「iFactory」プロジェクト、異業種8社が連携 医薬品のオンデマンド生産実現へ

医薬品製造において、現在のバッチ型と連続合成法を組み合わせたモジュール型の製造設備「iFactory」の開発、普及させることに取り組んでいるプロジェクトに4月から新たに3社が加わり、「iFactory」として株式会社を設立した。 iFactoryは、システムキッチンのような汎用性の高いシステムファクトリーで、原料の変更や生産品目の変更に応じてユニットの種類や配置の製造ラインを再構成し、必要な製品を必要な分量だけ生産できる柔軟なオンデマンド商用生産の実現を目指している。 装置の再構成と配管の繋ぎ変えが容易にできることに加え、固体と液体の混合物の反応・精製や固体の乾燥など、固体の単位操作も可能なこ…


特許庁19年度知財功労賞 三菱が経産大臣表彰、意匠権推進を評価

三菱電機は、特許庁の2019年度「知財功労賞」で経済産業大臣表彰の「知的財産権制度活用優良企業等表彰」を初めて受賞した。 同社は全社的な推進・事業戦略へ、社内に「知的財産センター」を設置し、他社への牽制、模倣品対策などへの効果が高い意匠権を国内外で積極的に取得。2017年の意匠登録件数および特許登録件数がともに国内第1位、ハーグ協定を利用した国際意匠出願件数が世界第 11位(国内企業としては第1位)を獲得している。 意匠権を、FA機器で安全性、操作性、作業性を兼ね備えたシーケンサ「MELSEC iQ-R/Fシリーズ」をはじめ、ユニバーサルデザインのエレベーター、路面に誘導案内や注意表示をするラ…


JEMA 19年度電機工業技術功績者、2社に最優秀賞

日本電機工業会(JEMA、柵山正樹会長)は、2019年度電機工業技術功績者の受賞者を発表した。 電機工業技術の進歩発展に貢献した会員企業の技術者の功績をたたえる同賞は今回で68回目。 今回は最優秀賞2件6人、優秀賞3件8人、優良賞17件45人、奨励賞56件146人の78件205人が受賞。また、委員会活動では、優秀賞2件30人、優良賞3件8人、奨励賞1件15人が受賞した。 最優秀賞は、重電部門の「三相一回線ユニットの一体輸送化と据付工機の大幅短縮に対応した550kVガス絶縁開閉装置の開発」で、東芝エネルギーシステムズの松本詠治、四戸康太、杉山裕紀の各氏。 もう1件は初めてものづくり部門からの選定…


アマダHD 日立との協業で、次世代製造モデルを国内主要拠点に構築

ハンズフリー組立ナビ稼働 アマダホールディングスは、日立製作所との協創を通じてIoTを活用したヒトに優しい次世代製造モデルを国内の主要拠点に構築する。 第1弾として2020年4月までに板金加工機械を手掛ける富士宮事業所(静岡県富士宮市)、土岐事業所(岐阜県土岐市)においてハンズフリーの組立ナビゲーションシステムや生産計画立案の自動化システムなどを構築する。   現在、アマダグループはファイバーレーザ加工機や自動化対応装置といった板金事業部門の商品供給体制を整備し、欧米で生産能力の増強を推進中。さらに富士宮事業所と土岐事業所に新工場、富士宮事業所近郊にサプライヤー拠点を建設し、グローバ…


工場新設・増設情報 4月第3週 京セラ、第一工業製薬、アイリスなど

【国内】 ▼京セラ ロボットやAIを活用した生産設備の自動化など、自社生産設備の開発体制の強化と制作スペースの拡張を目的に、滋賀県野洲市に新工場棟(29号ビル)の建設を開始した。現在、大阪大東事業所にある生産プロセス・設備の研究開発拠点と、滋賀八日市工場の各工場・事業所向けの生産設備製作拠点を新工場に集約し、開発・製作スペースを約2倍に拡張することで、よりスピーディな開発体制を確立する。 建築面積は3849平方メートル(4階建て)、延床面積は1万3305平方メートル、投資総額は約50億円。操業は2020年4月を予定。   ▼東北エア・ウォーター 産業・医療用シリンダーガスビジネスの強…


