最適な生産の仕組みづくり

ITや情報産業、エンタテインメントなどで世界に強い影響力を持つアメリカ。12億人という巨大市場、「世界の工場」と急成長を遂げた技術力を持つ中国。 インダストリー4.0の発祥の地であり、自動車や産業機械の世界的企業とそれを支える中小企業が多数存在し、世界の産業領域のドイツ。 自国の強みが明らかな各国に対し、日本の強みとは何だろう。現場力だという人もいるが、一人あたりの生産性で下位に沈む状態では説得力に欠ける。   自動車や家電製品、半導体など、かつて日本の製造業は世界を席巻した。製品だけでなく、それを高品質で量産するための仕組みを構築し、日本の産業機械とそれらを構成する部品、素材メーカ…

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デジタル時代のソフトウエア信頼性の証明

製品の価値のあり方が、かつてはハードウエア一辺倒からソフトウエアに傾き、そして今、ハードウエアとソフトウエアの両方が大事であると言われるようになった。極端な振れ方から、ちょうど良いところに落ち着いた感じだ。 でも気になることが一つある。ハードウエア部品はBOM(部品表)があり、その仕入れ先や製造者をさかのぼることができる。製品に含まれる成分なども材料レベルまで分析され、明文化されている。そうした管理によって品質が担保でき、安心安全性を高めている。万が一何かトラブルがあっても対処できる。 その点、ソフトウエアはどうだろうか?   かつてのソフトウエアは、技術者が自らゴリゴリとプログラム…