【各社トップが語る2021】相原電機「ボビン化でコスパ向上」城岡充男 代表取締役社長

相原電機 城岡充男 代表取締役社長   2021年4月期の売り上げは、前年度比10%ぐらい下がるかもしれない。下期に入って少し良くなっているが、まだ先行きは不透明だ。新型コロナによる影響はあるが、それでも当社は商社経由の販売がほとんどのため、訪問営業しづらいことによるダメージは少なく、むしろ商社の力で大きな落ち込みを防いでいるともいえる。 このところトランス材料の銅価格が上昇し、また加工費も2倍に値上がりするなど、原価のコストアップが激しい。 こうした中、当社の未来を考えるために、30〜40代の社員8人で構成している「FPTプロジェクト」が、10年後、20年後の当社の姿、さらには新た…


【各社トップが語る2021】ヒルシャー・ジャパン「産業用ラズパイに期待大」伊藤和仁 代表取締役

ヒルシャー・ジャパン 伊藤和仁 代表取締役   2020年12月期の売り上げは微増となり、前年実績をキープした。コロナ禍で厳しいなか、産業用通信インターフェース、組込み、開発環境、ソリューションなど、継続して取り組んできたことが活きた。当社のグローバルもコロナ禍で健闘はした方だ。21年は不透明でまだ予測がつかない。半導体業界が良くなっているのは好材料で、5Gも当社の製品が使われているので期待はできる。それでも、今ある製品をきっちりお客様に伝えていくことが第一であり、そこに注力する。 産業用ラズベリーパイ「netPI」が順調で、新規客への販売が増えている。ラズベリーパイは安価で色々と試…


【各社トップが語る2021】シュナイダーエレクトリックホールディングス「Pro-face更に進化」白幡晶彦 代表取締役社長 日本統括代表

シュナイダーエレクトリックホールディングス 白幡晶彦 代表取締役社長 日本統括代表   2020年は、製造業の投資控えなどの影響を受けたが、製造業もDXに舵を切る企業は格段に増え、21年はソリューション提供の機会拡大を見込んでいる。 主力のPro-faceブランドは「HMI」のイメージが定着しているが、21年は「製造業のための革新的なIoTソリューション」を提案するブランドへと刷新する。製造現場のDX推進で必要となるのは産業用のエッジPCやIoTゲートウェイだ。これらをPro-faceが提供することで一番の強みである様々なコントローラーとの接続性が威力を発揮し、ソリューションとして開…


【各社トップが語る2021】パトライト「経営変革へのチャレンジ」高野尚登 代表取締役社長

パトライト 高野尚登 代表取締役社長   昨年は新型コロナウイルス感染症が世界的に拡大し、国内外で業績不振の影響を受け、在宅勤務をはじめとする行動制限を余儀なくされた。そのような中、DX戦略推進部門を新設し、新しいビジネス活動の模索を開始した。また、経産省認定「グローバルニッチトップ企業100選」に選出されるという喜ばしい出来事もあった。今年も引き続き新しいビジネス活動を展開し、コロナ禍中においても成長事業を作り出し、ニューノーマルでの地位確立を目指して経営変革にチャレンジしていく。 具体的には、動画など販促コンテンツを拡充し国内外へ発信するパトライトチャンネルの展開、三田魅せる化工…


【各社トップが語る2021】NKE「固定概念の打破」中村道一 代表取締役社長

NKE 中村道一 代表取締役社長   2020年度の第2Q業績は前年同期比30%減で、通期では15%減となりそうだが、昨年10月以降は回復をみせている。逆境の1年となったが、製品・業務でこれまでの固定観念を打破する「イノベーション」を実現する1年だったと言える。 新型コロナの影響下の取り組みとしてオンラインツールの活用を推進。ベテランと若手、技術者と営業の連携をより取りやすい体制を構築。効率/生産性が向上している。総活動数は増加しており、今後の成果も期待できる。PR/販促面でもSNSや動画を活用することで、新規顧客開拓や休眠掘り起こしの営業活動成果につながっている。社内ではペーパーレ…


