DXはやれば効果が出るもの

DXやデジタル技術の活用がにぎやかだが、すべての企業が取り組めているわけではなく、様子見や足踏みをしている企業も多い。そ理由は各社さまざまだが、早く取り組んだ方がメリットが享受でき、遅くなればなるほど損をすることになりかねない

労働政策研究・研修機構(JILPIT)がまとめた「ものづくり産業における DX(デジタルトランスフォーメーション)に対応した人材の確保・育成や働き方に関する調査」によると、3年前と今の労働生産性を比べて「生産性が向上した」と回答した企業は、デジタル技術活用企業が46%だったのに対し、デジタル技術未活用企業で35%にとどまり、12ポイントの差が出た。同様に売上高の変化について「売上高が増加した」と回答した企業は、デジタル技術活用企業が24%だったのに対し、デジタル技術未活用企業で21%と3ポイントの差が出た

なにはともあれ、DXやデジタル技術の活用をやった方が良いのは明らかで、結果がデータとして現れている。大規模なものでなくても、小さな一歩、ある工程や作業の見える化や作業手順書、作業標準を作るだけでも十分だ。スピードは何にも勝る。一歩踏み出せば2歩目の足は勝手に前へ出る。まずは始める。それからだ。

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