安全プログラムの標準化PLCopen 技術仕様書 Safety Software

2.4.PLCopenファンクションブロックの説明 <SF_ModeSelector> SF_ModeSelectorは、異なる安全関連オペレーションモードを区別する最大8つのポジションがあるモードセレクタスイッチを扱います。このFBは基本的に、1つのモードだけが事前に選択され、そのスイッチを監視します。 ポジションの信号が何らかの理由で確定的でないなら(例えば、2点以上のSAFEBOOLの入力ビットは、MonitoringTimeよりも長い時間でHIGHになる場合)、出力はフェールセーフの状態値(モード選択なし)に設定されます。 制御ビットによっては、出力信号は、すぐにアクティブになるか、ま…


分岐点

知人がボランティアでカンナを全国に広めている。広島、長崎の小学校の校庭で子供たちと一緒に株を植えている。その株が1年後に花を咲かせる。成長した株を分割し、また別の土地に出かけて植えつける。今年は、東日本大震災で被災した県にまで足を伸ばしている。 彼女の話では、広島に原爆が投下されて38日目に真っ先に咲いたのがカンナだったそうだ。被爆地の人々はその花を見て、生きる勇気を取り戻したと聞き、「カンナを平和のバトンに、世界中の人の心に平和の花を咲かせよう」と決心した。カンナの花言葉「堅実な未来、情熱、永続」そのままに。 ある会社の経営者は「我々製造業が被災地の復旧復興に協力できるのは、良い物を安く早く…


商品技術より情報収集技術 混沌時代の販売情報力

営業技術という言葉がある。営業といえば商いであって、商う人は商人である。技術といえば何事かをする際の方法や手段があって、それらを行う技のことである。わざを使ってもの作りをする人は職人である。営業と技術をくっ付けた営業技術という言葉を文字通り解釈すれば、商いのわざということになり、営業技術員は商いに長けた人ということになる。しかし電気部品や制御コンポを扱う業界では「私は営業技術です」と自己紹介する人は、私は営業というわざをもっている人ですと言っているわけではない。むしろ営業ではなく、わざを使ってもの作りをする技術者に近い仕事をする人ですと言っているように聞こえる。 江戸時代の序列である士農工商と…


分岐点

テレビを点けたら、PLC(プログラマブルロジックコントロール)という言葉が耳に入ってきた。その単語に惹かれNHK放映のドキュメンタリーWAVE「21世紀のサイバー攻撃の恐怖」に見入った。 核施設の遠心分離器に使われているPLCがサイバー攻撃され、プログラムが書き換えられた。モータの回転速度を上げ施設を破壊する狙いである。「Stuxnet」ウイルスによるものだが、もはや「情報を盗む」から「攻撃する」武器に化身したようだ。 米国が今年7月に発表のサイバー戦略計画書では、サイバーは陸海空に次ぐ第4の戦力と見なしている。すでに30カ国以上でサイバー部隊が配置されているという。サイバー戦争は空間上の見え…


分岐点

紅葉狩りの時期が過ぎ、銀杏並木もめっきり寂しくなった代わりに、イルミネーションが灯り、別の楽しみを味わえる季節が訪れた。同じ状況がいつまでも続くことは、飽きさせてしまうのだろうか、それとも変化を求める習性からなのだろうか、絶えず変転を受け入れてきた。 ユーロ圏の金融不安、米国の財政赤字の影響を受けて、他国も経済成長が鈍化している。GDPに対する製品輸出比率の高い国は、欧米の金融動向に経済が大きく左右されることは、リーマンショックで実証済みである。現在、GDPに対して製品輸出比率が高い国は、香港、シンガポール、マレーシア、ベトナム、韓国の順である。 日本は11%、中国は24%で数字上は低い。が、…


混沌時代の販売情報力 相手を認めることで良好な人間関係築ける 黒川想介

学生の時代に新学期が始まって知らない他人同士が一堂に会すると、まず隣の人に、どちらともなく声をかける。声をかけた方が相手のことを聞く。高校生だったら、自分の名前を名乗って、相手にどこの中学出身か、などと聞く。大学生だったら、どこの町や県出身か、などと聞く。相手はそれに答えてから「君はどこの出身か」と聞き返す。 何も考えないで知らない者同士がコミュニケーションをする場合には、先に声をかけた方が名乗って相手のことを聞くところから始まるのが自然である。 産業向け部品やコンポ業界の販売員の場合はどうであろうか。昨今の販売員が見込客へアプローチする場合を見てみると、自分が名乗った後に、たたみかけるように…


混沌時代の販売情報力 双方向コミュニケーションへ相手の仕事を話題に

人は本来、誰かとしゃべりたいのである。しゃべる相手が少なくなってくるとテレビに向かって話しかけるようになる。頭に浮かんだ情景とひとり言をするようになる。これらのことは一般的に年齢が高くなると起こる現象のように言われているが、年齢とは関係ない。年齢が高くなってくると無駄話をする相手が減ってくるため起こるのであって、それほど年齢が高くなくとも、人との接触の少ない人は往々にして、何かに話しかけたくなるのである。集まって社会を構成する。社会生活を営むうえで人と人とが互いの気持ちや考え方を伝えるコミュニケーションを欠かすことはできない。 子供の頃は誰彼なしに遊び、遊びのためにコミュニケーションをとってい…


分岐点

オリンピックは過酷な競技である。知識と技術力はもとより体力、集中力、スピードが要求されるのだから、一朝一夕ではとても身に付かない。技能五輪国際大会でメダルを獲得した選手、関係者の喜びを製造業に従事する人たちは我がことのように感じ、仕事に対する意欲を高めたのではなかろうか。 競技職種メカトロニクスは、製造・組立・検査からなる生産設備の設計、据付、プログラム開発、試運転、メンテナンスまでの能力を競う。機械工学、電子・電気工学、情報工学の幅広い知識と技術が求められるため、1チーム2人の編成である。今大会では日産自動車の川辺裕也選手と三品英則選手が金メダルを獲得した。 競技時間も長い。例えば、協和エク…


分岐点

16日からFA機器・システム最大の展示会SCFが開幕する。日米欧にアジアを加えた「ものづくり技術」の競演に、大学、高専が研究成果で華を添える。隣の会場では「計測展2011TOKYO」などが開催される。よほどスマートに見学しないと見落として後悔しそうである。 スマートといえば、「コミュニティ」「グリッド」「ファクトリーオートメーション」と冠にした言葉が流行っている。広辞苑には「身なりが整っている粋なさま、気の利いたさま、颯爽」とある。英語辞典では「頭の良い、賢い」と記されている。「粋な」を採りたいが、英語辞典に軍配があがりそうである。 先週のロボット展は、器用さと速さを競っていた。多種類混在する…


分岐点

先日、ドイツから帰国した知人は「欧州では反格差デモが吹き荒れている。日本にそのような事態が起こらないのは、日本は曇りガラスの壁に囲まれ、良くも悪くも外部から遮断されているため」と話していた。そして、野田首相も風を読めていないと付け加える。 「風」の言葉で、小倉昌男ヤマト運輸元社長の著書「経営学」の一節を思い出した。昭和20年代は1次産業、30年代が2次産業、40年代3次産業、50年代消費者、60年代生活者と10年区切りで時流を読み、現代(1999年出版)はボーダレス時代と著している。 その区切りを別の見方に変えると昭和20年代~40年代は「造って売る側」の時代、50年代~60年代が「買って使う…