安全意識向上で取組み加速 安全対策機器

制御機器の中でも伸長著しい安全対策機器は、グローバル規模で市場が拡大している。世界市場は約1500億円と推定され、日本市場はこのうちの約15%、220億円前後と推定される。 市場が急成長している背景には、工場などでの安全な作業環境の確立、企業の社会的責任という立場から、機械安全への積極的な取り組みが進んでいることが挙げられる。また、市場のグローバル化に伴い、安全対策で先行している欧州の考えをベースにした国際規格取得への取り組みも活発化している。 規格面では、欧州の機械指令が改定され、欧州に輸出する機械・装置の安全制御回路は、EN ISO13849―1:2008(ISO13849―1:2006)…


各社のFA関連製品 スワロー電機 ニューマルチトランス 1台で12種類の電圧に対応

スワロー電機は、業界で初めて1次側、2次側合わせ1台で12種類の電圧に対応する「ニューマルチトランス」を好評発売中である。 ニューマルチトランスは1次側(入力)とともに、2次側(出力)もマルチタップを採用。1台のトランスで12種類の電圧に対応するもので、入出力の電圧変更が簡単にできる。 また、LED表示付きタイプは通電表示ができ動作確認が容易なほか、保護カバー付きねじアップ式端子台の採用で、カバーを取り外したりねじを緩める必要がなく、簡単に配線ができる。 ビスの落下や取り外す手間がなくなり、安全性の向上とともに、配線作業のスピードアップと効率化が図られ、従来品に比べ配線時間を5分の1以下に短縮…


小型・薄型化で操作性重視 操作用スイッチ

機械・装置のインタフェイスを担う操作用スイッチは、制御機器としての中心的役割を果たしている。 日本電気制御機器工業会(NECA)の出荷統計では、08年度338億円(前期比21・7%減)、09年度は260億円(同22・9%減)であったが、昨年秋口から需要が順調に回復、各種の新製品も登場し、市場が活発化している。 操作用スイッチは、工作機械やロボット、自動車製造分野など産業分野のほか、アミューズメント機器や放送機器、セキュリティ機器など幅広い分野で使用されている。 種類は押しボタン、照光式押しボタン、セレクト、カム、ロータリー、トグル、デジタル、DIP、シーソー、多方向、タクティル、スライドなど多…


各社のFA関連製品 信明電機 静音型遅動ソレノイド 動作スピードの調整可能

DCソレノイド大手の信明電機は、プル・プッシュ型、ラッチング型、ヒンジ型、スタンパーソレノイド、遅動ソレノイドなど用途に応じた多様な製品群を誇っている。国内のほか中国に製造会社を設立し進出日系企業に供給して好評を得ている。 遅動ソレノイドは、従来のソレノイドがプランジャー動作スピードを変えられないため、目的に合わせて任意にスピードを変えたい要求に応えて開発したユニークな製品。特許申請。 遅動ソレノイドは、従来のギヤ比による遅延機構と比べ速度の調整が可能で、取り扱いも容易、安価といった利点がある。スピードの調整は取り付け後でも任意にできる。また、吸着時の衝撃音が少なく静かである。構造は画一的で故…


V字回復見せるサーボモータ市場 中国を中心としたアジア市場向けが牽引 半導体・液晶製造装置、工作機械向けの需要が大幅伸長 ますます進展する小型・高速化省エネ・高効率化も重要視

また最近では、「オールインワン・サーボモータ」とうたって、ドライバ、エンコーダ、モーションコントローラ、シーケンサ、ネットワークまでを、1台に内蔵した製品も販売されている。配線作業が不要で、省スペース化にも繋がり、トータルコストダウンにも貢献できる。そのほか、搬送機械、繊維機械などでは、1台のマシンに使用するモータ数が多く、特にサーボアンプの小型化や各軸のゲインチューニング工数の短縮が求められている。このため、回路基板をワンボード化するなど、高密度実装と最適放熱設計での超小型サーボアンプも登場している。 機械・装置と、サーボドライブを繋ぐインタフェイスも重要性を増してきている。機械・装置のコン…


