横河電機「統合生産制御システム」 プログラム更新機能改善

プラントの生産性向上後押し

横河電機は、「OpreX Control and Safety System」の中核製品の一つである統合生産制御システム「CENTUMTM VP」の機能を拡張した「CENTUM VP R6.06」を7月17日から発売した。価格は400万円から、販売目標は2018年度1500システム。

従来、プラントの制御を行うフィールド・コントロール・ステーション(FCS)をアップグレードするためには、制御対象の生産工程を停止する必要があった。

今回の機能強化では、FCSのCPUプログラム更新機能を改善することにより、プラントを止めずにプログラムを更新できるようにするとともに、サポート体制を強化することで、プラントの稼働率と更新タイミングの自由度を向上。

また、エンジニアリングの効率を大幅に向上する環境「オートメーション・デザイン・スイート」を強化し、一つの修正に対してワンアクションで対応できる機能を追加。エディタ画面上でアイコンをクリックするだけで修正を即座にシステムに反映することが可能なため、作業時間を短縮することができる。

さらに、最新のセキュリティ機能を提供するサーバーOS「Windows Server2016」に対応する。

「CENTUM」は、同社が1975年に発表した世界初の分散形制御システム。

「CENTUM VP」はシリーズ9世代目の製品で、従来の「CENTUM」との互換性を継承しつつ、最新の技術を取り入れながら進化し続けている。

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