横河計測 新機能を多数追加、デジタル圧力計登場

横河計測(東京都武蔵野市)は、豊富なレンジラインアップ、圧力測定相対確度の追加、圧力確度保証期間の延長など、新機能を追加したデジタル圧力計「MT300」を9月6日に発売した。

新製品は、測定機器の校正や各種機器の開発、検査ラインにおける検査基準器、プラントメンテナンスなど、幅広い用途で使用可能なデジタル圧力計。ゲージ圧モデル、絶対圧モデル、着圧モデルの3タイプをラインアップし、1kPa(キロパスカル)微差圧から3500kPaゲージ圧まで、9種類のレンジにより幅広い用途に対応する。

独自のシリコンレゾナントセンサの搭載で、温度変化の影響が受けにくく、安定性と再現性によって高確度の測定を実現。長期安定性能を有することから、圧力確度保証期間を従来の6カ月から12カ月に延長し、海外向けに保証していた圧力測定相対確度0.01%を追加した。

また、標準仕様の表示桁数に対して分解能を1桁上げるオプションを追加し、より精度の高い圧力計測や校正環境の不確かさを低減。GP-IB、USB、イーサネットのインターフェースを標準搭載。

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