2010年わが社の経営戦略 コラボレーション推進

昨年12月期はまだ確定ではないが、売り上げが前期比5%のダウン、経常利益では若干の黒字になった。 産業界の大幅な設備投資減額に伴い、制御機器市場は半分ほどに縮小している。こうしたなか、当社が善戦できた理由は、国内では小ロット対応政策が功を奏し、また輸出が大幅に伸長した。 タイマーではカレンダータイマーが伸びたが、標準品を在庫し即納体制を敷いている。ホームページからの数個単位の注文にも即対応できるシステムを構築した結果、取扱店経由での販売にも好影響を及ぼしている。施設園芸関連は悪かったが、今年は省エネボイラーが期待できる。 今年の景気は昨年と変わらないと思う。良くなる要素がない。設備投資も引き続…


2010年わが社の経営戦略 東南アジア市場を強化

一昨年からの設備投資急減という環境の中で、昨年9月期(第49期)売り上げは自動車関連が激減したものの、そのほかの需要が比較的好調に推移した結果、全体では25%程度のマイナスで終了した。 今9月期は50期という節目に当たるので、経営環境は引き続き厳しい状況が続くと予想しているが、時代の潮流に合う会社の体制を作る。 一般に議論されているように当分、景気の著しい回復は期待できそうにない。“通常の景気"と国民が感じる状態に戻ったとしても“好景気"を実感できるには程遠いし、期待できないと思う。製造業も海外に生産を移しており、そのため、制御機器と関連深い国内設備投資は今年も抑制が続くと思っている。そうした…


2010年わが社の経営戦略 躍進するFA・制御機器メーカー 真の情報技術提供で新時代開拓

今年の世界経済は中国を中心に展開することは間違いないと見られる中で、「これからの日本の産業はどうなるのか」と問いかけて来る方が多い。私はそんな質問に対し「慌てることはありません。日本の技術の真価がどこにあるのか見失わなければ」と答えている。日本人が最も得意な分野、5000個から5万個の部品を駆使したハイブリッド技術は世界に誇れる技術である。ECO技術、自動車、半導体製造装置、液晶製造ラインの搬送技術、新幹線など鉄道技術、原子力発電所建設、MEMS技術など世界で戦える技術はいくらでもある。ハードウェアに付加価値がなくなった現在、不可能を可能にする知恵と研究心はもちろん、今の日本人に最も求められる…


工業会年頭所感2010年 環境と成長の両立へ

年頭に当たり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。 2008年9月のリーマン・ショックに端を発した金融危機による世界同時不況は、09年もなお世界経済に暗い影を落とし続けました。日本のエコポイント制度や中国の家電下郷といった政策支援によって部分的には明るい兆しも見えておりますが、回復の足取りは弱く先行きは依然として不透明です。 09年の電子情報産業の世界生産は、約190兆円、前年比15%減と2年連続で前年を下回る結果となりました。需要の減少や為替動向の影響による企業業績の悪化は、設備投資や雇用環境、個人消費の低迷へと繋がりました。 こうした厳しい状況の中、日本のIT・エレクトロニクス産業が、海外企…


Fa関連機器の最新製品・技術動向 手軽な計数制御で根強い需要

タイマは、入力信号が入ってからあらかじめ定められた時間に出力信号を出す制御機器。時間要素を持ちセットされた時間経過後に動作する。産業用タイマの市場規模は約40億円と推定される。 アナログタイマは、簡単なダイヤル設定で時間制御が手軽にできる。デジタルタイマは、高精度な動作時間設定が可能。デジタルスイッチで時間セットも容易で、経過時間のデジタル表示も可能。モータタイマは、短時間から長時間まで簡単にダイヤル設定できる。電圧変動、温度変化の影響を受けず、可動指針により時間経過の読み取りも可能。 時間固定タイマは、入力回路に所定の入力を加えた時点からセット時間経過後に出力を出すオンディレー動作、入力をオ…


