MiRとユニバーサルロボット「コボットハブ」設立、協働ロボットの開発・生産拡大

モバイル・インダストリアル・ロボット社(MiR社)とユニバーサルロボット(UR)は、デンマークのオーデンセ市に共同で「コボットハブ」を設立する。

両社は、デンマークのロボット関連企業や大学の集積地となっているオーデンセ市に、3600万ドルを投資して3万2000平方メートルにおよぶ合同拠点を建設、共同で運用していく。

協働ロボット(コボット)は現在、インダストリアルオートメーションの中で急成長している分野であり、デンマークは協働ロボットの世界市場を大きくリードしている。デンマークの分析企業であるDamvad社によると、同国のロボット業界は2025年に2万5000人の雇用を生むと予測。

両社は協働ロボット分野で世界をリードしている企業であり、今回設立するコボットハブを基盤に、さらに開発・生産能力の拡大を図るとしている。また、両社は独立した企業としてそれぞれの事業を継続しつつ、今後さらなる躍進を担う優秀な人材の確保を目指し、魅力的な環境づくりに取り組むとしている。

完成予想図のイメージ

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