混沌時代の販売情報力 メディアを活用して仮説立てる

製造や業務の現場で何が行われているのか、何が行われようとしているのか、販売員はそれらの情報を探って売り上げアップにつなげようとして顧客や見込客を訪問する。情報を入手するためには仮説を持っていなければ、うまく運ばない。仮説は販売員が顧客から直接入手した直接情報と、机上で学習した間接情報から生まれる。販売員は顧客と面談し様々な話題に触れ、顧客の色々な情報を耳にしている。そして時間とともに自然と顧客の製造現場や業務現場の知識が身についてくる。それが現場経験というものだ。 また、販売員は展示会、新聞・雑誌を見たりセミナーや営業教育訓練などによって自分達の顧客や業界・市場に関することを知るようになる。こ…


分岐点

「管理職 仕事ふやすの 得意です」 「叱らずに 育てた部下に 怒鳴られる」 「キレやすい 部下を替えたい LED」 「便座さえ オレに冷たい 会社内」 「総選挙 うちの会社も やってくれ!」 「オレ流を 通して職場 戦力外」 「オレの指 スマホも部下も 動かせず」。 会話に行き詰まったときのサラリーマン川柳。第一生命の第25回応募100句から職場に関する句を抽出してみた。川柳は人情の機微に軽みが加わって、思わず納得し笑みが生まれるものだが、今回の応募作品は表現が直截的で唸るものがない。明るさが漂うおかしさにも欠ける。 表現の変化は国際化の影響にある気がする。古来、日本人は謙虚さを旨とし、あいま…


分岐点

阪神・淡路大震災と東日本大震災を経験して、制御・部品商社の五感が一段と研ぎ澄まされた。自然災害などの緊急時に顧客の損害を最小限にとどめたいと、意識的に営業展開する商社が増え、顧客の生産現場だけでなく会社全体の安心・安全領域へ時流に合わせて踏み出している。 もちろん、FA制御機器・部品は疎かにせず、むしろ強化している。ただ、取扱品は増える一方である。監視カメラ、発電機、LED照明、蓄電池など節電・省エネ、さらに災害対策品へと広がっている。生産技術、資材購買に足繁く通う営業は、その足で総務を訪問し、慣れた提案営業をしている。 四方を海に囲まれている日本列島の改造は過去の「快適・便利」一辺倒から、「…


安全プログラムの標準化PLCopen 技術仕様書 Safety Software

<SF_SafelyLimitedSpeed> このファンクションブロックは、SafeStop2を実行するか、または許可された安全な制限速度より遅く移動するためのスイッチを有効にすることによってドライブ(アクター)システムを開始して、監視します。 正常な操作モードがアクティブでない場合にだけ、機能はアクティブにできます。一方、どんな機能性の安全機能もアクティブでなく、ガードのように他の手法によって確実にされなければなりません。 何らかの理由で、装置が要求された安全機能を確認しない(例えば監視時間の経過)ならば、FBの出力には故障状態の値が設定され、エラービットが立てられます。それは、ドライブへ…


分岐点

ベテラン技術者の海外流出が続いている。昔は、金曜日夜の韓国行き航空便は日本の技術者が大勢搭乗していた。韓国で仕事をして、日曜日夜に帰国する。現在は、定年退職者が中国などの新たな職場に就職し技術指導をしている。この流れは、日本の製造業が再興しない限り止まりそうにない。 十数年前のことである。60歳の定年までもう少しという気持ちを振り切って台湾に渡った技術者がいる。日本で培った技術力が認められて数千万円の生産設備の選択から導入の決裁まで行ってきた。所得も日本より増えた。現在も求められて顧問に就き指導している。 彼は1年に数回、新規設備購入のため日本にある機械メーカーを訪問し、打ち合わせをしていた。…


混沌時代の販売情報力黒川想介 現場での経験が営業感覚を磨く

営業職は経験がものを言う世界であることは間違いない。したがって販売員を評価する時に営業経験年数はひとつの目安となる。経験年数が長くなれば業界知識が増えて有利になる。これは他の職業にも同じことが言える。少し違う点は、営業は人間関係の濃いビジネスという点である。色々な人間関係を築いたり、良好な人間関係を保つにはやはり経験年数が必要になるというのが経験を評価する理由なのだ。昨今では営業の即戦力化を目指しマニュアルがつくられる。マニュアルは先人達の経験を生かした知恵が盛り込まれている。 そのようなマニュアルに沿った訓練を受けた販売員が営業の現場に立って活躍をする営業職がある。それらの営業職は判断する余…


分岐点

スマートコミュニティ構想は、従来の電力に風力、太陽光発電など新エネルギーを加えた供給側の系統電力と、エネルギーマネジメントシステム導入の工場、ビル、家庭、電気自動車など需要側を中央の情報制御HUBで連携・コントロールする地域社会である。 これは、現在の電力会社による中央制御一辺倒型から、中央制御と分散制御並立型への展開である。工場、ビル、家庭などは電力使用量が個別単位で可視化でき節電が期待できるほか、再生可能エネルギーの導入でCO2削減も促進される。世界的な潮流のようだ。 集中と分散の仕組みはFA部品・機器流通業界にも転用できるのではなかろうか。大震災から数カ月間、製造業の仮需が発生し、流通業…


分岐点

ソニーが認証型コンセントを開発した。電気利用者が能動的に電力の管理や制御を行う視点から、給電インフラのひとつであるコンセントに着目したという。工場はライン組み換えが行われるが、このコンセントに繋げるだけで生産機械や装置の使用場所、電力使用状況が分かるようになる。 確かに優れものであるが、分電盤も「電気の見える化」機能を備えることができるのではと、素人考えをした。住宅用分電盤はピークカット機能付き、産業用分電盤は電力モニター、表示機能付きもあるが端子台に制御機能を内蔵させて安全ブレーカー単位の電力監視を行えないかと思った。 分電盤に電気の見える機能を持たせても、分電盤そのものが隠れた所に設置され…


安全プログラムの標準化PLCopen 技術仕様書 Safety Software

<SF_TestableSafetySensor> このファンクションブロックは、安全センサ(例えば、タイプ2のESPE)の定期点検に使用できます。 ESPEと一緒に使用することによって、このファンクションブロックは、ESPEの保護区域で侵入をシミュレートし、最大応答時間を監視します。このテストの中では、危険な欠陥の検出が可能です。テスト中、ブロックの出力はミューティングします。 アクティブとなるテストがなく、そして安全センサの出力信号がオフならば、ファンクションブロックの出力も直ちにオフにします。リセットはエラーリセットのためだけに使われます(例えば、監視時間の超過)。 通常、このFBの出力…


分岐点

先週、震災対策技術展と振動技術展が開かれたので見学してきた。日経新聞夕刊の「人間発見」連載でボルトメーカーの社長の記事に興味を持っていたところ、その会社が出展していると知ったからである。記事は確か、寺院を訪問したときに見た、くさびを打ち込む工法からヒントを得たと書かれていた。 出展ブースを見て、5、6年前を思い出した。知人がこの製品の良さを真剣に説明したので、本紙でも記事にした記憶が蘇った。そのときは、参考までにサンプルを取り寄せデータセンターの配線工事者に渡して感想を聞いたところ、性能が良く使いたいが高いので止めたというので、それ以来忘れていた。 ネジが緩まなければ定期点検の手間が省ける。ネ…