安川電機 食品ラインに導入可能、特殊メッキ処理 安全性を確保

安川電機は、食品製造ラインへの導入が可能な人協働ロボット「MOTOMAN-HC10DTF」(可搬質量10キログラム、最大リーチ1200ミリメートル)を、11月26日から販売開始した。

新製品は、特殊なメッキ処理を施すことによってロボットの塗装片混入リスクを排除しており、食品製造ラインでの安全性を確保。酸/アルカリ性洗浄剤やアルコールによるロボット全体の洗浄も可能。潤滑油にはH1認証を取得した食品グリースを採用し、潤滑剤混入リスクの対策も実施している。

全軸でIP67の防塵・防滴構造を有し、先端フランジの材質にはステンレスを採用。食品製造工程での搬送や食材の盛付け・デコレーション、薬品・化粧品などの搬送に適している。

ロボット先端部にコネクタが配置されており、ツールを直接取り付けることが可能。エアホース内蔵タイプやロボット先端へのカメラ搭載などに便利なEthernet用ケーブル内蔵タイプも準備している。

また、設定した制限値を超える力を検出すると自動で停止する「人協働モード」や、隙間を確保する「挟み込み防止」の安心設計、直感的な操作でロボットへ動作指示が行える「ダイレクトティーチング機能」などを装備。

MOTOMAN-HC10DTF

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