セフティデンキ「露出度アップに向け全力」高橋 理昌 代表取締役社長

2016年9月期の業績は、残念ながら減収減益で終わった。今期は前期マイナス分の売り上げを取り戻し、増益になることを目指して取り組んでいるが、今のところ好調なスタートになっている。

当社はマーキングチューブや警告ラベルなどの配線資材のメーカーと商社の二面的な会社であるが、まだ当社の扱い製品内容が知られていないところも多く、さらなる露出の必要性を感じている。

昨年からHP(ホームページ)のリニューアルに取り組んでいるが、その中でネット販売の強化などの施策を進めつつあり、このほど、インターネットの製品検索サイトへの掲載も進めている。今後いろいろな機会を捉えて露出を増やしていきたい。

また、マーキングチューブや警告ラベルなどの売上比率がまだ低いことから、蛍光ラベルをはじめ、品ぞろえを増やしながら、まだ採用されていない用途や、扱っていただいていない商社などにもアピールしていく。さらに、主要仕入れ先メーカーとの同行訪問や販売キャンペーンなども展開し、市場浸透への取り組みも継続していく考えである。

未知への市場開拓として、「無電柱化推進展」に出展し、ラベルやマーカー、防虫対策品などをアピールしている。異業種交流などを通じた引き合いもあり、市場の広さを感じている。

昨年から今年にかけて、机やテーブルの天板の下に取り付けできる「テーブルヒーター」や、作業時の手荒れを防ぐ「皮膚保護クリーム」、冷却ファン付着衣などを販売したが、大変好評を得た。今後も作業に役立つものがあれば扱っていきたい。

まだ、社長に就任して日が浅いが、会長と各方面の指導をいただきながら、全国に当社の製品が知られ、使用されるような取り組みを継続していっていく考えである。

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