製造業向けロボット世界市場予測、25年 2.3兆円規模へ

新型コロナで見えた人手作業リスク 自動化さらに加速 労働力不足と自動化は世界の潮流となっており、製造業におけるロボット活用は今後も拡大が見込まれている。富士経済の調査によると、2025年には現在の2.2倍となる2兆2727億円まで拡大すると見込まれている。 20年は新型コロナウイルスの世界的な感染拡大によってブレーキがかかりそうだが、逆に人手作業のリスクが顕在化したことで、ロボット化・自動化が加速しそうだ。   19年の世界のロボット市場は、米中貿易摩擦の長期化による設備投資の抑制やスマートフォン需要の一服感、半導体不況によって成長は鈍化。前年比9.2%減の1兆174億円だった。 用…


工場新設・増設情報 5月第4週 東レ、横浜冷凍、アクティブファーマ、愛知製鋼、旭化成

▶︎東レ 電動化車両(xEV)市場の拡大を背景とした車載コンデンサ用フィルムの需要拡大に対応するため、土浦工場(茨城県土浦市)に生産設備を増設し、二軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)「トレファン」の生産を増強する。 トレファンはプラスチックフィルムの中でも軽く、強靱性・電気特性・機械的特性に優れており、コンデンサ用は家電・IT機器向け電子部品のほか、xEVのモーターを駆動させるパワーコントロールユニットのインバーター回路に使用されている。 稼働開始は2022年を予定、生産能力は現行比1.6倍にする。   ▶︎横浜冷凍 横浜市神奈川区に「横浜みらいHRD・横浜みらいサテライト」が完…


国際ロボット連盟会長にゲリー氏就任

国際ロボット連盟(IFR)は、新会長にシュンクアメリカのミルトン・ゲリー氏、副会長にKUKAロボティクスのクラウス・ケーニッヒ氏が就任した。 ゲリー氏は、2007年からシュンクアメリカの社長となり、北米のロボット産業協会(RIA)の理事会メンバーにも名を連ねている。ケーニッヒ氏は、KUKAロボティクスCEOを務めている。


日本ロボット工業会 小笠原氏が新会長に

日本ロボット工業会は、新会長に安川電機の小笠原浩社長を選出した。 副会長はファナックの稲葉善治会長、パナソニックスマートファクトリーソリューションズの青田広幸会長兼最高経営責任者(CEO)、スター精機の塩谷国明社長、三明機工の久保田和雄社長の4人が務める。


富士経済 製造業向けロボットの世界市場、19年は前年比9.8%減、25年は19年比2.2倍に

富士経済は、製造業向けロボットの世界市場を調査し、2019年は1兆174億円で前年比9.8%減と発表した。 19年は米中貿易摩擦による設備投資の抑制やスマートフォン需要の停滞、半導体不況などにより市場は縮小。今後はスマートファクトリー化の進展、5G普及によるスマートフォンや半導体需要の高まり、次世代自動車や自動運転車の普及による生産ラインの刷新などによって市場は拡大するとみられ、25年は2兆2727億円で、19年比2.2倍まで拡大すると予測。   注目市場のヒト協調ロボットは、19年は590億円で前年比1.7%増に留まったが、25年には2653億円で19年比4.5倍に拡大する見込み。…


JEMA 19年産業用汎用電気機器 出荷額8078億円、2年連続前年比減

日本電機工業会(JEMA)は、産業用汎用電気機器の2019年度出荷実績を発表、出荷額合計は8078億円で前年比7.6%減となり、2年連続の前年比減少となった。 米中貿易摩擦の影響を受け、中国を中心にアジア設備投資の停滞が継続し、輸出を中心に18年度の高水準と比較すると低調な結果となった。 回転・駆動機器の出荷額は、2812億円(15.7%減)で2年連続の減少。三相誘導電動機(75kW以下)は、4年ぶりの減少となった。サーボモータ(アンプを含む)は、半導体やFPD(液晶、有機EL)製造装置向けの低調により、2年連続の減少。 配電・制御機器は、3556億円(4.6%減)で、2年連続の減少。標準変圧…


GII 市場リポート 倉庫オートメーション展望、23年 460億ドル規模に

自動倉庫の設置増加でサービス・保守伸長 グローバルインフォメーションが取り扱うInteract Analysisの市場レポート「倉庫オートメーション市場の展望:2019年」によると、世界の倉庫オートメーションの市場は予測期間中12.6%のCAGRで推移し、2023年には460億ドルの規模に成長すると予測されている。 APACが市場をリードして業界平均を上回る13.7%のCAGRで成長するが、20年から21年は短期的に低下するだろうとしている。 トレンドとしては、アマゾンやアリババ、JD.comなどが自動倉庫設備に投資しているため、一般商品領域は業界最大の業種として13.4%のCAGRで伸びてい…


工場新設・増設情報 5月第3週 アイリスオーヤマ、三井化学、エア・ウォーター、イビデンなど

▶︎アイリスオーヤマ 6月に稼働予定だった宮城県角田工場のマスク生産能力を、当初の月産6000万枚から1億5000万枚に増強するため、新たに設備投資を行う。政府からのさらなる要請を受けたもので、「国内投資促進事業費補助金」を活用し、月産1億5000万枚の生産体制を新たに構築する。 また、中国におけるマスクの重要資材である不織布の価格高騰による影響も考慮し、同工場内に資材製造設備も新たに導入して内製化率を高め、中国一国に依存する供給体制を見直すとしている。 稼働時期は7月を予定、投資総額は約30億円。新規雇用人数は100人。   ▶︎三井化学 スマートフォンカメラの多眼化により、需要が…


日工会まとめ「19年度工作機械受注額」前年度比34.9%減、10年ぶり1兆1000億円下回る

日本工作機械工業会(日工会)がまとめた2019年度(19年4月〜20年3月)の工作機械受注額は、前年度比34.9%減の1兆995億円と2年連続の減少となり、10年ぶりに1兆1千億円を下回った。 主力需要業種の一般機械、自動車、電気機械、精密機械が30%超の大幅減少となった。 内需は同36.5%減の4466億円、外需は同33.8%減の6529億円。このうち中国向けは同40.0%減の1420億円となっている。 日工会では19年(19年1月〜12月)の受注見通しを当初1兆6000億円としていたが、19年9月に1兆2500億円に下方修正していた。 工作機械過去最高出荷額は、18年の1兆8157億円で、…


展示会 軒並み中止・延期へ、新型コロナの影響大

  9月以降も予断許さぬ状況 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、国内だけでなく世界中で製造業関連のイベントが延期・中止となっている。 特に国内は東京オリンピック・パラリンピック延期の関係で東京ビッグサイトと幕張メッセの利用制限が延長となる見込みで、当初予定から大幅に変わっている。 主なイベントの動向をまとめた。   20年の夏秋開催の展示会・イベントは、東京オリンピック・パラリンピック開催を受けて東京会場が不足していたことから、大阪や名古屋での開催予定が多かったが、それらが軒並み影響を受けた格好だ。 またオリンピック閉幕後の12月に予定していたJIMTOFやSEMICO…