安川電機、協働ロボット追加 可搬重量2倍を実現 アームのリーチも小型化

安川電機は、従来の可搬質量10㎏の人協働ロボットと同じリーチでありながら2倍の可搬質量を実現した「MOTOMAN-HC20SDTP (可搬質量 20㎏、リーチ1200㎜)を6月17日から販売を開始した。価格はオープン。

新製品は、可搬質量を 20㎏にアップさせたことで人と同じ作業スペースで重量物のハンドリングを省スペースで実現でき、AGVなどの移動台車への搭載も可能になる。

また、リーチが1200㎜の小型設計とアームスイング動作で、ロボットが旋回する領域の確保が不要で、最短距離での物の搬送が可能となり、生産ラインの省スペース化および作業時間短縮に貢献。

しかも、全軸において IP67の防塵・防滴構造に対応するために、表面塗装はアクリルウレタン塗装、先端フランジの材質はステンレスを採用しており、衛生面での水洗が必要な用途での使用 も可能になる。

さらに、周辺機器との簡易接続(Plug& Play)を実現するために、 ロボット先端のエンドエフェクター取付け部は、標準規格「ISO9409-1-50-4-M6」に準拠しており、同規格準拠の豊富なエンドエフェクター、周辺機器など、様々な機器と簡単に接続・動作させることが可能。

そのほか、ロボット内蔵ケーブルとして、ロボット先端へのカメラ搭載などに便利なEthernetケーブル(Cat・6)やI/O用のケーブル、エアホースを内蔵。ロボット外装に配線を無くすことで、周辺機器との干渉を避けることができ、セットアップを容易に行うことができる。

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