【各社トップが語る2021】日本サポートシステム「変革の連続で更なる飛躍へ」天野眞也 代表取締役社長

日本サポートシステム 天野眞也 代表取締役社長   2020年は当社にとって変革の年となった。画像処理の検証から装置化まで対応可能な施設「画処ラボ」を2月に開設。周辺機器やソフトウェア等で40社以上と協業連携を確立し、ロボットパッケージを備え、効果検証のスピード性と正確性を実現している。さらに、8月には茨城県土浦市に本社機能を移転。作業面積は2.5倍となり、シームレスな作業環境を整えている。多岐にわたるニーズに対応するため、社員数も140人から約180人へと増やし、グローバル人材の採用も継続している。 今年は拡張した本社機能をフル稼働させ、更なる売上増に挑む。20年度決算は前期比2倍…


【各社トップが語る2021】東芝インフラシステムズ「専門組織で工場DX推進」岡庭文彦 計装・制御システム 技師長

東芝インフラシステムズ 岡庭文彦 計装・制御システム 技師長   当計装機器事業部門では、産業用コンピュータ、産業用コントローラ、センサ、圧延ライン特殊計測器の4事業を統括している。 2020年は、計装機器はコロナ影響の直撃は避けられたが、産業全般には影響が出ている。産業用コンピュータは好調で、コロナ下でも半導体製造装置向けが良く、放送機器関連で地デジの4K.8K放送向けの更新需要も大きく貢献した。圧延ライン特殊計測器は鉄鋼業界の回復基調に合わせて徐々に回復傾向もみられるが、依然低調である。電磁流量計は、建設業向けの落ち込みも見られず横ばいをキープしている。 20年4月から新組織「産…


【各社トップが語る2021】富士電機機器制御「デジタル営業で情報可視化」森本正博 代表取締役社長

富士電機機器制御 森本正博 代表取締役社長   2020年は、米中貿易摩擦、コロナ禍により市況は大きく冷え込んだ。加えて直近では素材価格も高騰しており、厳しい経営環境にある。   こうした中で昨年は、先手を打って取り組んでいたマーケティングのデジタル化がうまく機能した。この仕組みにより、これまでは見えなかった顧客ニーズを掘り起こし、案件を創出する取り組みができた。   製品面では、業界に先駆けて発売したプッシュイン式の省工数機器「F-QuiQ」の拡販に注力した。製品シリーズはマグネットスイッチ、配線用遮断器、サーキットプロテクタ、マニュアルモータスタータ、制御リレー用ソケットといった…


【各社トップが語る2021】サンミューロン「会社と製品の品質向上」川島敬介 代表取締役社長

サンミューロン 川島敬介 代表取締役社長   2021年3月期の売り上げは前期比7〜8%減を見込んでいる。多くのお客様の案件が新型コロナウイルスの影響で遅延やストップしてしまったこともあり、リピート受注頼みとなってしまい、新規のスペックインが思うようにできなかったことが大きな要因と見ている。しかしこうした状況だからこそ自社の強みと弱みを再度認識することができた。 昨年は新入社員からマネージャー層までの社員教育に力を注いだ。新入社員は入社早々の緊急事態宣言で、リモートでの研修がメインとなったが順応が早く、通勤できるようになってからは高いモチベーションを持って合流し、思いの外早く育ってく…


【各社トップが語る2021】INDUSTRIAL-X SECURITY「現場DXで産業構造を革新」八子知礼 代表取締役社長

INDUSTRIAL-X SECURITY 八子知礼 代表取締役社長   2020年はなんといってもコロナに終始する1年となった。3月下旬から自動車メーカをはじめとする様々な工場で部品供給が止まったり、中国工場の稼働が止まったのは記憶に新しい。また、全世界的にサプライチェーンが破綻してしまい、中国一極集中をみなおす契機になったのは、我々Team Cross FAにとっても追い風とも言えるだろう。 しかしながら、国内に工場を戻そうとしても人材の雇用もままならぬ現在となっては、IoTによる可視化・リモート化はもちろんのこと、ロボットによる更なる自動化が必要であることは言うまでもない。Te…