2010年わが社の経営戦略 商売の基本に返る

当社がかかわるトランス市場は、需要が停滞する中、原材料価格が上昇しており、厳しい状況が続いている。鋼板価格は幾分落ち着きを見せているが、銅線の価格は再び上昇しており、懸念材料となっている。 こうした状況下、今年は商売の基本に返ることを心がけ経営に臨んでいきたい。また、厳しい状況であるが当社の基本方針は変えず、高品質の製品をより安価で顧客に提供し、顧客満足の向上に努めていく。市場が冷え込む中、後ろを振り返っていても仕方がないので、現状を100として捉えるような姿勢で臨み、業績の回復、上昇に繋げたい。 メーカーの経営姿勢として「かきくけこ」の実践(か=感謝、き=勤勉、く=工夫、け=倹約、こ=行動)…


Fa関連機器の最新製品・技術動向 多彩な表示機能で「見える化」推進 PD(プログラマフル表示器)

PD(プログラマブル表示器)は、単なる情報端末機能から、最近ではPLCや温度調節器など、各種制御機器の機能分担的製品として大きく成長している。市場規模は450億円前後と推定されるが、昨年は自動車を中心とする工作機械分野、半導体・液晶分野の設備投資が低調だったので、厳しい数字になることが予想される。 一方、医薬・食品・化粧品の3品業界市場は、トレーサビリティや安全な製品を提供するために工場の「見える化」が進んでおり、PD需要が順調に拡大している。 近年、PDは多彩な機能とインターフェイスを標準搭載し、様々な機器と接続できるほか、ビギナーでも簡単に使いこなせる機能が好評である。また、持ち運びに便利…


2010年わが社の経営戦略 環境をキーワードに事業推進

電力流通・産業システム社は、社会インフラ関連の社内カンパニーの1つとして、電機・計測、電力の流通関連、2次電池、交通システムなどの事業を推進している。当産業システム事業部は、制御システム機器、産業用コンピュータ、計測機器、圧延計測機器をはじめ、産業用コンポーネントからシステムまでを国内外約20社のグループ会社と連携して、グローバルな展開を図っている。 2009年度の上期は産業用の設備投資が景気低迷の影響を受けているが、社会インフラ系の設備需要は比較的落ちが鈍かった。下期もコンポーネント系は下げ止まるが、システム系は厳しいと見ており、通期では前年度比20%ぐらい下がりそうだ。来期も引き続き厳しい…


2010年わが社の経営戦略 国内生産で中国製と対抗

昨年の状況として、国内向けは設備投資が大幅に抑制されたことなどで大きな影響を受けたが、海外向けはインドを含めたアジア向けが急成長しており、この分野の売上は前年の倍に近い状態となった。また、欧州向けも景気が良かった頃の状態に戻っており、フル生産体制で臨んでいる。 今年、特に取り組んでいかねばならない最大の課題は、中国製品とコスト面でどう対抗していくかという点だろう。世界で一番安くて品質の高い製品を供給していくためには、社内のコストダウンが最も重要なポイントで、これに応えるため社内で合理化を推進し中国製品と対抗していきたい。 中国製品との戦いはここ数年の課題でもあるが、今年の基本的経営方針として「…


2010年わが社の経営戦略 ぶれているのは誰か

民主党の政策、鳩山首相の考えがぶれているといわれるが、ぶれているのは投票した選挙民である。 郵政民営化一辺倒で実質崩壊し、未だに失敗政治の槍玉に挙げられる小泉政権。違法献金で代表の座を降りた小沢一郎が党の幹事長の要職に就き、9億円もの政治資金を自分は知らなかったと未だ嘯いているぼんぼん政治家、毎日周囲の顔色を伺っている鳩山首相を擁する民主党を選んだのは選挙民である。 仕分け仕分けと言って予算削減を衆目の前で格好をつけたが、これまでこの予算が使われずにどぶに捨てられていたのだろうか。おそらくその90%以上が生産に、文化的向上に、人件費に使われ、経済を支えてきたはずである。 今回仕分けの対象になっ…


