2010年わが社の経営戦略 ぶれているのは誰か

民主党の政策、鳩山首相の考えがぶれているといわれるが、ぶれているのは投票した選挙民である。 郵政民営化一辺倒で実質崩壊し、未だに失敗政治の槍玉に挙げられる小泉政権。違法献金で代表の座を降りた小沢一郎が党の幹事長の要職に就き、9億円もの政治資金を自分は知らなかったと未だ嘯いているぼんぼん政治家、毎日周囲の顔色を伺っている鳩山首相を擁する民主党を選んだのは選挙民である。 仕分け仕分けと言って予算削減を衆目の前で格好をつけたが、これまでこの予算が使われずにどぶに捨てられていたのだろうか。おそらくその90%以上が生産に、文化的向上に、人件費に使われ、経済を支えてきたはずである。 今回仕分けの対象になっ…


2010年わが社の経営戦略 顧客を大切に地道に事業

昨年を振り返って見ると、1年を通して不況の風が吹き荒れていた。 お客様の設備投資が全く止まり、計画していた配電盤、制御盤の新規受注がずれ込み大きな影響を受けた。逆に、配電盤、制御盤のリニューアル受注が多くなった。昨年後半から1年以上も前に提出した見積りに関する問合せが来るようになり、少しずつ上向いてきた。ネジックシステム事業は過去には見られないほどの厳しい状況であった。そのため、昨年10月期は売り上げが減少した。今年は昨年よりも景気が上向くと思う。そうなって欲しい。ただし世の中には「様子を見る」風潮が出ており、余り期待はかけられない。 われわれの配電制御システム業界は決してなくなる商売ではない…


Fa関連機器の最新製品・技術動向 機能と使いやすさで裾野拡大 PLC(プログラマフルコントローラー)

PLC(プログラマブル・コントローラー)は、FA機器の中核を構成する機器である。 2008年は前半、大きく出荷が減少したが、後半に盛り返し、前年比80%前後まで回復、一部には納期遅れも生じている。09年は、中国などアジア市場が牽引役になって外需主導で伸長が続きそうだ。ここ数年PLCの高速処理化と小型化、高機能化傾向が著しく、省スペース性やコストメリットが高まっている。同時に、FA以外での用途も増えて裾野を拡大。 製品的には、コンパクト化と高速・高機能化、オープンネットワークや高速モーションネットワーク対応、さらに電源・CPU2重化によるシステムダウン防止などが目立つ。最近のPLCは、小型化、高…


2010年わが社の経営戦略 新製品投入効果で拡販へ弾み

2010年3月期の当事業部の売り上げは、下期以降受注が先行して08年度下期レベルまで回復を見せているが、上期の落ち込みが大きく、通期では前年度に比べ75%ぐらいが見込まれる。製品全般に売り上げが落ち込んでいるが、配電制御機器である電磁開閉器や高・低圧の遮断器関係は落ち幅が少ない。また、下期に入ってサーボモーターも機械関係の投資が出ており、増加傾向である。心配されている納期も、一部に遅れた製品もあるが、全般的には切羽詰まっている状態ではなく、対応がなされている。市況が厳しい中であるが、サーボモーター、表示器、インバーター、電磁開閉器、ブレーカーなどはシェアが上昇している。 今年のFA市場は、中国…


2010年わが社の経営戦略 攻守のバランスとり飛躍

今年は、3カ年中期経営計画「2010作戦」の最終年となる。一昨年秋からの急速かつ世界規模での景気減速で、昨年9月期の決算は大幅な減産、減収減益となった。中期経営計画も、本年は計画初年度の受注売り上げへ戻すことを目標に掲げた。 昨年秋口から受注に回復が見られ、10~12月期は前年同期比17%の受注増となった。結果、受注残が4・5カ月と急増し、当社の平均値3カ月強を大きく上回っている。 このような状況の中で新年を迎えることができた。世の中では二番底という声も聞こえ、当社を取り巻く環境は厳しいものと覚悟をしている。 増加を始めた受注案件は、かつてとは異なる様相が見える。昨年、低迷に苦しんだ電子コンポ…


2010年わが社の経営戦略 きめ細かな営業展開

景気は世界経済の問題であるが、世の中を見ると人々が覇気を失っていると思う。昨年は景気がこれほど急速に悪化するとは想像外であった。特に製造業での落ち込みが激しく、トランス市場も大きく縮小してしまった。今年は二番底が来るとまでいわれるが、個人的にはそうは思わない。昨年より景気は多少上向くが、しかし市場を取り合う販売競争がより一層激しくなるのは容易に予想できる。 そこで弊社は昨年、人員を増やし営業部を強化した。これは、この不況でトランス市場も縮小するなかでシェア拡大を図るため、こまめに訪問しお客様のニーズを的確に捉え受注につなげる営業体制を整えることに他ならない。同時に、設計・計画時にお役立て頂くた…


2010年わが社の経営戦略 新規格への相談件数増加

昨年の後半の3カ月(10~12月)は、受注金額がわずかながら増えてきたものの、1年間を通してみると計画をやや下回った。その中で、新規格防爆取得相談の件数は増加しており、底は脱したのではないか、とも見ている。これまでのケーブルグランドでの新規格取得での実績が着実に評価を得てきつつある。 常に、産業安全研究所主催の防爆講習会には、技術者が参加して、持ち帰った注意点などをもとに社内で勉強会を開き、新製品開発に活かしてきた。ユーザーの要求する仕様に合わせた安全、安価でコンパクトな製品開発を目指している。 そのための豊富な技術資料も取り揃え、ユーザーへの対応もよりスムーズにできる万全な体制を整えた。 今…


Fa関連機器の最新製品・技術動向 環境対応で車載リレーに期待 リレー

リレーは、電気信号を受け、機械的な動きに変換する電磁石と電気を開閉するスイッチで構成されており、電気を使用する機械・装置ほとんどに使用されている。 リレー市場は、日本電気制御機器工業会(NECA)の統計では、08年度1205億円(前年比17・7%減)、09年上期は産業界全般による景況悪化により424億円(同39・1%減)と厳しい状況となっている。 制御用リレーには有接点リレー、無接点リレー、ハイブリッドリレーなどがあり、制御盤用リレーはシーケンス制御や、直接負荷開閉できるタイプなど種類が豊富である。機器内蔵用リレーは、高容量・高耐圧の多極パワーリレーなどがあり、コンプレッサやヒータ、モータの特…


2010年わが社の経営戦略 高効率モータとのセット販売推進

2008年下期から落ち込んだ受注であるが、現在は金額では08年上期実績に限りなく近い状態に戻っており、台数ベースでは超えている。特に中国市場が好調で、一昨年のピーク時を超える勢いである。欧州も底を脱しており、米国も環境・省エネ対応のグリーンニューディール政策もあり意外に悪くない。今後、中国の春節中の停滞が懸念されるものの、下期の動きから見て09年度の売り上げ額は08年度まで戻らないが、受注額は戻るものと見ている。 10年度の景気見通しは現状、まだよく分からないが、二番底はなく、だらだらとした踊り場が続くものと思われる。 こうした中で、製品的には小型機械向けに、センサーレスで位置決め精度プラス …


2010年わが社の経営戦略 情報発信で市場浸透を徹底

日本経済は、米国のサブプライムローン、リーマンショックに端を発した世界同時不況の後遺症からの脱却へ取り組んでいるが、ようやく底は見えたものの、回復への道のりはまだ遠いものを感じる。 円高の進行で二番底を警戒する声も聞かれるが、新興国への輸出が伸びることが見込まれ、それが好影響を与えることを期待している。 当社の業績も上期は大変厳しく推移し、下期に入ってようやく上昇基調になってきた。一般産業向けの標準品の売り上げが落ち込む中で、社会インフラがらみの電力、鉄道車両向けの販売が貢献している。この推移でいくと2010年2月期の売り上げは、前年度比20%弱の減少になりそうだ。 来期は、08年度のベースに…