横河電機 統合情報サーバ開発、プラント操業 一括管理

横河電機は、プラント操業に関する設備やシステムのデータを統合し、情報管理や、作業の場所を選ばないプラント操業を支援する「統合情報サーバ(CI Server)」を開発、2021年1月から発売する。

多くのプラントでは、原材料やオペレーションの複雑化が課題となる中、より効率的な操業と市場の変化に順応した迅速な意思決定、また関係者が連携して操業可能なリモートオペレーションなどのニーズが急速に拡大している。

そこで同社は、各プラントのあらゆる設備やシステムから得られるデータを自動的に集約し、オペレータールーム以外の場所からの操作・監視や、効果的な意思決定を可能にする統合情報サーバを開発。全てのプラントの操作・監視を一括して行う集中操作・監視センターなど離れた場所からの操作・監視が可能となる。PCや携帯端末などでプラントの操作・監視も行える。

また、さまざまな通信規格に対応しており、制御システムからのプロセスデータ取得のほか、設備や装置の運転状況、原料と完成品の在庫、エネルギー消費量などの操業データも集約。これらを自動で収集し、統一フォーマットに変換、設備保全データと製品の品質データなどの関連付けが行える。

同社システムや機器だけでなく、他社のシステム等からもデータ収集でき、単一プラント内や複数プラントのデータ統合も可能となる。

さらに、情報システム、品質改善システム、データ分析のアプリケーションなどをデータ連係させることで、統合情報サーバが長期間蓄積したデータを、それらのシステムやアプリケーションにも自動的に反映させて活用することができる。

全体を把握して操業できる統合情報サーバのイメージ図

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG