工場新設・増設情報 12月第1週

【日本国内】 ▼雪印メグミルク 中部地区にある2工場のうち、効率的な生産体制の構築を行うため豊橋工場(愛知県豊川市)の製造棟屋を拡張し、2020年3月末をめどに名古屋工場での生産を終了することを発表。現在LLクリーム・LLデザートを生産している豊橋工場にチルド牛乳・乳飲料の生産に関わる設備投資を実施し、生産機能の集約による経営資源の集中と高い生産性の実現を図る。 工事着工は19年3月、新棟稼働開始は20年4月予定、投資額は約40億円。   ▼ソディック 加賀事業所内(石川県加賀市)に建設していた「マルチファクトリー」が、11月27日に竣工した。事業環境や市場動向の変化、各種機械の受注…


「Vision Zero」日本でも本格推進、人、モノ、環境 協調し安全確保

労働災害の撲滅に向けた「Vision Zero」の取り組みが日本でも始まった。 欧州で提唱されている「Vision Zero」の考え方は、工場などでの作業安全確保に向けて、いままでの機械安全対策、機能安全対策の次に取り組むべき協調安全対策の推進が骨子になっている。 機械的や電子的な安全対策に加え、人とモノ(機械)と環境がバランスよく連携協調することで、安全を確保していこういうもの。 協調安全レベル(CSL)が4段階に分かれて定義されているが、人、モノ、環境それぞれの要件をこれから定めていくことになってる。   工場などの作業現場ではロボットの稼働数が増加しており、安全柵で囲っていない…


日本最大のディスプレイ産業展「液晶・有機EL・センサ技術展(ファインテック ジャパン)」 12月5日~7日 幕張メッセで開催

電子ディスプレイ、有機エレクトロニクス、IoT関連技術 勢ぞろい 日本最大級のディスプレイ産業展「第28回液晶・有機EL・センサ技術展(ファインテック ジャパン)」(主催=リード エグジビション ジャパン)が、12月5日(水)~7日(金)の3日間、幕張メッセで開催される。 開場時間は10時~18時(最終日は17時まで)、入場料は5000円(Webでの事前登録者、招待券持参者は無料)。 期間中は「高機能素材Week」と「Photonix 2018」が同時開催され、相互入場が可能。同時開催展にも多くのディスプレイ技術が出展される。   薄型テレビやスマートフォンをはじめ、急成長を続けてい…


IDC、日本と中国における産業用ロボット利用動向調査、日本ではファナックと安川電機が認知度上位

日本と中国における、産業用ロボットの利用動向に関する調査結果が発表された。 IDC Japanが実施した調査によると、産業用ロボットサプライヤーで最初に思い浮かぶ企業は、日本ではファナックが最も認知度が高く、次に安川電機と続き、中国では21.7%の回答者がABBを挙げ、国内サプライヤーではパナソニックが上位に入る結果となった。   日本では1970年以降、自動車や電機電子部品の製造現場を中心に、ファナックや安川電機の産業用ロボットが多く導入されているため、高い認知度を獲得。 一方中国では、ABBが90年以降に産業ロボットの現地生産から販売までを行うサプライチェーンを構築しており、双腕…


「ハノーバーメッセ2019」インダストリー4.0の進展提案

「統合化」「産業の知能化」推進 ハノーバーメッセを主催するドイツメッセと日本能率協会ドイツメッセ日本代表部は11月13日、19年4月1日から5日にかけてドイツ・ハノーバーで行われる「ハノーバーメッセ2019」の見どころを紹介した。 ハノーバーメッセは、毎年4月にドイツ・ハノーバー市のハノーバー国際見本市会場で行われる国際産業見本市。インダストリー4.0やデジタル化の最新トレンドと技術、製品がここから発表され、毎年、世界中から6500社以上が出展、22万人以上が来場する。製造業をはじめ産業に携わる人間にとって欠かせない一大イベントとして世界中で認識されている。 19年のテーマは「Integrat…


