「関西 ものづくりワールド 2019」10月2~4日インテックス大阪、西日本最大1350社出展

写真は前回の様子

関西 ものづくりワールド 2019
10月2日(水)~4日(金)
会場:インテックス大阪

 

3Dプリンタ展“初開催”

西日本最大のものづくり専門展「関西 ものづくりワールド 2019」(主催=リードエグジビション ジャパン)が、10月2日(水)~4日(金)の3日間、インテックス大阪で開催される。

同展は「設計・製造ソリューション展」「機械要素技術展」「工場設備・備品展」「ものづくりAI/IoT展」と、今回が大阪で初開催となる「次世代3Dプリンタ展」の5つの専門展で構成され、過去最多の1350社が出展。4万2000人の来場が見込まれている。

開場時間は10時~18時(最終日のみ17時まで)、入場料は5000円(招待券持参者は無料)。

 

第22回 関西設計・製造 ソリューション展(DMS関西)

「第22回 関西 設計・製造ソリューション展(DMS関西)」は、CAD、CAE、ERP、生産管理システムなどの製造業向けITソリューションが1・2号館に集合する。システムの新規導入や見直しに最適な専門展で、開発や解析、製造、生産技術、情報システム、経営部門のユーザーが毎回多数来場し、出展企業と活発な商談が行われている。

会場内は製品カテゴリー毎にゾーンが設けられており、CADや図面管理システムなどが集まる「CAD/CAM&PLM/PDMゾーン」、構造、機構、熱、流体、鋳造などの各種解析ツール等がそろう「CAEゾーン」、スケジューラーやFAシステムなども出展する「SCM・ERP・生産管理システムゾーン」、3次元測定器や3次元デジタイザなどの「3次元測定ゾーン」、技術者派遣、設計・製造受託などの「設計・製造アウトソーシングゾーン」の5つのゾーンに分かれている。

統合データベース型電気設計CADや、CATIAデータをそのまま編集できる3次元CAD、設計情報を上流から下流まで一気通貫でつなぎマスカスタマイゼーションを実現するPLMソリューションなど、短期開発や生産性向上、品質向上、VA/VE、コストダウンなどの課題解決に役立つシステムが勢ぞろいする。

 

第22回 関西機械要素技術展 (M-Tech関西)

「第22回 関西 機械要素技術展(M-Tech関西)」は、ベアリング、ねじ、ばねなどの機械部品や、金属・樹脂の加工技術、計測機・センサなどが集まる専門展。4~6号館で開催される。各出展社とも最新の機械部品や“スゴ技”を披露するため、サンプルや図面を持参してまわる来場者や、出展者も各ブースを丹念にまわるほど毎回注目の展示会となっている。

広域にわたる会場は専門フェアが設けられ、「モーション技術」「モータ」「油空圧機器」「配管部品」「機構部品」「ねじ・締結技術」「ばね」「機械材料・加工技術」「微細・超精密加工」「表面処理・改質」「バリ取り・表面仕上げ」「洗浄」「工具・加工機」「試験・計測機器/センサ」に分けられている。

展示は、超高硬度で耐摩耗性のアモルファスクロムめっき(オテック)、やわらかさを数値化できるセンサー(新光電子)、リアル3Dデジタルマイクロスコープ(日本ヴィジョン・エンジニアリング)、軟体ワークや袋形状のワークを自在に追従する星型パウチフィルム吸着用パッド(妙徳)、臭いをリセットする臭気・VOC(揮発性有機化合物)環境改善装置(日本機材)など、世界初・業界初といった技術が多数出展する。

また、コントローラー一体型六軸ロボットの実機デモ(エプソン販売)、生産性向上・生産ライン省スペース化を実現する産業用ロボットを使用したアプリケーションデモ(ヤマハ発動機)、AIとダイレクトティーチングによってプログラムの教示が非常に容易なロボット(大喜産業)など、ロボット技術を展示する企業も多数出展。

 

第4回 関西工場設備・備品展 (FacTex関西)

「第4回 関西 工場設備・備品展(FacTex関西)」は、工場向けの省エネ製品、物流機器・マテハン、メンテナンス製品、安全用品などがそろう専門展。製品カテゴリーごとに「省エネ・節エネ」「物流・マテハン」「工場設備・備品」「メンテナンス」「安全・防災」の5つのゾーンが設けられ、3号館で開催される。

工場設備の「減災」対策を支援する製品や、防護バリアシステム、フォーカス機能付きの防爆・防塵・防水ライト、最新の省エネ空調機、工場床面の美観維持に貢献するコーティング、耐久ラインテープなど、省エネや節エネ、工場のメンテナンスや美観維持に役立つ製品が集合する。

 

第2回 関西ものづくり AI/IoT展

「第2回 関西 ものづくりAI/IoT展」は、IoTプラットフォーム、AIソリューション、クラウドサービスなどの製造業向けIoT・AIソリューションがそろう専門展。1号館で開催。

AI活用ソリューションでは、人の聴覚を模して官能検査が行えるAI、さまざまなインプット情報から録画スタートやメールなどの簡易的なアクションが行えるネットワークカメラ、AIを活用した需要予測サービス、複雑な設計が不要なエッジAI×3D計測システムによる画像処理システムなどが出展。

IoTソリューションは、製造設備の稼働モニタリングと保全業務を統合したソリューションや、産業機械やロボットなど、新旧含めたあらゆる機械をIoT化するIoTプラットフォーム、工場や社会インフラ向けのセキュリティソリューション、製造現場に特化した工場改善パッケージなど、効率化をキーワードとした最先端技術が集合する。

 

第1回 関西次世代 3Dプリンタ展

今回、大阪で初開催となる「第1回 関西 次世代3Dプリンタ展」は、3Dプリンタ、積層造形機、3Dプリント材料、3Dプリント受託サービスなど、3Dプリントやアディティブマニュファクチャリングに関する製品・サービスが2号館に勢ぞろい。

開発・試作期間の短縮、設計の高度化、金型レスでの製造、コストダウンなど、従来のものづくりを大きく変えると言われている3Dプリンタのトレンドを知る絶好の場となっている。

量産対応の金属3Dプリンタや、より微細で正確な造形を可能とする新機種、最終パーツ生産に適した最新モデル、セラミック用超高精細3Dプリンタ、導入コストを大幅に削減できる小型の金属造形機、卓上タイプのデスクトップ型3Dプリンタなど、最新機種が一堂に出展されるので、効率的に比較検討が行える。

 

業界のキーマン全25講演

期間中は、業界のキーマンによる最新の技術動向や事例などについて、連日講演が行われる。

講演内容は、基調講演「ホンダエアロ社長が語る、ジェットエンジンの開発秘話」、特別講演「川崎重工業における生産革新~生産システムKPSを加速するICT、IoT~」「ヤマハ発動機のモノ創り革新“理論値生産”」、ファナックによる「IoT時代に対応したこれからのものづくり~生産現場でのロボット活用を例に~」、オムロンによる「データ活用で製造現場をリアルに革新する、オムロンが構想する地上10mのイノベーション」、ジーベックテクノロジーの「1週間で“穴バリ取り”自動化を可能にする方法」、3D SYSTEMSの「世界中で加速する製造業のデジタル化」など全25講演を予定。

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