需要回復示すFAセンサー 半導体・HPD製造装置、電子部品実装機向け投資復活 太陽光発電・安全関連など新分野も伸長

Fa用センサー市場は、国内市場の需要回復と中国を中心とした海外市場の伸長を背景に、昨年秋以降順調な回復を見せている。日本電気制御機器工業会(NECA)の検出用スイッチの出荷統計では、2009年度の上期(4~9月)は、355億円で対前年比58・4%、対前期比87・1%であったが、第3四半期単期(10~12月)では235億円となり、前年比で100・7%、前期比では124・8%となり、順調な回復傾向を示している。国内市場では工作機械、自動車関連が停滞気味だが、半導体・FPD製造装置関連の設備投資が活発化しているほか、電子部品実装機、3品(食品・薬品・化粧品)業界が堅調な動きを示している。また、輸出も…


Faセンサー主要各社の重点製品 運動体の角度・角速度検出 表示機能付きスイングセンサシリコンセンシングシステムズジャパン

住友精密工業の子会社シリコンセンシングシステムズジャパンは、ロボットアームなど動き続ける運動体の角度・角速度の最高値が容易に検出できる表示機能付きスイングセンサ「SS―30001」を好評発売中である。 ジャイロセンサ内蔵のスイングセンサで、独自のピークホールド機能により、スイングなど動き続ける運動体の角度・角速度の最高値を容易に検出し数字で表示する。 ロボットアームや車両など、スイングや右折・左折の動きをする計測対象なら、どの部分に取り付けても検出可能である。 オンディレイ、オフディレイ、ワンショットタイマなど接点出力用に各種タイマを内蔵。 チャタリング防止や、わずかな立ち上がりの検出なども可…


Faセンサー主要各社の重点製品 機種豊富で多用途に対応 回転型・静止型トルクセンサー信明電機

信明電機は、DCソレノイド、トルクセンサー、オプトセンサー、発振型センサー、オートロックブレーカー、応用機器・システムなどを製造販売しているが、ユーザーニーズにきめ細かに対応した開発・生産体制を整えており、性能・品質・価格ともに高い評価を得ている。 トルクセンサーは歪ゲージを検出部に応用し、微少トルクの一般測定用から品質管理、工程管理などのセンサーとしても多く使用されている。 検出母材に独特の処理を施し機構的に新方式(特許申請)を採用することで推力の影響を減じ微少トルクの測定を正確に検知でき、従来困難であった領域も測定を可能にしている。また、独自の衝撃アブソーバを採用しているため感知部を衝撃か…


Faセンサー主要各社の重点製品 幅広い計測ニーズをカバー レベルスイッチ理光産業

理光産業は、フロート、レベルセンサーの総合メーカー。 同社のレベルスイッチは、樹脂製のMFSシリーズ、ステンレス製のRFSシリーズなどが中心。大容量タンクから機器組み込み用まで、材質、機能、性能別に豊富な機種をそろえ、幅広いレベル計測ニーズをカバーしている。 比重変化しないという高信頼性や、側面取り付け式などのアプリケーションにより、自動車などのエンジン回りなどを中心に用途を拡大しているほか、外食産業用などにも需要が拡大している。 さらに、特注品やOEMなどにも対応している。 また、同社のフロートは高品質で国内はもとより、海外でも高い評価と実績を得ている。 中心製品は「硬質完全独立気泡体・RF…


Fa関連機器商社 今年の見通しと取り組み 商品企画の強化の全力

昨年1年はまるでリーマンショックが日本で発生したような衝撃を日本経済に与えた。産業界のモノ造り活動がそれこそ停止したかと思えるほど昨年4~6月は停滞した。配線資材業界への影響も多大であった。秋以降は多少良くなってきたが、電子部品や1部材料の不足、製造業の海外生産シフトという別の不安材料が出てきた。 お客様は設計が終わり電子部品を手配する段階で部品・材料の入手が難しくなり、現在もこの状態が続いている。配線資材は後工程で使われるので、その間は受注が遅れる。実需が戻るには秋口までかかるかもしれない。為替の動向次第では2番底の不安もある。 とくに根深い問題なのは、製造業の国内空洞化である。日本の製造業…


