【2021年年頭所感】日本電気計測器工業会 「価値向上へ変革と飛躍加速」西島剛志 会長

日本電気計測器工業会 西島剛志 会長

 

新年あけましておめでとうございます。

2021年の年頭にあたり謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

昨年来の新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大は、社会や経済に甚大な影響を与えています。各国でワクチン開発が急ピッチで進み、一部の国々では既に接種が始まるなど、明るい兆しも見えていますが、収束までにはまだ一定の期間が必要と思われます。

先行きが不透明な中にあっても確実に加速している変化もあります。DX(デジタルトランスフォーメーション)による生産性向上やSDGsに代表される持続可能社会の実現に向けた取り組みが世界中で一気に拡大しています。私たちは、これらの変化を新たな成長機会と捉え、知恵を出し合いイノベーションを起していかなければなりません。あらゆる産業のマザーツールとして「計測と制御」は、この大きなイノベーションを担う立場であり、日本電気計測器工業会(JEMIMA)の果たすべき役割が一層増大している今、その実現に貢献していきたいと考えています。

当工業会の最大のイベントである展示会では、DX・イノベーションに取り組む在関西産学官団体との連携を最大限に強化し、人々の交流とビジネス機会創出の場として「計測展2020OSAKA」を開催いたしました。コロナ禍での開催となり、早期に運営ガイドラインを作成するなど出展者・来場者の皆様の安全・安心を最優先とした上で、リアル展示会の持つ特長を最大限に発揮しながら同時にオンラインでの展示会を加えた「ハイブリッド展示会」を実現することができました。関係各位のご努力に心から感謝申し上げます。

オンライン展示会は、「計測展オンライン・プラス」と命名し、計測展OSAKAが今後も関西発信型の日本及び世界に訴求する展示会となる事を目指してまいります。

当工業会の会長を拝命して以来、新たな時代に向けたJEMIMAの変革と飛躍を加速するため、さらなる「工業会の価値向上」の実現を図ることを目標に活動してまいりました。「計測・制御の総合的」な工業会となるべく、今後も会員企業に対し付加価値を提供すると共に、当工業会のプレゼンスを大いに高めていく所存です。

最後になりましたが、本年もなお一層のご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げて新年のご挨拶とさせていただきます。

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