2010年わが社の経営戦略 開発優先で市場への浸透&拡大

当部の2010年3月期売上げは前期比横ばい程度が見込まれる。昨年1月からの落ち込みが8月頃まで続いたが、10月頃からは受注が急速に回復してきており、09年下期は上期比150%以上の水準になるだろう。 半導体、電子部品関連の製造装置は、中国市場の好調さを背景に、日本、中国、韓国メーカーが投資を進めている。韓国はソーラーやリチウム電池でも一気に投資をかけようとしており、PLC「FA―M3R」の需要が大きく期待できる。またCO2削減、省エネの観点からのソリューション提案や、以前販売していたYEWMACの置き換えにFA―M3Rとパソコンでのリプレース提案で引き合いが増加、当社の販売代理店がエンジニアリ…


2010年わが社の経営戦略 冷静な市場分析で安定経営

車載用リレーをメインにしている当社にとってこの1年間で様相は大きく変わった。1年前の米国の経済変調は米国の自動車産業だけでなく、世界のあらゆる産業に大きな影響を与えたが、とりわけ、ものづくり関連は過剰な生産設備を抱えているところが多く、設備投資の停滞を招いている。当社も2009年2月頃は、ピーク時の40%を切るほどまで生産水準が低下し、在庫調整にも苦しんだ。ところが4月頃からV字とも言えるペースで受注が持ち直し、今ではピーク時の生産を上回る月産1500万個に達している。これは車の生産台数から考えても異常な数量で、まさにバブルの状況と言える。余りにも在庫調整をし過ぎた反動であるが、実際の需要はこ…


2010年わが社の経営戦略 危機感を持って攻勢へ

昨年は厳しい状況の中で社内改革の良い機会と捉え意識改革、経費削減、新製品開発などに取り組んできた結果、新しい時代の製品を造る土壌が出来てきた。 今年は、当社にとって40期(11月決算)という節目に当たる。景気の2番底が懸念されるが、受注が回復してきており、過去の売り上げの70~80%に戻れば良い。今年は経営者の目線で「業績を回復するか下降は潰す、その覚悟で臨む」ような危機感を持って仕事に励む意識改革をしてもらう。そうしないと殿様商売から抜け出せず社会から取り残される。また、売り上げでは昨年発売した新製品が貢献しよう。 昨年から意識改革に向けての対策を講じてきた。 ITを、社内コミュニケーション…


2010年わが社の経営戦略 躍進するFA・制御機器メーカー 新技術で新時代を備え

悪夢のような2009年が終わり、新年を迎えた。今回の不況から2つの課題が見えてきた。 一つは不況そのものだが、実態にそぐわないもう一つの経済があり、それが人々を悩ますということ。もう一つは中国など新興国の台頭である。 2つ目の課題についてのみ考察してみることにする。東西の壁の崩壊、天安門の事件から20年、世界に平和が訪れたことはすばらしい。しかし、今度はグローバルになった世界で新しい課題が明らかになった。依然として地域間格差があり、その傾斜が急な分だけ激しい変化で世界経済に襲いかかろうとしている。 嘗て日本もそうだったように、オリンピックを境に開催国は先進工業国に仲間入りした。2008年には北…


工業会年頭所感2010年 環境とエネルギーで取り組み強化

新年、あけましておめでとうございます。 皆様方と共にこうして新年を迎えられましたことを、心よりお慶び申し上げたいと思います。 平素より、会員ならびに関係省庁・関係団体の皆様方には、当工業会に格別のご支援とご厚情を賜り、誠にありがとうございます。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。 2010年の年頭にあたり所感の一端を申し上げ、新年のご挨拶に代えさせて頂きたいと存じます。 昨年は、世界の様々な国・地域で色々な出来事や変化が起きた年でした。特に、皆様ご承知のとおり、経済の面においては、リーマンショックを契機に100年に一度と言われる世界同時不況に見舞われ、わが国経済も、例外なく極めて深刻な事態…