GII市場リポート ロボット用エンドエフェクタ市場、年平均16%の高成長

協働ロボ普及進む

グローバルインフォメーションが取り扱うIMARC Servicesの調査レポート「ロボット用エンドエフェクタ市場:世界の業界動向・シェア・市場規模・成長・機会・予測2020-2025年」によると、世界におけるロボット用エンドエフェクタの市場規模は、2014年から19年の間に約16%の年平均成長率で成長。インダストリー4.0の登場により、ロボットは現在、クラウドコンピューティング、サイバーフィジカルシステム、ビッグデータ、IoTなどの高度な技術ソリューションと統合され、産業プロセスの全体的な効率を最適化している。

さらに、協働ロボットの普及も市場の成長を促進し、ロボット用エンドエフェクタは、人間とロボットの作業環境を最適化し、生産性を高め、敏感な製品や壊れやすい製品の安全な移動を保証している。
 
センサー技術の改善や高力アプリケーション向けの空気圧グリップソリューションの開発など、さまざまな技術の進歩も市場の成長にプラス要因となっている。モジュラーや電動グリッパーの需要の高まり、業界全体での再生ロボットの展開の増加なども相まって市場をさらに牽引すると予想される。

レポートではエンドエフェクタ市場の主要プレイヤーとして、ABB、Applied Robotics、ATI Industrial Automation、Bastian Solutions、Festo、FIPA、KUKA、Schmalz、SMC、Soft Robotics、Weiss Robotics、Zimmer Groupを挙げている。

 

■株式会社グローバルインフォメーション
グローバルインフォメーションは、アジア最大の市場調査レポート販売会社。世界の市場調査会社300社以上と代理店契約し、10万以上の調査資料を提供している。
詳細は https://www.gii.co.jp/

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG