生産管理の効率化で注目

自動認識機器は、販売や生産管理の効率化という大きな役割に加え、製品の「安心・安全」と「品質管理」という役割も高まり、着実に市場を拡大している。特に、製造履歴を管理するトレーサビリティニーズは年々重要視され、景気動向に関係なく投資を進める方向にある。 また生産、物流などのトータルコストを削減する上でも、自動認識機器の活用効果が高いとの評価も定着して導入が進んでいる。 自動認識機器は、バーコードリーダー、RFID、バイオメトリクスなどが用途によって使い分けがされている。 情報量を多く扱える2次元コードリーダーへの移行が加速している。 RFIDは電波法やUHF帯などの改正・開放などもあり、使いやすさ…


各社のFA関連製品 協立継器 19インチラックマウント電源切替装置 データセンターに最適

リレー・コンタクター大手メーカーの共立継器は、19インチラックマウント電源切替装置を発売したが、データセンター、事業所などに好評である。 19インチラックマウント電源切替装置はHTS―E2S形、ATS形、HTS―SCN形の3機種がある。 HTS―E2S形は、高速切替用の瞬時励磁式機械保持型電磁接触器を使用し、通電時の損失を減らした省エネ型高速電源切替装置。同期検出器、停電検出器を内蔵、手動(同期)切替5ミリ秒以下、自動(停電)切替16ミリ秒以下の性能を備えている。機械式接点のため通電時の発熱が少なくラック内の温度上昇を低減できる。サーバ用PCなど停電時の電源瞬時切り替えに最適である。 ATS形…


V字回復見せるサーボモータ市場 中国を中心としたアジア市場向けが牽引 半導体・液晶製造装置、工作機械向けの需要が大幅伸長 受注は過去最高ペースで推移部品まに合わず納期で苦慮

リーマン・ショックの影響を大きく受けたサーボモータ市場は、それまでの過去最高ペース生産から一転して09年2~3月頃は70~80%の大幅減少となった。自動車の設備投資と生産減で工作機械、ロボットの生産が大きく落ち込んだほか、半導体・液晶などのFPD製造装置の主力市場も減少し、サーボモータ市場はITバブル期に匹敵する落ち込みを示した。昨年6月頃からは、半導体・液晶などのFPD製造装置や電子部品実装装置などが先導役になって立ち上がりを見せて生産も上向き始め、昨年10、11月ごろからは前年同月実績を超え始め、さらに今年3月頃からは過去のピーク時の生産をも超える勢いを見せつつある。 サーボモータの生産は…


新エネルギー関連で大きな期待 配線接続機器

端子台、コネクターなどの配線接続機器は、産業用からOA、通信、空調、電力など幅広い分野で使われている。市場規模は、リーマン・ショックの影響もあり端子台で350億円前後、コネクターで4000億円前後と減少した。価格の低下も進んでいるが、ソーラーや太陽電池などの新エネルギー関連や、デジタル機器などでの普及が見込まれることから、先行きへの期待は高い。 端子台は小型化と配線作業の省力化に向けた取り組みが著しい。 小型化傾向は電子機器の小型化と微少電流化の中で志向されており、プリント基板タイプが市場を牽引している。 受配電盤や制御盤など大電流用途ではDINレール搭載の端子台が主流となっており、耐熱対応や…


各社のFA関連製品 国際電業 全力パーフットスイッチ「SFGシリーズ」 ロック機構で安全性向上

フットスイッチのトップメーカーである国際電業は、工作機械に適したロック機構付き全カバーフットスイッチ「SFGシリーズ」を発売し、好評を得ている。 SFGシリーズは、ペダル高さが業界で最も低い26ミリを実現、踏みやすくて疲れにくい構造になっている。電気的寿命は従来品の約10倍で業界最高クラスの500万回を実現。 外部衝撃、落下物などによるフットスイッチの誤作動を防止するロック機構付き。フットスイッチの底には滑り止めを付けており、足の先端でロック機構を押しながらロック解除すると、ペダルが踏み込める仕組み。2連、3連タイプに連結できる構造になっている。 このほど新タイプとして、最もシンプルなケーブル…