Fa関連機器商社 今年の見通しと取り組み お客様を知り提案する

一昨年のリーマンショックによる世界同時不況は、自動車、工作機械産業が集積する中部地区ではとくにその影響が大きかった。しかし、昨年5月頃から少しずつ自動車、工作機械関連以外のお客様は仕事が増えてきた。最盛期の70%程度に戻っているところも出てきた。 当社は、昨年基本テーマ「ありがとうございます」、行動テーマ「お願いします」を掲げ、厳しい経営環境の中でお客様に対し、少しでもお役に立てるよう社員一丸となって取り組んできた。 お客様が立ち上がったときに納期でご迷惑をかけないよう、昨年6月頃から商品在庫を少しずつ増やしてきた。当社は過去の経験により現場を回ってどのような商品が不足するか見えてきたので、そ…


Fa関連機器商社 今年の見通しと取り組み コーディネート販売を強化

2010年は急速な景気上昇とはいかないものの確実に上昇すると思う。但し、すべての業種が良くなるとは思えず、同業種であっても企業間の格差はますます大きくなるだろう。大きく変化する市場にスピーディに対応出来なければ取り残される事になり、この対応が大切となってくる。 09年の景気は年初より、食品、薬品、農機具を除き急速に下降し、顧客の企業も休業等の雇用調整を強いられたが、8月頃からやや回復の兆しが見受けられ、業種によってはピーク近くまで戻した所もあった。 設備投資関連では国内向けは大きな動きは少なかったが、海外向けの引き合いは増えており、特に韓国、中国向けが多い。ただ、価格、納期面で要求が厳しく苦労…


新分野に挑むFA・制御機器商社

FA・制御機器の市場は、2009年5~6月頃を底にして上昇に転じている。09年12月には低水準ながら前年同月の売り上げを超えたところも多く、ようやく先行きに明るさが戻りつつある。一部ではメーカーの生産体制が整わず納期対応ができない製品も出るなど、1年前とは極端な状況も出現している。心配される景気の二番底も、中国市場などアジア地区に向けた輸出が牽引しており、大きな落ち込みはないとする見方が一般的だ。ただ、電子部品の一部では、家電向けのエコポイント制の見直しや年度末の在庫調整などを睨んでか、受注に陰りも見られ警戒する声も聞かれる。市場が外需中心に展開するなかで国内市場で展開する商社は、その恩恵が限…


Fa関連機器商社 今年の見通しと取り組み 「もの売りから、こと売り」へ

制御機器市場は大きな転換期にあると思う。自動車、工作機械、半導体、電子部品など大量生産型や資本財の主要業種が生産の海外移転を進めており、既存の国内市場は縮小傾向にある。国内の制御機器市場はよほどの新製品が開発されない限り、景気が回復しても70%程度に止まる。 一方で、制御機器そのものも汎用性が強まり、顧客は安くて早くて支払い条件の良いところから買うように変わった。制御機器メーカーと一緒にお客様を啓蒙して開拓する時期から成長期を経て成熟へと変わり、販売競争になった。これに巻き込まれたら、売り上げ規模の拡大ばかり競うようになり、当社のDNAとかけ離れてしまう。 「ローコストオートメーションの提供」…


新分野に挑むFA・制御機器商社 幅広い市場へ提案営業推進 中部地区

中部地区の経済活動の基盤を担っている自動車は、2010年1月中部経済産業局発表の管内総合経済動向によると、米国向けが堅調、新興国向けが順調であることや、国内向け低燃費車が好調であることから、増加傾向となっている。自動車部品は、国内完成車向け、国内メーカーの海外現地工場向けが堅調なほか、アジア向けが増加しており、全体でも増加傾向となっているという。しかし、ハイブリッド車などの低燃費車は、優遇税制対象ということもあって好調だが、それ以外の車種は苦戦が続いている。 設備投資関連を扱うFA商社にとって、中部地区に多くのメーカーが集中する工作機械の動向からは目を離せないが、09年11月の中部経済産業局管…