ヒロセ電機とハーティング コネクタ大手が協業、SPE対応品を共同開発

ヒロセ電機とドイツのハーティングは4月4日、シングルペアイーサネット(SPE)対応コネクタの共同開発と標準化、販売推進で協業すると発表した。 SPEは、1対のツイストペアケーブルでイーサネット信号を流す伝送技術。両社が開発するシングルペアイーサネットコネクタは、IEE802.3 BASE-T1の標準規格に採用されている。 両社は16年に10ギガビットイーサネット用小型インターフェースコネクタで協業しており、今回はシングルペアイーサネットによる新コネクタ技術の普及に向けた技術提携となる。 提供する製品群はコネクタ、ソケット、ケーブルおよび機器側のケーブルセットを想定し、嵌合面の標準化をはじめ、周…


経産省まとめ「2018年工場立地」(速報) 件数、過去5年で最高

経済産業省がまとめた2018年(1月~12月)の工場立地動向調査(速報)によると、1000㎡以上の製造業の工場立地件数は1123件(前年比8.5%増)と5年連続で1000件を超えるとともに、過去5年間では最大となった。 また、工場立地面積は1293㌶(同12.9%減)で昨年と比べ減少した。 業種別では、金属製品、生産機械、汎用機械などが件数、面積とも前年比大幅に増加。輸送用機械は件数が増加した一方、面積は減少し、食料品は件数、面積とも減少した。 自治体別では、件数では愛知(77件)、群馬(69件)、茨城(68件)、静岡(67件)、兵庫(56件)の順、面積では茨城(147㌶)、愛知(76㌶)、群…


FUJIなど4社連携、基板実装へM2M提供

FUJI、オムロン、富士通九州システムズ(福岡市博多区、FJQS)、ジャパン・イーエム・ソリューションズ(兵庫県加東市、JEMS)は4月から、プリント(PC)基板実装ラインへのM2Mシステム導入サービスの外販を開始した。 4社はプリント基板実装ラインでのM2M関連システムを共同で開発し、2017年10月から多種多様なプリント基板の実装を行っているJEMSの工場で稼働させている。今後は、プリント基板実装ラインのスマートファクトリー化の実現支援へ、 FUJIは実装ラインの生産統合システム「Nexim」を核として、生産スケジュールに基づき必要な電子部品をタイムリーに準備する部品管理システムや、ライン…


「JEITAベンチャー賞」受賞3社を発表

電子情報技術産業協会(JEITA、柵山正樹会長)は、「JEITAベンチャー賞」の受賞企業3社を3月26日発表した。 同賞は、電子情報技術産業の総合的な発展のみならず、経済発展に貢献しうるベンチャー企業を表彰するもので、これまで気鋭のベンチャー企業21社が受賞、今年で4回目となる。 今回も、成長性(先導性)、波及性、社会性の3つの視点から審査が行われ、小型、高速かつ省電力のオンボード型光トランシーバ「光I/Oコア」を開発したアイオーコア(東京都文京区)、AIを搭載した特許審査シミュレーション・システムを開発、サービス提供を開始したAI Samurai(東京都千代田区)、産総研で開発された赤外線カ…


NECA 19年度電気制御機器出荷見通し、景気減速感も7000億円維持

国内堅調、海外は回復期待 日本電気制御機器工業会(NECA、舩木俊之会長)は、2019年度の電気制御機器の出荷見通しを前年度比1・4%減の7000億円となると発表した。3年連続の7000億円台維持を目指す。市場は国内が横ばい、輸出がマイナスとなると見ているものの、比較的高めの見通しとしている。   18年度7100億円 過去2番目の高実績 18年度の出荷は、国内は堅調な設備投資と東京オリンピック・パラリンピック関連や都市再開発のインフラ投資などに支えられ、前年から1・3%増の4288億円とプラスになる。 輸出は、17年度上期に半導体・FPDにおけるPLCやFAシステム機器の特需があっ…