生産管理の効率化で注目

自動認識機器は、販売や生産管理の効率化という大きな役割に加え、製品の「安心・安全」と「品質管理」という役割も高まり、着実に市場を拡大している。特に、製造履歴を管理するトレーサビリティニーズは年々重要視され、景気動向に関係なく投資を進める方向にある。 また生産、物流などのトータルコストを削減する上でも、自動認識機器の活用効果が高いとの評価も定着して導入が進んでいる。 自動認識機器は、バーコードリーダー、RFID、バイオメトリクスなどが用途によって使い分けがされている。 情報量を多く扱える2次元コードリーダーへの移行が加速している。 RFIDは電波法やUHF帯などの改正・開放などもあり、使いやすさ…


各社のFA関連製品 協立継器 19インチラックマウント電源切替装置 データセンターに最適

リレー・コンタクター大手メーカーの共立継器は、19インチラックマウント電源切替装置を発売したが、データセンター、事業所などに好評である。 19インチラックマウント電源切替装置はHTS―E2S形、ATS形、HTS―SCN形の3機種がある。 HTS―E2S形は、高速切替用の瞬時励磁式機械保持型電磁接触器を使用し、通電時の損失を減らした省エネ型高速電源切替装置。同期検出器、停電検出器を内蔵、手動(同期)切替5ミリ秒以下、自動(停電)切替16ミリ秒以下の性能を備えている。機械式接点のため通電時の発熱が少なくラック内の温度上昇を低減できる。サーバ用PCなど停電時の電源瞬時切り替えに最適である。 ATS形…


V字回復見せるサーボモータ市場 中国を中心としたアジア市場向けが牽引 半導体・液晶製造装置、工作機械向けの需要が大幅伸長 受注は過去最高ペースで推移部品まに合わず納期で苦慮

リーマン・ショックの影響を大きく受けたサーボモータ市場は、それまでの過去最高ペース生産から一転して09年2~3月頃は70~80%の大幅減少となった。自動車の設備投資と生産減で工作機械、ロボットの生産が大きく落ち込んだほか、半導体・液晶などのFPD製造装置の主力市場も減少し、サーボモータ市場はITバブル期に匹敵する落ち込みを示した。昨年6月頃からは、半導体・液晶などのFPD製造装置や電子部品実装装置などが先導役になって立ち上がりを見せて生産も上向き始め、昨年10、11月ごろからは前年同月実績を超え始め、さらに今年3月頃からは過去のピーク時の生産をも超える勢いを見せつつある。 サーボモータの生産は…


新エネルギー関連で大きな期待 配線接続機器

端子台、コネクターなどの配線接続機器は、産業用からOA、通信、空調、電力など幅広い分野で使われている。市場規模は、リーマン・ショックの影響もあり端子台で350億円前後、コネクターで4000億円前後と減少した。価格の低下も進んでいるが、ソーラーや太陽電池などの新エネルギー関連や、デジタル機器などでの普及が見込まれることから、先行きへの期待は高い。 端子台は小型化と配線作業の省力化に向けた取り組みが著しい。 小型化傾向は電子機器の小型化と微少電流化の中で志向されており、プリント基板タイプが市場を牽引している。 受配電盤や制御盤など大電流用途ではDINレール搭載の端子台が主流となっており、耐熱対応や…


各社のFA関連製品 国際電業 全力パーフットスイッチ「SFGシリーズ」 ロック機構で安全性向上

フットスイッチのトップメーカーである国際電業は、工作機械に適したロック機構付き全カバーフットスイッチ「SFGシリーズ」を発売し、好評を得ている。 SFGシリーズは、ペダル高さが業界で最も低い26ミリを実現、踏みやすくて疲れにくい構造になっている。電気的寿命は従来品の約10倍で業界最高クラスの500万回を実現。 外部衝撃、落下物などによるフットスイッチの誤作動を防止するロック機構付き。フットスイッチの底には滑り止めを付けており、足の先端でロック機構を押しながらロック解除すると、ペダルが踏み込める仕組み。2連、3連タイプに連結できる構造になっている。 このほど新タイプとして、最もシンプルなケーブル…