アキバエレショー盛況裡に終了、約1000人来場「魅力」再確認

アキバエレショーが、東京・アキバスクエアで11月9日開催され、約1000人が来場した。 今回が3回目になる同フェアは、東京・秋葉原地区の制御機器、電子部品、計測機器などの商社22社が出展会社を募り、64社が参加した。 秋葉原の電子部品商社、アール電子(東京都千代田区)が展示会事務局として運営に当たった。   世界の「アキバ」として知られている秋葉原であるが、市場や製品、販売方法などは年々変化し、こうした製品・部品の現物を一堂に会して見られる機会も減ってきている。秋葉原の魅力を、顧客や販売している商社の社員にも再認識する場として開いた。 開会式で松本年生社長は「この展示会は『秋葉原から…


「向殿安全賞」2企業、5個人を表彰 ものづくり安全を顕彰

機械安全への貢献者を表彰する「第4回向殿安全賞」(主管=セーフティグローバル推進機構)の受賞式が11月20日行われ、2企業と5人の個人に表彰状と記念品が授与された。 同賞は、日本のものづくり産業の安全、進歩・普及に貢献した明治大学向殿政男名誉教授の業績をたたえて設けられた。 今回受賞は、団体(企業)の部「功績賞」が、東芝機械技術・品質本部の「安全人材育成にセーフティアセッサ資格制度を活用、資格者は製品安全への取り組み展開に貢献」と、田代鉄工所の「セーフティアセッサ資格制度を活用と3D CADを活用した設計リスクアセスメントの推進で、顧客と製品の安全化に貢献」が選ばれた。   また、個…


最近よく聞くRPAって何だ? 製造業における活用法

コンピュータ操作を自動化 ここ数年、コールセンターや事務作業をはじめ、定型作業をソフトウエア型のロボットで代行するRPA(ロボティックプロセスオートメーション)が話題を集めている。 RPAの採用は主に金融や保険などが先行しているが、製造業でも有効に使えるものなのか?   RPAとは? RPAとは、これまで人が対応してきたコンピュータの操作をソフトウエア(ソフトウエア型ロボット)が代わりに行うことで効率化させるもの。例えば、発注担当者がこれを手入力で行っていたものを、その処理をすべてRPAツールで自動化する。 また、請求書処理について、これまで請求書データと発注データの突き合わせを経理…


工場新設・増設情報 11月第4週

【日本国内】 ▼デンソー山形 電動化などに伴うエレクトロニクス製品の生産拡大に対応するため、現在建設中の新工場(山形県西置賜郡)を約2倍に拡張する。新工場では、接近通報装置やブザーなどの音系製品の増産に加え、新たに車載用ECUの生産を行う。 拡張前の延床面積は5300平方メートル、Ⅰ期工場拡張後(19年3月完成予定)は1万900平方メートル、Ⅱ期工場拡張後は2万1300平方メートル。着工は19年4月、19年10月完成、2020年2月から順次生産を開始予定。投資額は20年までに約49億円を予定。   ▼SCREENホールディングス 2018年5月から進めていた彦根事業所内(滋賀県彦根市…


アザラシ型ロボット「パロ」 米国の医療保険メディケアで保険適用に

アザラシ型ロボット「パロ」が、米国の高齢者および障害者向けの公的医療保険制度である「メディケア」の保険適用となった。   パロは、産業技術総合研究所などが1993年から開発をはじめ、2013年に第9世代が発表されたメンタルコミットロボット。05年から日本での市販がはじまり、09年以降、欧米、アジア、オセアニア、中東の30カ国以上で順次販売され、5000体以上が活用されている。 今回のメディケアの保険適用は、米国において、認知症、パーキンソン病、PTSD、ガン、脳損傷などの患者が、うつ、不安、痛み等を診断され、その治療のためにパロ(米国仕様=神経学的セラピー用医療機器:クラスIIによる…