Fa関連機器の最新製品・技術動向 インフラ整備と安全ニーズで追い風

端子台、コネクターなどの配線接続機器は、産業用からOA、通信、空調、電力など幅広い分野で使われている。市場規模は端子台で450億円前後、コネクターで5000億円前後と見られるが、価格の低下も進んでおり、数量に比べ金額の伸びは低い。今年も需要の先行きに大きな不安は少なく、数量的な伸びが見込まれるが、価格競争は依然激しさが続きそうだ。端子台は小型化と配線作業の省力化に向けた取り組みが著しい。 小型化傾向は電子機器の小型化と微少電流化の中で志向されており、プリント基板タイプが市場を牽引している。 受配電盤や制御盤など大電流用途ではDINレール搭載の端子台が主流で、耐熱対応や防爆など用途によってさらに…


2010年わが社の経営戦略 改革終了で新たな事業構築

1年前から取り組んできた社内の構造改革が昨年12月で一応終了した。国内工場の再編と中国工場への移管、希望退職の実施、さらにはマレーシア工場生産品の中国工場への移管などを進めた。また、本社の営業及び、技術、品質管理、業務を一体して運営して一層のサービス向上を図るため、関西と中部営業所を本社営業部に2月1日から統合する。こうした一連の改革で財務体質が強化されつつある。 売り上げのほうも、月を追うごとに上向いて来ており、特に海外が好調に推移していることから、連結では上期実績22億円に対し、下期は36億円ぐらいが見込まれ、通期では58億円を計画している。利益のほうも一連の改革効果もあり、黒字確保できる…


2010年わが社の経営戦略 環境関連の用途開拓を推進

2009年12月期の売り上げは、3月ぐらいを底にして4月頃から立ち上がって来たものの、それまでの落ち幅が大きく影響し、最終的に完全にカバー出来ず、前期比約20%減で終わった。好調を維持してきたソーラーパネル関連へのMC社のコネクター販売も、参入メーカーが増えたことで競争が激化しており、加えて世界的な金融危機はソーラーパネル関連も例外でなく影響を受けた。 今期は前期割り込んだ50億円の売り上げ回復へチャレンジする計画である。 注力してきたソーラー関連も競争が激しくなってきていることから、今期はソーラー以外の市場開拓への取り組みを強める。ソーラーに限らず、地球温暖化対策上から環境関連ビジネスはこれ…


2010年わが社の経営戦略 アプリケーションを深耕

経済環境の低迷で、09年度は厳しい状況になりそうだが、液晶関連市場がようやく動き出したことや、アプリケーション展開が拡大してきている現状下、上期マイナス面のカバーは無理としても、下期の売り上げ目標はほぼ確保できそうな状況となっている。 昨年は、当社の特徴である小回りの効く営業展開が効を奏し、顧客との接点が増加、新しいアプリケーション開拓に繋がった。また、採用実績が拡大してきたことで、当社のブランドも着実に顧客に浸透し、メーカーとのコラボレーション案件も拡大している。 セットメーカーとのコラボでは、問題点を抽出し解決していく手法が大手ユーザーにも認められ、具体的な製品開発に繋がってきた。 当社の…


2010年わが社の経営戦略 躍進するFA・制御機器メーカー 内需関連向け製品を開発

昨年は「厳しかった」の一言に尽きるが、底を抜け出し忙しくなりつつある。それまでは経費の見直しを徹底的に行ってきたが、昨年後半から受注、売り上げともに上向き出し、12月から生産体制を元の状態に戻すことができた。 今年の景気見通しは不透明感が拭えない。ドバイの影響も心配な要素である。このような状況で先行きを見通すのは困難であるが、少なくとも国内景気は急回復しないといえる。 当社は、昨年秋以降、輸出用エアコンのコントロール装置の受注が増え、全体でも過去ピーク時の8割まで戻すことができた。今年3月まで受注があるが、お客様は生産が立ち上がると即納品を要求するので、当社としても納期遅れをきたさないように外…


工業会年頭所感2010年 競争と協調でもの作り推進

新年明けましておめでとうございます。 2010年の年頭に当たり一言ご挨拶を申し上げます。さて、昨年のわが国の経済環境はかつて経験したことのない厳しい中での1年でした。一昨年9月のリーマン・ショックに端を発した「100年に一度」といわれるほどの世界的な景気の落ち込みを受け、多くの製造業界が年初より在庫の削減を進めるための生産調整を強化したため、生産は大きく落ち込み、生産ラインの停止に伴う雇用の縮減等が大きな社会問題になったことは記憶に新しいところです。このため一昨年来先進7カ国(G7)は、BRICsに代表される新興諸国を加えた新たな「G20サミット」を組織し、参加各国に緊急経済対策の実施を促して…


2010年わが社の経営戦略 ものづくり革新に貢献

100年に一度といわれる厳しい経済環境が続く中、製造業におけるものづくりは、大きな転換期を迎えている。当社はこの変化をチャンスと捉え、顧客を起点とした技術・商品の創出やサービス・サポートの強化を行うなど、顧客の新たなものづくり革新に貢献した1年であった。今のFA現場では、製造ライン集約などの合理化、大幅なコスト削減、人員削減に対する業務生産性向上の取り組みの実施など、強い経営体質の構造改革が課題となっている。これらの新たな課題に応えるため、使用部品を一から見直し、低価格を実現させたプログラマブルコントローラ形CP1Eや、検査計測処理の並列化によりスピードアップを実現した視覚センサ形FZ3―90…


2010年わが社の経営戦略 海外市場の開拓へ取り組む

昨年の6月以降、受注が大幅にダウンした。今5月期の決算では利益はでても、売上高は落ち込む見込みにある。決算の中身は良くなっても売り上げの数字も欲しいところである。ただ、防爆は注目されており、他の市場に比べ、比較的に恵まれているとも言え、良いチャンスではある。その中にあって、チェンジとチャレンジを行っていきたい。ただ、国内市場はそれほど期待できなく、今後は中国、東南アジアの市場にウェートをかけていくことになる。 この市場は米国と欧州の戦いで、そのなかでの厳しさはある。中国はエネルギーを石炭に頼っていることもあり、防爆機器への需要も多い。中国市場へいかに取組んでいくかも今後の課題である。そこには、…


2010年わが社の経営戦略 PAとFAの両輪で積極展開

2009年12月期の売り上げは前年度比約75%と、大変厳しい実績で終わった。PA(プロセスオートメーション)関係は、シンガポール調達のプロジェクトが余り景気の影響を受けなかったことから前年度比ほぼ横ばいであったが、FA関連が自動車生産設備の投資減少からAS―iバスなどの売り上げが苦戦し、同約60%となってしまった。 10年12月期は20%増の売り上げ計画でスタートしており、早く08年度のべースにまで戻したい。 今年度から5カ年経営計画をスタートさせている。5年間全体を見通した人員や売り上げ計画を立て実行していく。 組織もPAとFAの2つの部門に明確に分けて、それぞれの部門長が、営業責任と権限を…


2010年わが社の経営戦略 応用技術で新市場開拓

昨年1年間はつらい時期だったが、次に向かっての足場固めを行ってきた。今年は「前に打って出よう」をモットーに新商品を投入、元気な姿をアピールする。メーカーは、業界のキーワードによって新商品を作れば不況下でも脱却できる。 今期の売上高は減収だが、計画より5%ぐらい改善されそうだ。医療機器関連が好調だったのと、昨年4月に発売した2段踏みフットスイッチに工作機械業界から引き合いがきたのが大きい。従来、海外メーカーが大きなシェアを持っていたが、当社の2段踏みが評価され、耐久性、安全性も高いということで、今後新規の受注がさらに期待できそうだ。 立体駐車機用落下防止装置も競合他社が少ないということで、堅実に…