【見学記】三菱電機 東日本FAソリューションセンター、FA・自動化の最先端を秋葉原で「見て・学び・試す」

  生産現場のデジタル化のニーズは高まるばかりだが、その実現は社内のリソースだけでは難しい。技術的に支え、伴走してくれるパートナー探しが重要だ。 そんななか三菱電機は、2018年7月に東京・秋葉原に自動化を支援するための施設「東日本FAソリューションセンター」を開設。自動化に必要な機器・装置を見て、相談・検証し、使いこなしの技術を学べる場所として1万人以上が来場し、とても好評だ。 さらに最近は、施設を拡充し、一般ユーザーからの見学・相談の受け入れも開始。FAのトップメーカーとして、日本のものづくり高度化支援を広げ、加速している。   秋葉原駅から徒歩7分。FA・自動化支援の…


川崎重工業 双腕ロボで自動検温、神戸海洋博物館に設置

川崎重工業は、人共存型双腕スカラロボット「duAro2」による自動検温システムを新たに開発し、神戸海洋博物館/カワサキワールドに設置した。同館の6月2日からの営業再開にあたり設置されたもので、すべての来館者に検温を実施している。   同システムは、双腕ロボットの右手に非接触型の温度センサが取り付けられ、検温エリアに入った来館者が測定開始センサの上に手を近づけ、センサに額を近づけると検温を開始。体温が規定以下の場合は、入館可能の合図として左手で保持したバーが開いて入場でき、規定以上の場合はバーが開かず、係員を呼ぶ仕組みになっている。これらの作業はセンサで感知して行い、係員と来館者が接触することが…


工場新設・増設情報 6月第3週 大王製紙、コカ・コーラ、東洋製罐、村田製作所など

▶︎大王製紙 需要が拡大しているペーパータオルの安定供給を強化するため、三島工場(愛媛県四国中央市)にペーパータオル原紙を生産する抄紙機および加工設備を増設する。国内のペーパータオル市場は、年々堅調な需要の伸長が予想されており、さらに新型コロナウイルス感染拡大による衛生面の意識向上などにより、今後一層の販売増が見込まれている。   営業運転開始は2021年7月を予定、設備投資額は約60億円。   ▶︎コカ・コーラ ボトラーズジャパン 2018年7月の西日本豪雨による浸水被害によって稼働を停止した本郷工場に替わり、同じ広島県三原市内に「新・広島工場」として新設し、6月1日から稼働を開始…


【アフターコロナの製造業の働き方とDXを考える】富士通、生産準備もリモートワークで

生産準備支援ツール「VPS」無償提供 新型コロナウイルスによる緊急事態宣言を受け、製造業のなかでも特に営業販売や管理などオフィス系業務でリモートワークが広がった。しかしその一方で、製品開発から生産準備、生産、保守といったいわゆる工場生産にまつわる業務は従来どおりのやり方で粛々と行われた。 コロナ禍を経て働き方改革の声が強まり、デジタル技術の活用やリモートワーク推進が加速するなか、工場生産系の業務も変わることができるのか?  富士通とデジタルプロセスは、4月末から生産準備業務のリモート作業を可能にする「FUJITSU Manufacturing Industry Solution COLMINA…


フエニックス・コンタクト×アラクサラネットワークス ITとFA融合へタッグ

第一弾は工場内ネット「見える化」 製造業のオフィスと工場のネットワーク構築について、理想論で言えば、それらの環境整備と運用管理、保守は、社内のITや情報システム部門が一括して担当し、工場や製造部門はそれを活用して最適生産に注力するのが役割分担としてはベストだ。しかし現実はそうなっていないばかりか、完全に分かれていたりするのが実態だ。 ITとOT(FA)の融合や連携が必須とされるなか、こうした状況が製造業のデジタル化、デジタルトランスフォーメーション(DX)、スマートファクトリーを妨げるハードルになっている。   それに対し、端子台をはじめ制御機器、産業ネットワーク専門のフエニックス・コンタクト…


