【各社トップが語る2020】ピーアンドエフ「IoT関連などで製品投入」太田階子 代表取締役

ピーアンドエフ 太田階子 代表取締役

 

世界経済の低迷が続く中でも、新年を期待感持って迎えることができるのは、IoTやAI、ロボット、自動運転などの関連技術分野に、当社が大きく貢献できる新製品の品揃えを着々と準備しているからだ。

2019年は、PEPPERL+FUCHSグループとしては、7億ユーロを超える売り上げを達成し、10年連続の売上増を実現できた。19年の独・ハノーバーメッセやSPS等の展示会で、新製品を続々発表し、日本市場への投入も順次始めている。

昨秋より営業・技術部門の社員採用を進め、製品レンジ拡大に伴う取り組みを強化している。20年春には、FA部門のデモルームやラボを備えた拠点を関西に開設予定で準備を進めている。

FA部門では、360度方向検出可能な2Dのレーザスキャナ「R2000」が、AGVの障害物検知やナビゲーション等の分野で好評で、新たに3Dのレーザスキャナ「R2300」が加わった。マルチレイヤーでスキャンが可能なため、より確実に対象物やエリアを捕らえられる。IO-Link製品群も、光電・超音波・近接センサ、RFID等に加え、新たにIO-Linkマスタの製品種類が格段に増えたことで、IO-Link導入を検討する顧客のニーズに確かなソリューションが提供できる。

また、ワイヤレス超音波センサ「WILSEN」は、スマートシティやスマート物流時代を見据えたIoTセンサで、コンテナ、タンク、サイロ等の充填レベルや位置情報等を計測し、ワイヤレスでの計測・位置データの管理を実現可能にする。

PA部門では防爆タブレットの国内防爆検定を取得し、近々に発売を開始する。IoT導入に貢献し得る製品群を益々充実させて、柔軟で幅広いソリューションを顧客に提供することで、更なる大きな飛躍の年としたい。

 

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