THK「オムニエッジ」第2弾 ボールねじの異常可視化、パッケージ型で簡単導入

THKは、製造業向けIoTサービス「OMNIedge(オムニエッジ)」の第二弾として、ボールねじのサービスを提供開始した。

OMNIedgeは、機械要素部品にセンサを取り付け、閉域ネットワークを介して収集したデータを独自のアルゴリズムにより数値化、解析し、状態診断や予兆検知を実現するシステム。2020年1月に第一弾として、LMガイドに対応するサービスの正式販売を開始している。

今回、ボールねじにセンサを装着し、収集したデータを数値化、状態を可視化する独自技術を確立し、ボールねじの異音や異常振動を数値化して検知することが可能となった。これまで、現場作業員の経験と感覚による確認や判断に頼っていた装置の保全作業に計画性を持たせることができ、また、保全の形態を従来の時間管理から状態管理に移行することで、部品交換時期を適正化し、設備稼働率を高めることができる。

同システムは、センサ、アンプ、通信機器一式を通信費込みで提供するパッケージ型サービスで、1装置月額8000円から(2年契約)のサブスクリプション。リーズナブルな価格で簡単に導入が可能。

21年1月には第三弾企画として回転部品のOMNIedge無償トライアルを実施する予定。

専用センサを設置して電源を入れるだけでネットワークを自動で構築する

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