第16回自動認識総合展 「NFC」「画像認識」「センサネットワーク」3ゾーンに展示 安心・安全/現場の”見える化”分野も重視

バーコード、RFID、バイオメトリクスをはじめとした自動認識機器関連のハードウェア・ソフトウェアを一堂に集めた展示会「第16回自動認識総合展―AUTOID&COMMUNICATION EXPO 2014」(主催=日本自動認識システム協会)が、9月10日(水)~12日(金)までの3日間、東京ビッグサイト(東4ホール)で開催されるた。出展社数は91社2団体240小間。開場時間は午前10時~午後5時。入場料は1000円(事前登録者及び招待券持参者は無料)。また、東2、3、5、6ホールで開催の「国際物流総合展」にも再登録すると無料で入場できる。

自動認識技術は、従来からの「省力・効率」を求める分野に加えて、社会において人が安心して生活できる「安全・安心」の分野、物流・製造など現場の「見える化」の分野へも大きく広げていた。

同展は「バーコード・2次元シンボル、RFID、NFC、バイオメトリクス、画像認識といったIDの最先端技術」と「ID技術を活用した、業務の効率化、省力化・コスト削減、安全・品質管理、顧客サービス向上のための自動認識ソリューション」の2本柱で構成され、毎年開催されていた。

今回も、自動認識ベンダー、コンピュータ関連業界をはじめ、アパレル、飲料、食品、出版、流通、物流、医療、セキュリティ、公共関係など広範囲な業種の開発、企画、営業、情報システム、設計、生産管理、購買担当者などの来場が見込まれている。前回は約1万6000人の来場があったが、今回はそれ以上の来場者が見込まれた。

ゾーン展示では、NFC(近距離無線通信)に加え、今回から画像認識とセンサネットワークの2つのゾーンが加わった。

■RFIDが爆発的普及へ
【NFCゾーン】
NFCは非接触IC規格「Mifare」「FeliCa」やISO15693のRFタグなどと互換性がある近距離無線通信の国際規格。近年、日本国内でもスマートフォンへの搭載が進んでおり、商業施設や飲食店での実証実験、駅や観光地での顧客サービスとしての実証実験、ヘルスケア製品との連動など、さまざまなシーンでの活用が期待されている。また、日本国内初のNFC対応スマートフォン向け非接触IC決済サービスも始まる予定だ。NFCの活用を機にRFIDがBtoBだけでなくコンシューマ向けのソリューションIDとして爆発的に普及する可能性が出てきた。

■応用技術を幅広く紹介
【画像認識ゾーン】
カメラ付きの携帯電話やスマートフォンが急速に浸透、今では1人が1台の画像認識ツールを保有して、利用する時代となっている。製造工程での活用や、セキュリティ用途の拡大はもちろんのこと、生活者がもっと身近に活用し、情報入手するなどさらなる可能性を秘めている。会場では画像認識技術による個体パターン認識や画像処理による画像情報の認識、バーコード認識、文字認識(OCR)、指紋・顔認証などを中心に、企業や生活者が利用できる応用技術などを幅広く展示した。

■情報インフラ基盤として期待
【センサネットワークゾーン】
センサネットワークゾーンでは、RFIDやNFCなどの自動認識で家、自動車、食物、流通製品などの様々な”モノ”を認識しインターネットに接続することで管理するIoT(Internet of Things)や、機器間のネットワークでつなぐM2Mなどセンサネットワークが注目を集めている。用途は製造工程、スマートハウス、交通、ヘルスケア、医療、農業、エネルギー管理、セキュリティ、災害対策など多岐にわたり、次世代社会を支える情報インフラ基盤として期待されている。

同ゾーンでは無線通信技術、センサ技術、クラウド、データ解析など自動認識技術でつながる各種センサおよびネットワーク構築を集めた。

NFCには2社、画像認識には12社、センサネットワークには3社が出展した。

一方、展示会に併設して「ビジネス・テクニカルスパイス自動認識セミナー」が3日間行われた。

■10タイトルの講演を予定
10タイトルの講演が予定されていたが、いずれも講師は各界の専門家が切り口鋭く実例などを交えながら最新の自動認識技術について講義し、通常ではなかなか聴講できない内容となった。

その他、出展企業によるプレゼンテーション、自動認識システム大賞受賞企業発表会、日本自動認識システム協会チュートリアルセッションなども予定されていた。

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