ディーラーヘルプを 考える 黒川想介 (16)

戦闘的な販売戦力づくり 変わり行くメーカー支援の概念 遠い平安時代の昔、現在の関東は京の都からは遠い遠いへき地であった。この時代に藤原孝標女が書いた更級日記の中に、父の地方官職が解かれて、京の都へ上る様子が書かれている。当時、地方官の地位についていた貴族には、どんなへき地でもいいからと任官運動をして、やっと地方官職にありついた貧乏貴族がいたし、京の中央政庁で出世の階段を上っていたが政争に巻き込まれて、京の都から地方へ追われた貴族もいた。 更級日記の著者の父がどういう経過で地方官になったかはわからないが、更級日記の書き出しは門出となっているから、天にも上るくらいのわくわくとした気持ちで京の都へ上…

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ディーラーヘルプを考える(13) 黒川想介

連合艦隊的行動で成果を DHの概念超える概念持つ 「天気晴朗なれども浪高し」。ロシア・バルチック艦隊との日本海海戦で、作戦参謀秋山真之が東京の大本営に打電した一文である。バルチック艦隊は日本海を通ってウラジオストックに入るのか、太平洋を通り津軽海峡か宗谷海峡を通ってウラジオストックに入るのか、それによって待ち受ける場所が変わる。当時最強と言われたバルチック艦隊をウラジオストックに逃がしてしまえば制海権が取れず、満州にいる軍への兵・武器の輸送ができなくなり孤立する。だから、対馬沖で待ち受けていた日本艦隊の緊張は極限に達していたろう。 「敵艦見ゆとの警報に接し連合艦隊は直ちに出動、これを撃滅せんと…