2010年わが社の経営戦略 顧客を大切に地道に事業

昨年を振り返って見ると、1年を通して不況の風が吹き荒れていた。 お客様の設備投資が全く止まり、計画していた配電盤、制御盤の新規受注がずれ込み大きな影響を受けた。逆に、配電盤、制御盤のリニューアル受注が多くなった。昨年後半から1年以上も前に提出した見積りに関する問合せが来るようになり、少しずつ上向いてきた。ネジックシステム事業は過去には見られないほどの厳しい状況であった。そのため、昨年10月期は売り上げが減少した。今年は昨年よりも景気が上向くと思う。そうなって欲しい。ただし世の中には「様子を見る」風潮が出ており、余り期待はかけられない。 われわれの配電制御システム業界は決してなくなる商売ではない…


Fa関連機器の最新製品・技術動向 機能と使いやすさで裾野拡大 PLC(プログラマフルコントローラー)

PLC(プログラマブル・コントローラー)は、FA機器の中核を構成する機器である。 2008年は前半、大きく出荷が減少したが、後半に盛り返し、前年比80%前後まで回復、一部には納期遅れも生じている。09年は、中国などアジア市場が牽引役になって外需主導で伸長が続きそうだ。ここ数年PLCの高速処理化と小型化、高機能化傾向が著しく、省スペース性やコストメリットが高まっている。同時に、FA以外での用途も増えて裾野を拡大。 製品的には、コンパクト化と高速・高機能化、オープンネットワークや高速モーションネットワーク対応、さらに電源・CPU2重化によるシステムダウン防止などが目立つ。最近のPLCは、小型化、高…


2010年わが社の経営戦略 新製品投入効果で拡販へ弾み

2010年3月期の当事業部の売り上げは、下期以降受注が先行して08年度下期レベルまで回復を見せているが、上期の落ち込みが大きく、通期では前年度に比べ75%ぐらいが見込まれる。製品全般に売り上げが落ち込んでいるが、配電制御機器である電磁開閉器や高・低圧の遮断器関係は落ち幅が少ない。また、下期に入ってサーボモーターも機械関係の投資が出ており、増加傾向である。心配されている納期も、一部に遅れた製品もあるが、全般的には切羽詰まっている状態ではなく、対応がなされている。市況が厳しい中であるが、サーボモーター、表示器、インバーター、電磁開閉器、ブレーカーなどはシェアが上昇している。 今年のFA市場は、中国…


2010年わが社の経営戦略 攻守のバランスとり飛躍

今年は、3カ年中期経営計画「2010作戦」の最終年となる。一昨年秋からの急速かつ世界規模での景気減速で、昨年9月期の決算は大幅な減産、減収減益となった。中期経営計画も、本年は計画初年度の受注売り上げへ戻すことを目標に掲げた。 昨年秋口から受注に回復が見られ、10~12月期は前年同期比17%の受注増となった。結果、受注残が4・5カ月と急増し、当社の平均値3カ月強を大きく上回っている。 このような状況の中で新年を迎えることができた。世の中では二番底という声も聞こえ、当社を取り巻く環境は厳しいものと覚悟をしている。 増加を始めた受注案件は、かつてとは異なる様相が見える。昨年、低迷に苦しんだ電子コンポ…


2010年わが社の経営戦略 きめ細かな営業展開

景気は世界経済の問題であるが、世の中を見ると人々が覇気を失っていると思う。昨年は景気がこれほど急速に悪化するとは想像外であった。特に製造業での落ち込みが激しく、トランス市場も大きく縮小してしまった。今年は二番底が来るとまでいわれるが、個人的にはそうは思わない。昨年より景気は多少上向くが、しかし市場を取り合う販売競争がより一層激しくなるのは容易に予想できる。 そこで弊社は昨年、人員を増やし営業部を強化した。これは、この不況でトランス市場も縮小するなかでシェア拡大を図るため、こまめに訪問しお客様のニーズを的確に捉え受注につなげる営業体制を整えることに他ならない。同時に、設計・計画時にお役立て頂くた…