2010年わが社の経営戦略 新製品を新市場に投入

昨年は、景気の悪化により辛抱の年となった。設計用CADの顧客である製造業は売り上げ急減で設備投資に余裕がなくなり、当社もその影響を受けた。ECAD/dioはマーケットシェアを伸ばしたものの、現在のところ前年度の実績を下回る売り上げで推移。 今後もニーズはあるものの、実売にはなかなかつながらない市場動向が続き設計ソフト業界が一気に上向くことは予測できない。こうした状況では最も悪いシナリオを想定し、収益を上げられる事業計画を立てる。 当社は利益が出る体制の維持に努める。今後、この厳しい状況下でも着実に前進できるよう組織編制を行う。そのため、開発、営業ともに人員を含めた見直しを図り、組織の体質を強固…


Fa関連機器の最新製品・技術動向 ユーザーのコスト追求が追い風 ボックス・ラック

ボックス・ラックの需要裾野は、非常に広いだけに景気の影響を極端に受けづらい製品と言われているが、昨年の世界同時不況の影響はさすがに避けられなかったところが多い。それでも、データセンターや携帯電話の基地局需要などは、さほど落ち込むことなく、堅調に推移した。 今年は昨年後半の回復基調が本格化することが予想され、08年の水準超えが見込まれている。社会インフラ整備と建設着工、情報通信分野を中心とした科学技術関連投資などが進めば十分可能性がある。 標準ボックスは年々、ユーザーの利便性を高めている。短納期、均一な品質、気密性、環境保護、海外規格適合による採用効果のほかにユーザーがこれまで外注していた鉄板加…


2010年わが社の経営戦略 国内シェアをアップ

景況の低迷で、昨年上期は非常に厳しい数字で推移したが、秋口から回復傾向となり、第3四半期は前年同期比80%前後で推移している。第4四半期がどこまで行けるかわからないが、上期落ち込んだ分をできるだけカバーしていきたい。 海外の状況は、中国がリーマンショック以前の状態に戻りつつあるほか、米国市場も予想以上の回復を見せており、当社の売り上げも順調に回復してきている。 今年の国内市場は新規投資の縮小傾向が予想され、工作機械関係も暫くは厳しい状況で推移するものと予想される。当社は今年から新しい中期計画が始まるが、まずは国内でのシェアアップに努めたい。特にメーンビジネスである操作用スイッチの拡販に注力し、…


2010年わが社の経営戦略 20周年を機に次の飛躍へ全力

当社は1990年4月に設立、お陰様で今年20周年を迎え、成人になる。当初はごく限られた分野での製品と知名度の低さから市場開拓に苦労したが、ケージクランプが鉄道関係に採用されてから、自動車、半導体などFA関連の分野に裾野を拡大し、現在の実績を上げられるまでになった。今ではワゴが製品の代名詞として使われる状況まで生まれている。 09年12月期は景気低迷の影響を受けて、3、4月頃までは大変苦労した。ここに来て、一部で品不足も懸念されるなど回復基調になっている。 今年は20周年を迎えてもう一度初心に帰り、昔のように小回りが効くような組織にしていけるようにしたい。特に前倒しの顧客情報をしっかりと収集し、…


2010年わが社の経営戦略 電源装置拡販で新たな展開

米・Eaton社グループに入って約1年半が経過、Eaton製品が加わったことで販売する製品が増え、また技術サポートなどでもグループで連携した取り組みが進むなど成果を上げつつある。 ただ、世界同時不況の影響は避けられず、2009年12月期は大幅な減収になった。 厳しい中でも単発のプロジェクトは動き出しており、特に社会インフラ関連で新しい顧客開拓も進んでいる。 当社製品の特徴のひとつである、国際規格に準拠していることが採用する時の大きな評価になっているようである。こうした動きもあって、昨年12月単月の売り上げは09年度では最高になった。 10年12月期もこのペースが維持できれば、かなり良い売り上げ…


