人手不足解消に向けた企業の意識調査、「賃金水準の引き上げ」がトップに

現在、就業者の増加傾向が続く一方で、2018年度の有効求人倍率は45年ぶりの高水準となるなど、労働需給のひっ迫度は増している。また、限られた人材の獲得に向けて企業間の競争が激化する一方で、求職者にとっては就業機会の拡大や賃金の上昇など明るい材料として捉えられる。 こうしたなかで、人手不足による人件費の上昇が企業の収益環境に大きく影響するなか、人材の確保や生産性の向上など、人手不足の解消に向けた取り組みは企業の喫緊の課題となっている。 そこで、帝国データバンクは、人手不足の解消に関する企業の見解について調査を行なった。 調査期間は2019年8月19日〜31日、調査対象は全国2万3638社で、有効…


ドコモ×オムロン×ノキア 5Gで共同実験、製造業の課題解決へスクラム

NTTドコモ、ノキアグループ、オムロンの3社は、工場などの製造現場への5G(第5世代移動通信)方式を活用した共同実証実験を実施することになった。実証実験を通じて、高速・大容量、低遅延、同時多接続といった5Gの有用性と可能性を共同で評価し、製造業が直面する課題の解決と、将来の製造現場で求められる通信技術の発展を目指す。 ドコモは5G装置を活用した実証実験の実施に関わる技術的知見の提供、ノキアは5G基地局を含むプラットフォームやノキアベル研究所の先端技術の提供、オムロンはFA機器、および制御技術や製造業における知見、自社工場での実験環境提供を行う。実証実験は、オムロンの草津工場(滋賀県)でレイアウ…


HMS調査 製造業の5G対応、半数が肯定的回答

産業用通信とIIoTソリューションを手がけるスウェーデン・HMSインダストリアルネットワークス社は、5Gの製造業での対応で業界専門家50人へ2019年春に調査を実施した。 その結果、半数以上(54%)が、設備のリモートモニタリングやリモート操作にワイヤレス通信ソリューションを使用し、3分の1(34%)が社内のさまざまなIIoTでワイヤレス通信を使用していると回答した。 また、半数(48%)が、製造業における5Gについて明らかに肯定的で、その多くが現在使用されているケーブルや信頼性の低いWi-Fi、多くの産業用通信規格が5Gテクノロジーに取って代わるであろうことを高く評価している。 さらに、回答…


「関西 スマートエネルギーWeek」9月25日~27日 インテックス大阪、国内外の最新技術を体感!

2019年9月25日(水)~27日(金) 会場:インテックス大阪 5展同時開催、320社が出展 新エネルギー業界の国際展示会「[関西]スマートエネルギーWeek 2019」(主催=リード エグジビション ジャパン)が、9月25日(水)~27日(金)の3日間、インテックス大阪で開催される。 太陽光、蓄電池、バイオマス、火力、電力向けITソリューションなど関連5分野で構成。業界のリーディングカンパニーによるセミナーも多数実施される。 開場時間は10時~17時、入場料は5000円(Web事前申し込み、招待券持参者は無料)。   スマートエネルギーWeekは、省・創・蓄エネに加え、スマートシ…


5Gが広げる生産ラインの未来、デジタルジョブショップへ「柔軟な方式」

スマートファクトリーは「最適な生産を行う工場」といわれる。「早い・安い(低コスト)・うまい(品質良い)」は、どの生産現場も目指すべき「最適」。それを実現するための要素として欠かせないのが高速無線通信インフラ「5G」だ。5Gは製造現場によりフレキシブルさをもたらすと期待されている。 自動車や電子機器といったこれまでの組立製造業は、コンベヤに部品を流し、順番に組み立てていく生産ライン方式が主流。近年はライン工に代わってロボットや自動機が組み立てを担当するケースも増えている。 製造方法は、基本的には順送りのみの1パターン。平時はスムーズに流れて効率は良いが、時間がかかる作業の前後でワークが遅滞したり…


ポリテクセンター関西「ORiNセミナー」を10月29日に開催

ロボットを始めとした各種FA機器やデータベースなどの標準的なインターフェースを提供するミドルウエア「ORiN」の普及に向け、ポリテクセンター関西は「ORiNセミナー」を、10月29~30の両日開催する。 セミナーでは、オープン通信インターフェース「ORiN」の概要や活用事例、VBAを用いた生産設備の情報収集技術を学ぶ。 時間は9時15分~16時。場所は大阪府摂津市三島1-2-1、関西職業能力開発促進センター。 受講料は1万6000円。


ADL「自律マシンに関するレポート」、農業分野への広がり期待

アーサー・ディ・リトルは、自律運転車に対するレポート「Autonomous Machines in the fast lane?」をまとめ、公道で使用しないオフハイウェイ部門の自律マシンについて、その動向について解説している。 自律マシンは、オペレーターをまったく必要としないレベル3・レベル4の車両にのみ適用され、コンポーネントとしてLiDARなど3D知覚センサ、GNSS等が重要となるとしている。現状、農業と建設ではオペレータ支援システムを搭載したレベル2の機械が使われているが、まだレベル3の車両は数が限られている。多くの事例では運用コストがとても高いのが難点だが、自動車産業の研究開発が活発な…


工場新設・増設情報 9月第3週 アプライド、帝人、NISSHA、加賀電子

【国内】 ▶︎アプライド 研究開発と業務ソフト用途のコンピューター製造を行う、アプライド製造工場(福岡県博多区)の事業規模拡大を目的に工場を増床、8月30日に完了した。 大学や研究機関におけるAI・深層学習研究や、製造業の省力化・時短ニーズの高まりを背景とした、専門分野へのハイパフォーマンスコンピューティングの重要性が増しているため、今回、生産能力を強化。増床により、従来比3割増産の体制となる見込み。   【海外】 ▶︎帝人 ASEAN地域における樹脂製品への多様なニーズに応えるため、テイジン・コーポレーション(タイランド)社の敷地内にアセアンコンパウンド工場とテクニカルセンターを新…


経産省 2020年度予算概算要求、産業技術関係に7799億円

Society5.0実現へ基盤整備 経産省は2020年度予算の概算要求を発表した。総額1兆4292億円のうち、産業技術関係予算には7799億円を計上。イノベーションエコシステムの構築とSociety5.0の実現、社会課題の解決に向けた技術開発に対して重点的に投資していく方針を示した。   スタートアップ支援や国際標準化、海外連携を促進 イノベーションエコシステムの構築については、①未来に向けた投資としてシーズ開拓とスタートアップ育成をはじめ、②産学や海外との連携などの柔軟なオープンイノベーションの仕組み構築、③国際標準化などイノベーションを支える基盤の整備に力を注ぐ。 ①ではシーズと…


ファナック・日立製作所・NTTドコモ 5G活用 共同検討へ、製造現場の高度化目指す

ファナック、日立製作所、NTTドコモの3社は、5G(第5世代移動通信方式)を活用した製造現場の高度化に向けて共同検討を開始する。 3社は、工場・プラント内の完全無線通信化を目指し、共同検討の第一弾として、ファナックの本社工場(山梨県忍野村)と日立の大みか事業所(茨城県日立市)で、5Gの電波伝搬測定および伝送実験を行う。 ファナック本社工場では、産業機器(CNC、ロボット、工作機械、センサなど)の5G接続および無線制御の検証を行い、日立大みか事業所では、制御ネットワークへの適用性検討や高精細映像のリアルタイム共有などによる遠隔保守作業支援の検証を行うなど、製造現場のさまざまな環境で、5Gの有用性…