パナソニックデバイスSUNXがCMOSタイプマイクロレーザ測距センサを発売

【名古屋】パナソニックデバイスSUNXは、高精度の距離判別アプリケーションに適したCMOSタイプマイクロレーザ測距センサ「HG―Cシリーズ」を発売した。基板周辺装置、自動組立装置、各種組立工程・検査工程などで使用できる。

これらは、変位センサにも用いられる高精度CMOSイメージセンサと、変位センサで培った同社独自のアルゴリズムにより、従来の距離設定反射型センサにない100分の1ミリオーダーの高精度測定を実現している。

一般的に、受光部とCMOSとの光路長を長くすることで、より高精度で安定した測定値を取得できるが、その一方でセンサの奥行き方向が長くなり、ボディの形状が大きくなっていた。今回のシリーズでは、内部にミラーを設置した新しい光学系を設計し、奥行き方向の短寸化と変位センサ並みの高精度測定を両立した。外形寸法は、幅20×高さ44×奥行き25ミリの業界最小クラスで、各種アームやヘッド部に取り付けられる。

また、ミリ単位での数値表示だけでなく、0―5Vのアナログ電圧出力を取り出し可能で、PLCとアナログユニットに取り込めば、各種演算や測定値の蓄積(ロギング)も行える。

直線性は±0・1%F.S.で、測定中心距離が30―100ミリ、測定範囲が±5―35ミリ、繰り返し精度が10―70ミクロンの各タイプがある。

標準価格は2万9800円で高価な変位センサに匹敵する性能で、低価格を実現。

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG