足し算と引き算を使いこなす

2012年に出版された「MAKERS(メイカーズ)」(クリス・アンダーソン著)から始まった3Dプリンタブーム。当時は「何でも作れる夢のような機械」と喧伝され、もてはやされた。 それから7年がたち、いまは3Dプリンタが話題となることは少なくなった。 ブームが一段落する一方で、産業界ではジワジワと導入が進み、活用例も出てきているようだ。   先日、在日ドイツ商工会議所主催の積層造形や3Dプリンティングに関するセミナーに参加した。日独両国から主要な3Dプリンターメーカーや素材メーカーが講演者となり、最新の技術動向や実際の活用事例を紹介してくれた。 日本のある大手自動車メーカーがシリンダーブ…

続きを読む

フランクな現場交流の大切さ

ハノーバーメッセに日本から「ツアー」で行ってきた。ツアー参加者は全員日本人。メーカー、商社、ユーザー、設計技術者、製品企画、営業など、さまざまな企業から職種も違う人々が10数人集まった。 各社一人での参加がほとんどだったので、お互いが自然と交流し、色々な意見が聞けて参考になった。   特定の企業の動向を探りにきた人、大まかなテーマを決めてその世界動向を調べにきた人、日本と海外の違いを感じることを第一義としてきた人など、それぞれの目的はバラバラ。 具体的には、機器の省配線化のヒントが欲しいと言ってケーブルや機器メーカーに絞って巡る人、OPC UAやIO-Linkなど産業ネットワークの動…