横河電機の共焦点スキャナユニット、ISSに無事到着

横河電機の共焦点スキャナユニット「CSU-W1」を搭載した共焦点顕微鏡システム「COSMIC(コズミック)」が、5月26日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙ステーション補給機「こうのとり」9号機によって、国際宇宙ステーション(ISS)に搬入された。   ISSは地上約400キロメートル上空に建設された宇宙施設で、ISSの日本実験棟「きぼう」は、日本初の有人実験施設であり、ISSの中で最大の実験モジュールとなっている。千代田化工建設が開発したCOSMICはこの「きぼう」に設置され、2020年秋から生命科学分野の実験に活用される予定。地上では実現できない宇宙の微小重力環境における高度なライブ…


安川電機 高宮取締役死去、市場開拓で手腕

高宮浩一氏(たかみや・こういち=安川電機取締役常務執行役員)6月4日、肝細胞がんで死去。59歳。   2010年6月同社取締役欧州統括営業統括本部グローバルマーケティング担当、欧州安川取締役会長、16年6月取締役常務執行役員マーケティング本部長、18年3月取締役常務執行役員営業本部長、20年3月から取締役常務執行役員中国統括、営業本部長、欧州安川取締役会長、韓国安川電機取締役会長に就任していた。   同社のモーションコントロール事業とロボット事業を融合化するためにマーケティング本部を設け、本部長として事業部を横断する横串の役割を進めた。また、海外市場にも精通して、海外売上比率の拡大に取り組んで…


三菱電機 産メカ売上1兆1600億円、20年度予想 新型コロナで引き下げ

三菱電機は、2020年度の産業メカトロニクス事業の売り上げを前年度比14%減の1兆1600億円、営業利益を同81%減の130億円を見込んでいる。新型コロナウイルス感染症の影響反映前の予想より、売り上げで2500億円、営業利益で670億円それぞれ引き下げた。   過去最高であった18年度と比べると、売り上げで3076億円、営業利益で1295億円減少することになる。   こうした中で、FAシステム事業は「e-F@ctory」のさらなる進化でスマート工場化への貢献を目指す。   具体的には、e-F@ctory対応製品・ソリューションの強化に向けて、CC-Link IE TSN対応FA製品の投入や情報…


アズビル バッチプロセス向けオンライン異常予兆検知システム、カネカが採用 検証確認

アズビルは、カネカ高砂工業所からバッチプロセス向けのオンライン異常予兆検知システム「BiG EYES R200」を受注し、2019年7月から本稼働を開始していることを発表した。   カネカ高砂工業所では、予期しない突発トラブルによる生産停止を防ぐため、BiG EYES R200を導入。過去のデータによる検証を行い、異常時データに対し、システムが欠報や誤報をしないか等の「予知検知性能」、警報時の人による認知のしやすさや操作時の簡便性など「製造運転オペレーターの操作性」、他工場へシステムを水平展開する際のコスト、手間、多言語対応など総合的な「横展開の容易性」を確認した。   BiG EYES R2…


横河電機 日本環境設計に出資、資源循環社会の実現へ協業

横河電機は、ポリエステル樹脂リサイクル事業を展開する日本環境設計(東京都千代田区)へ出資し、最新のリサイクルプロセスを活用した事業で協業していく。   ポリエステル樹脂の需要は今後も世界的に拡大すると予想されており、ポリエステル樹脂を材料として使用する企業では、リサイクル原料の使用比率を高める動きが活発化している。   日本環境設計は、ポリエステル樹脂をケミリサイクルし、石油由来の樹脂と同品質のポリエステル樹脂を製造する独自のリサイクル技術を保有。一般的なリサイクルでは困難な不純物の除去が優れていることから、高品質な樹脂として活用と再生を繰り返すことができる。   横河電機は今回の資本提携と業…