シーメンス 20年に発電事業分社化

シーメンスは、2020年4月に社内カンパニーのガス&パワーと、戦略会社である風力発電システムのシーメンスガメサを統合した新会社を発足させ、新体制に移行する。 藤田研一社長兼CEOは「当社は20年までに500億のIoTデバイスがつながるデジタル化、2050年には60歳以上の方が20%になる人口動態、都市人口が全人口の70%となる都市化、国際貿易が4倍になるグローバル化、再エネが6倍になる気候変動といった社会のメガトレンドにもとづいて将来像を策定し、経営戦略に落とし込んでいる。そこから事業別に方針を決め、必要事業の買収も行うことで事業ポートフォリオを整理するプロセスを通じてイノベーションに対応して…


横河電機 商用産業環境で初、モジュール・タイプ・パッケージ規格利用

横河電機は、特殊化学品メーカーのEvonik社が主導するパイロットプロジェクトで、シーメンスやEvonik社などとの協業により、商用産業環境で初となるモジュール・タイプ・パッケージ(MTP)規格を利用した。 現在の化学業界は、生産の柔軟性の拡大、市場投入までの時間の短縮などの課題を抱えており、これらに対応するため、ドイツのプロセス業界オートメーションシステムユーザー団体のNAMURにより、適応性のあるモジュール型プラントにおける通信と接続の問題を解決するMTPが開発された。 MTPは、プロセスモジュールまたはパッケージユニットについて標準化された仕様を提示し、オートメーションシステムの効率的な…


日東工業 デ活で防災利用講演、感震ブレーカー 新たな可能性

日東工業は24日、首都圏レジリエンス研究センター主催の「データ利活用協議会シンポジウム2019(デ活) 企業も強くなる首都圏も強くなる~住民や従業員・職員の安全力を高める~」で、感震ブレーカーを民間の地震計として活用し、そのデータを防災に利活用する可能性について紹介した。 デ活は、産官学民が集まって首都圏のレジリエンス向上を考える集まりで、建物付帯設備分科会の活動紹介として同社開発本部新規開発部の鈴木宏部長が「感震ブレーカーデータの利活用可能性について」と題した講演を行った。 分科会では、Eディフェンス震動台の上に木造3階建て住宅を建て、そこに感震センサを設置して実験し、揺れと建物劣化の経時変…


三菱電機 機器内の金属腐食を検知、プリント基板に実装可能

三菱電機は、産業用機器内の金属腐食を検知するため、プリント基板に実装できる小型の「金属腐食センサ」を開発した。 同センサは、大気中の腐食性ガスによる金属部品の腐食進行度を検知する技術で、金属腐食により抵抗値が増加する金属薄膜と抵抗体で構成。外形寸法が幅1.6×奥行き0.8ミリメートルの小型で、世界で初めてというプリント基板への実装を実現した。これにより産業用機器内のプリント基板に実装できるため、外付けのセンサでは確認が難しい腐食も検知が可能となり、機器の故障前に部品を替えるなどの故障の未然防止策が可能となる。 金属サビは、金属よりも抵抗値が数十万倍高くなるという特徴から腐食の進行度を把握し、複…


富士電機、安比地熱発電所向け設備を受注

富士電機は、安比地熱(岩手県八幡平市)からこのほど地熱発電設備一式を受注した。安比地熱発電所(出力=1万4900kW)の設備全体の設計、調達、製作、建設を一括請負する。運転開始は2024年4月を予定。 地熱発電は、地下水がマグマだまりによって加熱した高温・高圧の蒸気を、タービンの動力として利用し発電を行うため、発電時にCO2を排出せず、ベース電源として安定的に電力を供給することが可能。


横河電機 人事異動

横河電機 人事異動 (10月1日付) ▽航空宇宙・特機事業本部事業本部室長(事業本部室)竹ノ内弘典   横河ソリューションサービス 人事異動 (10月1日付) ▽兼コーポレート本部コネクテッドインダストリアルビジネスソフトウェア開発部長 開発センター長 兼 情報システム部長 小田原清喜 〔首都圏統括本部〕 ▽首都圏統括本部第2営業本部長 執行役員・首都圏統括本部長 森田誠宏 ▽営業部長(第2営業本部エリア営業部長)畝狭宏一郎 ▽技術部長(技術部技術グループ長)櫻井徹 〔インダストリー統括本部〕 ▽インダストリー統括本部長(首都圏統括本部長 兼 エネルギー営業本部長)常務執行役員 石黒…


横河電機 AIで地熱分析、NEDOなどとモニタリング試験

横河電機は、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)、産業技術総合研究所、地熱エンジニアリング、西日本技術開発との地熱発電技術の研究開発事業で開発中の温泉モニタリングシステムの実証試験を、大分県別府市の温泉地域に導入し2019年10月中旬から本格的に開始する。 温泉に設置したモニタリング装置を通じて温泉水の流量や温度などの変動データを取得し、それをクラウド上の人工知能(AI)で分析することで、地熱資源の連続監視・適正管理・有効利用を可能にする。 また、連続監視ができるようになるため、地熱発電が温泉に与える影響に関する科学的データが得られ、地熱発電開発を検討する際に、そのデータに基づいた温…


パトライト 東京本社とIoTラボを開設、大阪本社と2本社体制に

パトライト(大阪市中央区)は10月1日、現東京事務所(東京都品川区)を東京本社に名称変更し、大阪本社との2本社体制にする。関東圏での売上シェアが春日電機との合併により更に高くなった背景もあり、トップマネジメントや営業体制などのビジネス強化、リクルーティング強化を目的としている。 また、東京本社内にユーザー向けのショールームとして「IoT ラボ」を開設。関東圏のエンドユーザーやSIerに向けて、気軽に同社の“簡単IoT”を体験できるショールームとして運用する。 【東京本社】 開設日:2019年10月1日 住所:東京都品川区大崎1−6−1 TOC大崎ビルディング17階(JR大崎駅徒歩1分) 面積:…


アイ・ディー・エス 日本オフィスを移転、販売サポート体制を強化

アイ・ディー・エスは長年にわたり、“ドイツ製”の幅広い製品をもとに、産業用デジタルカメラの成長著しいメーカーとして実績を重ねている。 2010年に日本支社を設立して以来、着実に顧客ベースを拡大、従業員数も増加したため、8月、顧客ニーズにさらに応えられるよう日本支社の移転を行なった。 こうした取組みは、IDSが日本市場を重視し、さらなる成長を目指す姿勢を明確に示すものとしている。   未来指向のアプリケーションは、カメラ技術が中心的な役割を果たし、“ロボットの眼”としての利用から、生産ラインでのインライン計測、品質保証、顔認識、バーコードや書類の読取りといった従来的なマシンビジョンまで…


【インタビュー】シチズン千葉精密 中川社長と追杉執行役員に聞く、超高精度制御を実現

小型精密モーターメーカー シチズン千葉精密 中川康洋 代表取締役社長、追杉豊 執行役員 開発部部長に聞く ロボットハンドを筆頭に、これからの機械はますます精密作業分野に広がっていき、高い制御精度が求められる。従来のスピードやパワーに加え、しなやかさや柔らかさといった繊細なタッチ、静粛性や低振動といった要素も重要となる。 シチズン千葉精密は、半導体やFPD製造装置、精密測定器、医療機器など超高精度が求められる分野で実績が豊富な小型精密モーターメーカー。精密作業の高度化に向けた提案を強化している。 中川康洋代表取締役社長と追杉豊執行役員 開発部部長に話を聞いた。   半導体・医療機器など…