NECプラットフォームズ、エッジに最適 コンパクトボックス型コントローラ

NECプラットフォームズ(東京都千代田区)は、エッジコンピューティングに適したコンパクトボックス型コントローラを、9月11日から販売開始した。

近年、IoTの普及に伴い、工作機械のコントロールや工場・店舗などにおける設備のIoT化に対して、デバイスや利用者に近いエッジ領域でリアルタイムに、かつ大容量にデータを処理することが求められている。
 
新製品は、工場での組み込み用途のコントローラなど、工作機械の制御やセンサで収集したデータの処理や、生体認証に際しての画像データの処理を主なターゲットとしたボックス型コントローラ。

180×180×50ミリメートルの小型設計で、NEC製標準デスクトップPCと比べて体積比85%以上削減しており、場所を選ばずに設置することができる。VESA/DINレールにも対応する。

小型ボードが搭載できるオプションスロット(M.2スロット)を搭載しているため拡張性に優れ、SSDモジュールやPCIe、SATAなどニーズに合わせたカスタマイズが可能。

5年間の供給と供給終了後6年間の長期保守。販売目標は年間1万台。

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