2010年わが社の経営戦略 電源装置拡販で新たな展開

米・Eaton社グループに入って約1年半が経過、Eaton製品が加わったことで販売する製品が増え、また技術サポートなどでもグループで連携した取り組みが進むなど成果を上げつつある。 ただ、世界同時不況の影響は避けられず、2009年12月期は大幅な減収になった。 厳しい中でも単発のプロジェクトは動き出しており、特に社会インフラ関連で新しい顧客開拓も進んでいる。 当社製品の特徴のひとつである、国際規格に準拠していることが採用する時の大きな評価になっているようである。こうした動きもあって、昨年12月単月の売り上げは09年度では最高になった。 10年12月期もこのペースが維持できれば、かなり良い売り上げ…


2010年わが社の経営戦略 顧客提案に素早く対応

当社を取り巻く環境は、昨年に引き続き厳しい状況になるものと予想され、今年はなお一層、気を引き締めて臨みたい。一方、顧客からの新しい提案や案件、問い合わせが多数舞い込んでおり、要望に即対応できるよう、積極的な営業姿勢で臨み事業展開のスピードアップを図りたい。 さらに、ものづくりの効率化と付加価値を創出する構想図を描いており、スピードエンジニアリング力を駆使し、顧客の成長をバックアップできるよう心がけている。また、当社の懸案事項であった電子機器事業と機械機器事業の要素技術の融合が進展、多角的なシステム提案が可能となってきた。 当社が従来から取り組んできた生産を合理化する機器を標準化し、これらを組み…


Fa関連機器の最新製品・技術動向 機械と防爆で安全の取り組み 安全対策機器

安全対策機器市場は、グローバル規模で拡大している。世界市場は約1500億円と推定され、日本市場はこのうちの約15%、220億円前後と推定される。 市場が急成長している背景には、工場などでの安全な作業環境の確立、企業の社会的責任という立場から、機械安全への積極的な取り組みが進んでいることが挙げられる。さらに、市場のグローバル化に伴い、安全対策で先行している欧州の考えをベースにした国際規格取得への取り組みが活発化している。 規格面では、欧州の機械指令が改定され、欧州に輸出する機械・装置の安全制御回路は、ISO13849―1:2006への対応が進められている。 IEC61508の「機能安全」の概念で…


2010年わが社の経営戦略 事業継承で相乗効果発揮

昨年末にパナソニック電工のFA関連製品の製造・販売に関する事業を、会社分割により10月から当社が承継することに関する基本合意書を締結した。社名は「パナソニック電工SUNX」、ブランド名も「Panasonic」に変更、今年は舵きりの忙しい年になりそうだ。経営効率化と、両社の技術融合によるシナジー効果を発揮、1プラス1が3にも4になるような成長の年にしたい。 パナソニック電工のFA事業承継により同社のPLC、表示器などと、今回、同時に子会社化するパナソニック電工竜野のエコパワーメータ、タイマなどの製品群が揃う。これらのコントロール技術に、従来からの当社のセンシング、レーザ技術を融合させ、FA事業の…


2010年わが社の経営戦略 〝流通元年〝としてエリア戦略徹底

2009年度は大変な1年であった。09年の4、5月を底に売り上げが低迷したが、第3四半期(7~9月)から回復基調に入り、10月は08年同月に肩を並べるまでになり、11、12月も大きな落ち込みもなく終わることができた。 昨年は緑の端子台以外の製品拡販も進めて、総合接続機器メーカーとして展開を図るスタートの年であった。結果的には、世間並みに売り上げが落ちている部分もあるが、オートメーションやインタフェイスなどの部分は伸びてきている。これは地域別・業界別に商社を活用した新規顧客開拓とアプリケーションで競合に勝ち残った成果である。 昨年全国23社の流通商社と特約店契約を結び、協業体制を構築した。今年は…


2010年わが社の経営戦略 薄型スイッチでシェア拡大

2009年12月期の売り上げは、一昨年秋からの金融危機の影響を受けて世界同時に全産業が厳しい経済環境に陥る中で、当社も少なからず影響を受けた1年であった。 こうした中で、社会インフラに絡んだ需要は小幅な落ち込みで推移しており、当社が従来から注力している鉄道車両や特殊車両関連、エレベータ関連などの売り上げに繋がってくれている。 10年度も先行き、この厳しい状況が続くものと見ているが、何とか08年度の売り上げ水準に近づけられるように努力していきたい。 自動車関連の設備投資はまだ期待はできないが、半導体や液晶製造装置、及び省エネや新エネルギーに絡んだ分野は伸長が見込まれており、市場開拓を意欲的に進め…


2010年わが社の経営戦略 商売の基本に返る

当社がかかわるトランス市場は、需要が停滞する中、原材料価格が上昇しており、厳しい状況が続いている。鋼板価格は幾分落ち着きを見せているが、銅線の価格は再び上昇しており、懸念材料となっている。 こうした状況下、今年は商売の基本に返ることを心がけ経営に臨んでいきたい。また、厳しい状況であるが当社の基本方針は変えず、高品質の製品をより安価で顧客に提供し、顧客満足の向上に努めていく。市場が冷え込む中、後ろを振り返っていても仕方がないので、現状を100として捉えるような姿勢で臨み、業績の回復、上昇に繋げたい。 メーカーの経営姿勢として「かきくけこ」の実践(か=感謝、き=勤勉、く=工夫、け=倹約、こ=行動)…


Fa関連機器の最新製品・技術動向 多彩な表示機能で「見える化」推進 PD(プログラマフル表示器)

PD(プログラマブル表示器)は、単なる情報端末機能から、最近ではPLCや温度調節器など、各種制御機器の機能分担的製品として大きく成長している。市場規模は450億円前後と推定されるが、昨年は自動車を中心とする工作機械分野、半導体・液晶分野の設備投資が低調だったので、厳しい数字になることが予想される。 一方、医薬・食品・化粧品の3品業界市場は、トレーサビリティや安全な製品を提供するために工場の「見える化」が進んでおり、PD需要が順調に拡大している。 近年、PDは多彩な機能とインターフェイスを標準搭載し、様々な機器と接続できるほか、ビギナーでも簡単に使いこなせる機能が好評である。また、持ち運びに便利…


2010年わが社の経営戦略 環境をキーワードに事業推進

電力流通・産業システム社は、社会インフラ関連の社内カンパニーの1つとして、電機・計測、電力の流通関連、2次電池、交通システムなどの事業を推進している。当産業システム事業部は、制御システム機器、産業用コンピュータ、計測機器、圧延計測機器をはじめ、産業用コンポーネントからシステムまでを国内外約20社のグループ会社と連携して、グローバルな展開を図っている。 2009年度の上期は産業用の設備投資が景気低迷の影響を受けているが、社会インフラ系の設備需要は比較的落ちが鈍かった。下期もコンポーネント系は下げ止まるが、システム系は厳しいと見ており、通期では前年度比20%ぐらい下がりそうだ。来期も引き続き厳しい…


2010年わが社の経営戦略 国内生産で中国製と対抗

昨年の状況として、国内向けは設備投資が大幅に抑制されたことなどで大きな影響を受けたが、海外向けはインドを含めたアジア向けが急成長しており、この分野の売上は前年の倍に近い状態となった。また、欧州向けも景気が良かった頃の状態に戻っており、フル生産体制で臨んでいる。 今年、特に取り組んでいかねばならない最大の課題は、中国製品とコスト面でどう対抗していくかという点だろう。世界で一番安くて品質の高い製品を供給していくためには、社内のコストダウンが最も重要なポイントで、これに応えるため社内で合理化を推進し中国製品と対抗していきたい。 中国製品との戦いはここ数年の課題でもあるが、今年の基本的経営方針として「…