2010年わが社の経営戦略 顧客提案に素早く対応

当社を取り巻く環境は、昨年に引き続き厳しい状況になるものと予想され、今年はなお一層、気を引き締めて臨みたい。一方、顧客からの新しい提案や案件、問い合わせが多数舞い込んでおり、要望に即対応できるよう、積極的な営業姿勢で臨み事業展開のスピードアップを図りたい。 さらに、ものづくりの効率化と付加価値を創出する構想図を描いており、スピードエンジニアリング力を駆使し、顧客の成長をバックアップできるよう心がけている。また、当社の懸案事項であった電子機器事業と機械機器事業の要素技術の融合が進展、多角的なシステム提案が可能となってきた。 当社が従来から取り組んできた生産を合理化する機器を標準化し、これらを組み…


Fa関連機器の最新製品・技術動向 機械と防爆で安全の取り組み 安全対策機器

安全対策機器市場は、グローバル規模で拡大している。世界市場は約1500億円と推定され、日本市場はこのうちの約15%、220億円前後と推定される。 市場が急成長している背景には、工場などでの安全な作業環境の確立、企業の社会的責任という立場から、機械安全への積極的な取り組みが進んでいることが挙げられる。さらに、市場のグローバル化に伴い、安全対策で先行している欧州の考えをベースにした国際規格取得への取り組みが活発化している。 規格面では、欧州の機械指令が改定され、欧州に輸出する機械・装置の安全制御回路は、ISO13849―1:2006への対応が進められている。 IEC61508の「機能安全」の概念で…


2010年わが社の経営戦略 事業継承で相乗効果発揮

昨年末にパナソニック電工のFA関連製品の製造・販売に関する事業を、会社分割により10月から当社が承継することに関する基本合意書を締結した。社名は「パナソニック電工SUNX」、ブランド名も「Panasonic」に変更、今年は舵きりの忙しい年になりそうだ。経営効率化と、両社の技術融合によるシナジー効果を発揮、1プラス1が3にも4になるような成長の年にしたい。 パナソニック電工のFA事業承継により同社のPLC、表示器などと、今回、同時に子会社化するパナソニック電工竜野のエコパワーメータ、タイマなどの製品群が揃う。これらのコントロール技術に、従来からの当社のセンシング、レーザ技術を融合させ、FA事業の…


2010年わが社の経営戦略 〝流通元年〝としてエリア戦略徹底

2009年度は大変な1年であった。09年の4、5月を底に売り上げが低迷したが、第3四半期(7~9月)から回復基調に入り、10月は08年同月に肩を並べるまでになり、11、12月も大きな落ち込みもなく終わることができた。 昨年は緑の端子台以外の製品拡販も進めて、総合接続機器メーカーとして展開を図るスタートの年であった。結果的には、世間並みに売り上げが落ちている部分もあるが、オートメーションやインタフェイスなどの部分は伸びてきている。これは地域別・業界別に商社を活用した新規顧客開拓とアプリケーションで競合に勝ち残った成果である。 昨年全国23社の流通商社と特約店契約を結び、協業体制を構築した。今年は…


2010年わが社の経営戦略 薄型スイッチでシェア拡大

2009年12月期の売り上げは、一昨年秋からの金融危機の影響を受けて世界同時に全産業が厳しい経済環境に陥る中で、当社も少なからず影響を受けた1年であった。 こうした中で、社会インフラに絡んだ需要は小幅な落ち込みで推移しており、当社が従来から注力している鉄道車両や特殊車両関連、エレベータ関連などの売り上げに繋がってくれている。 10年度も先行き、この厳しい状況が続くものと見ているが、何とか08年度の売り上げ水準に近づけられるように努力していきたい。 自動車関連の設備投資はまだ期待はできないが、半導体や液晶製造装置、及び省エネや新エネルギーに絡んだ分野は伸長が見込まれており、市場開拓を意欲的に進め…