ATOUN、着るロボットの効果の実証実験 物流現場で疲労度6割減。腕の負荷は65%減

 着用型ロボットを開発・提供するATOUNは、鈴与の協力のもと、物流現場で 腕と腰の両方をアシストするパワードウェア「ATOUN MODEL Y + kote」を着用した時の疲労度を調べる実証実験を行った。荷物運搬作業時の腕の筋肉負担が最大55%軽減され、作業者の疲労度が6割減少することを確認した。

 筋電位測定による筋肉への負荷比較として、2人の被験者がパレットから12kgの段ボール箱を1回持ち上げる規定作業を10回行い、その時の左右それぞれの上腕二頭筋、 脊柱起立筋、 腰方形筋の筋電位を測定したところ、着用時は最大で腰方形筋では23%、 脊柱起立筋では21%、 上腕二頭筋では65%の負担の減少が見られた。

 また疲労感VAS検査による疲労度の比較として、3人の被験者が、パレットに積まれた12kgの段ボール箱を30分間、 1m離れた別のパレットに積み替える作業を行い、規定の作業をこなした直後に、 疲労感VAS検査で 被験者自身が疲労の実感値を用紙に記入。3人の作業者それぞれについて、 着用時と非着用時では66%、 64%、 64%の疲労度減少が確認された。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000058270.html

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