V字回復見せるサーボモータ市場 中国を中心としたアジア市場向けが牽引 半導体・液晶製造装置、工作機械向けの需要が大幅伸長

サーボモータ市場がV字回復を見せている。中国を中心としたアジア市場向けの外需が牽引役となっており、1年前の谷から一気に山の頂上になりつつある。半導体・液晶製造装置、工作機械、電子部品実装装置向けなどの需要が急速に回復し、さらに新たな市場裾野も広がりを見せ全体の底上げに繋がっている。製品面でも、使い易さに重点を置いたチューニング操作に各社とも独自の工夫を凝らしており、加えて高速・高精度制御、セーフティ、ネットワーク化などへの対応が進んでいる。急速な需要の立ち上がりから、サーボモータ各社は増産体制で取り組んでいるが、電子部品の入手難が深刻化して受注に生産が追いつかず、納期対応に苦慮しているメーカー…


工場の省エネ化を推進するフィールドネットワーク 1.はじめに

PI(国際プロフィバス協会:PROFIBUS&PROFINET International)は工場現場で使用されるオープンな産業用ネットワークPROFIBUSとPROFINETの普及を推進する団体である。 PROFIBUSは既に3000万台を超える累計出荷台数をもち、ほとんどのオートメーションベンダーでサポートされ、世界で最も使用されているフィールドバスと呼ばれている。 新しい技術であるPROFINETも、 210万台以上の出荷台数を持ち成長を続けている。 PROFINETはPROFIBUSの後継であり、今まで制御用のネットワークとして考えられることが多かったが、通信能力の高さから制御だけでな…


各社のFA関連製品 ワゴジャパン 超小型e-CON端子台 「PM-ECシリーズ」 納期、コスト面でメリット

ワゴジャパンは、好評発売中のワゴ・コネクタ端子台にe―CONコネクタ8点を差し込める小型モジュール「PM―ECシリーズ」をラインナップに追加した。 e―CONはセンサ線を圧接作業で結線できるコネクタとしてFA用に普及しているが、新製品はe―CON8点分のセンサ・アクチュエータ信号をコネクタに変換でき、制御盤とセンサ設置部の中継接続を容易にする。コネクタはスプリング式で、指押しレバー操作で簡単に結線・離線が行え、汎用のリール巻き多芯ケーブルを使用して、コネクタ付きハーネスよりも通線が容易なうえ納期やコスト面でも大きなメリットがある。手元でコネクタとケーブルを結線した後、モジュールに一括で接続でき…


サーボモータ主要各社の重点製品 安川電機 ACサーボドライブ「∑-V」 調整レスで簡単立ち上げ実現

安川電機のACサーボドライブ事業は、中国を中心としたアジア市場の活況を受けて急速に拡大し、生産水準は1年前の4倍に達して絶好調の状態が続いている。 一歩先を行く機能を実現した最新機種「∑―V(ファイブ)」を中心に、「JUNMAシリーズ」やリニアサーボドライブやダイレクトドライブなど、総合的に品ぞろえをしている。 このうち∑―Vは、業界最高性能を誇る「ダントツ性能、かんたん立ち上げ、優れた拡張性」のコンセプトで市場に浸透、中核機種になっている。 整定時間を大幅に短縮できる業界最高レベルのサーボ応答性(1・6kHz)と、20ビットロータリーエンコーダの標準搭載で100万パルス/revの高分解能を実…


工場の省エネ化を推進するフィールドネットワーク 5.PROFlenergyを使うメリット

機器ベンダーの立場で考えると、従来の方法のように外部リレーで電源を落とされた場合、機器が電源断時にどのような状態となるかは、なかなか予想がつかない。しかし PROFINETよりのコマンドで休止、または電源断の命令が来たときには、例えば安全状態に移行してストップするとか、再スタートをしやすい状態でストップするなど、操業への影響を与えない形で省エネを実現するモードに移行することができる。 ユーザとしては、ソフト的に管理プログラムを作成するので、変更・修正・追加が容易になる。 例えば、ロボットがコンベアから流れてくる部品をピックアップする工程を考えてみると: 1)コンベアはロボットが完全にストップし…