サンワテクノス 減収減益 機械が伸長

サンワテクノスの2016年3月期の連結決算は、売上高1057億4800万円で前年同期比5.0%減、営業利益24億4400万円で同29.6%減、経常利益26億4500万円で同29.7%減、当期純利益16億9000万円で同31.5%減となった。

部門別では、電機が190億6900万円(同15.8%減)、電子が775億9300万円(同3.6%減)、機械が90億8400万円(同11.6%増)となった。電機は半導体製造装置向けの電機品が増加したが、産業機械向けのサーボモータ、太陽光発電向けの制御機器販売が減少した。電子は自動車や産業機械業界向けの電子部品が増加したが、アミューズメント向けの電子部品販売が減少した。機械は住宅設備業界の実装機や自動車向けの生産設備が増加したが、液晶搬送設備向けの設備機器が減少した。4月からは19年度に1500億円の売り上げを目指す第9次中期3カ年経営計画「チャレンジ1500」をスタートさせている。

17年3月期は、売上高1145億円(8.3%増)、営業利益25億円(2.3%増)、経常利益27億円(2.1%増)、当期純利益18億円(6.5%増)を予想している。

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