安川電機 基板タイプ多軸サーボパックを発売 装置を60%小型化

安川電機は、ACサーボドライブ「Σ―Ⅴ(シグマ・ファイブ)シリーズ」に、超小型ACサーボモータΣ―Ⅴ mini駆動用として基板タイプの小型・軽量・高性能な多軸サーボパック「Σ―Ⅴ―MDシリーズ」を追加した。

フレキシブルな軸数に対応可能な「A01形」と、多軸一体でコンパクトな「A02形」をそろえている。価格はオープン。2014年度月産100台を販売予定。

新製品は、コンパクトな基板タイプのサーボドライバのため、さらなる小型・軽量化を実現し、A01形の4軸で約20%、12軸で約50%、A02形(8軸一体型)で約60%の装置の小型化に貢献する。

また、指令インターフェースはモーションネットワークのMECHATROLINK―Ⅲに対応しており、電源や通信ケーブルの接続本数の大幅な削減(8軸の場合では約8分の1)につながり、省配線化によりコスト削減と装置可動部の配線スペースを低減できる。

さらに、耐振動性能を従来製品比10倍の49m/S2(5G)まで対応して、装置可動部へのサーボドライバの搭載が可能になり、装置固定部と可動部のケーブル配線数が減り、配線コストの削減とともに配線スペースの低減で装置のさらなる小型化に貢献する。

そのほか、Σ―Ⅴシリーズのダントツ制御性能や使いやすさをそのまま継承しており、欧米、アジア各国の各種規格(CEマーキング、RoHS指令、KCマーク)にも対応している。

主な用途は、電子部品実装装置、半導体製造装置、ロボットやAGV(無人搬送車)などのバッテリ駆動の搬送システムなど、サーボモータを複数軸使用し、装置可動部へのサーボドライバ搭載や、小型化、省配線が求められる装置などに最適となっている。

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