協和キリン、群馬県・高崎工場に新バイオ医薬原薬製造棟を建設。2024年竣工

協和キリンは、主にバイオ医薬品の生産を担う群馬県高崎市の高崎工場に新たな原薬製造棟(HB7棟)を建設する。設備投資額は100億円超。2024年4月に竣工、6月から順次稼働を開始する予定。治験原薬製造開始は2025年以降の見込み。

新製造棟は、独自の抗体技術やタンパク工学を活用したバイオ医薬品の原薬製造に対応し、初期開発治験原薬用のGMP製造設備とパイロット設備の両方を備える。初期プロセス開発から治験原薬の製造までを同一設備構成ででき、より迅速な治験原薬の供給、速やかな初期開発治験の開始が可能になる。また自社で初期開発製造設備を有することでより柔軟に少量多品目の初期開発品を製造できるようになる。パイロット設備では、バイオ医薬品原薬の新技術である連続生産方式の検証を計画している。

教育設備も設置し、工場のスタッフやオペレーターに実機を使ったレベル別の教育訓練を行えるようにする。

鉄骨造り地下1階・地上4階建てで、延べ床面積は8540平方メートル。


https://www.kyowakirin.co.jp/pressroom/news_releases/2022/pdf/20220517_01.pdf

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