平田機工 複数人参加型CAD・VRシステムを採用

平田機工は、VR空間上で3DCADデータを表現し、ネットワークを通じてリアルタイムでボイスチャットなどのコミュニケーションを実現する「モノビットエンジン」を、複数人参加型CAD・VRシステムに採用した。

「モノビットエンジン」は、オンラインゲームの企画・開発・運営およびVR/AR事業を幅広く展開するモノビット(東京都新宿区)が開発。VR空間内で複数人による物理同期やボイスチャットを実現する「VR Voice Chat」と、クライアントプログラムだけでマルチプレイゲームを簡単に実装できる「Monobit Unity Networking2.0」の2種類のUnity専用アセットを用いて、海外を含めた遠隔地をネットワークで接続。VR空間内で3DCADデータを実物のように扱い、チャットなどのコミュニケーションを行うことができる。

平田機工では、早くからVRを導入し、3DCADモデルからVRコンテンツ作成までを自社で行い、営業段階や打ち合わせにおいて活用を進めてきた。同社は生産設備のシステムインテグレータとして、世界中の工場の生産ラインを顧客のニーズに合わせて製造しており、構想打ち合わせから製造・試運転までの間に、 仕様の確認や新たな提案等で多くの時間を費やしてきたが、VRの新技術を導入し、早い段階から仮想空間内で装置間の干渉の有無やメンテナンス等の検証を複数人でできるようになることで、確認作業時間の削減と、さらには作業効率の向上が期待できるとしている。

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG