、開発やシステム構築の負担を削減す…


ロックウェル オートメーション 食品・飲料業界向け、小型リニア搬送システム発表

包装機械の柔軟・効率性向上 ロックウェル オートメーション ジャパン(東京都中央区)は、食品・飲料業界向け「iTRAK 5730小型リニア搬送システム」を5月29日に発表した。 新製品は、拡張性の高いモジュール式のシステムで、独立型カートテクノロジを用いており、従来のギアやチェーン、ベルトコンベアと比べて、機械の柔軟性やトレーサビリティ、稼働時間の向上といった利点がある。磁気による推進力を利用することで、個別に制御できるカートの正確で早い始動・停止ができ、機械の摩耗を低減、エネルギー効率の向上も可能となる。   また、HMIのボタンを押すだけで実行できる事前構成済み動作ファイルにより、素早い切…


安川電機 新型半導体ウエハ搬送用ロボ、高精度・低振動を実現

ダイレクトドライブモータ採用 安川電機は、半導体ウエハ搬送用クリーンロボットの新たなラインアップとして、ダイレクトドライブモータを採用した「SEMISTAR-GEKKO MD124D」と、クリーンロボット用標準コントローラ「SR200」を販売開始した。   近年、半導体の技術革新は製造プロセスにおけるナノメートルレベルの微細化技術や、多層化技術によって成り立っており、この進化に貢献するウエハ搬送用のクリーンロボットが求められている。   新クリーンロボットは、アームに減速機を必要としない同社のACサーボモータ「Σ-7シリーズ」のダイレクトドライブモータを搭載しており、これにより高精度・低振動を…


新和工業 サーモグラフィカメラ、簡単操作で導入容易

新和工業(神戸市中央区)は、簡単な操作で導入が容易にできるサーモグラフィカメラシステム「SWS-5000J」を発売した。納入開始は2020年8月から。標準価格は78万円。 新製品は、サーモグラフィカメラと専用コントローラを接続するだけですぐに使用を開始できる。操作も専用のコントローラとキーボードを使って使用用途指示通りに行うだけと簡単。   異常温度検知時には、アラート/マーキング/温度を表示して外部インターフェイスに出力でき、3つの画面モード(サーモ/モノクロ/アニメーション)に切り替えできる。また、カメラ検知温度と実体温との補正が容易に行えるほか、検出エリア設定機能で誤検知を防止できる。さ…


村田製作所 作業者安全モニタリングシステム、セルラーLPWAモデル登場

村田製作所は、ヘルメット取り付け型センサデバイスを用いた「作業者安全モニタリングシステム」のセルラーLPWAモデルを新たに開発した。   同システムは、ヘルメットに装着されたセンサデバイスによって、作業者の生体情報と周囲の環境情報を計測し、作業者の安全を遠隔から監視できるシステムとして、Sub-GHz帯特定小電力無線モデルが2019年から発売されている。   新製品は、作業現場にゲートウェイや中継器の設置が不要となり、公衆通信網(基地局)を活用して作業者の情報を直接クラウドに収集できるセルラーLPWAモデル。電設工事作業など毎日訪問する現場が変わる場合や、広範囲で作業が行われる場合などに適して…


ユーシン精機 パレタイジングロボ開発、物流現場に最適

ユーシン精機は、梱包や物流現場に最適な省スペースパレタイジングロボット「PA」シリーズを開発し、6月3日から販売開始した。   新製品は、直交型ロボットのメリットを生かした設置スペースの小型化と、周囲に配置される支柱が少ない片持ち構造によって、限られたスペースを有効活用することが可能。操作は、感覚的にわかりやすいタッチパネルで簡単に行うことができる。最適なロボットハンドの設計や迅速な生産ラインの立ち上げ、メンテナンスなども提供。   種類は、可搬重量20キログラムに対応の「PA-20」と、40キログラム対応の「PA-40」の2機種をラインアップ。


三菱電機「人と協調するAI」開発、生産・物流現場の作業効率化

三菱電機は、AIによって、人が操作しているような自然な動作を機械が実現し、生産・物流現場での作業効率を向上させる「人と協調するAI」を開発した。   同技術は、同社のAI技術「Maisart(マイサート)」の1つである逆強化学習を活用しており、「道を譲る」などの人が行った協調動作の操作データを収集し、シミュレーター上で模倣学習することで、人が操作しているかのような自然な動作を実現する。 例えば、これまではAGVが前からやってきたフォークリフトを検出し停止した場合、フォークリフトは左折したいのに、AGVが停止したため邪魔で進めないなど、作業効率が低下する状況があったが、「人と協調するAI」をAG…