新愛知電機製作所 「強い企業に変革」目指す 森川和昭代表取締役社長

わが国経済は、海外経済が全体として持ち直しに向かう中、政策効果などもあり、公共投資や住宅投資が増加するなど、緩やかに回復する兆しとなった。また雇用・所得環境に改善の動きがみられ、個人消費も引き続き底堅く推移する傾向にある。

そして、震災復興の本格起動の動きや、オリンピック開催決定などにより、総じて強い国づくりへの基盤整備が一層の課題となっている。一方で段階的な消費税率の引き上げ決定、TPP参加決定など、展望動向次第では、回復基調に変化が及ぶ可能性が拭えない。

このような状況の中、当社は昨年創立「10周年」の節目を迎えることが出来た。これもひとえに私たちを支えてくださるお客様、お取引先様、株主様、従業員の皆様あってのことと感謝申し上げたい。また、当社は平成24年6月に愛知県小牧市に新社屋を竣工し、生産設備などを統合するなど、新たな挑戦に向かってこれからの10年を目指しスタートを切っている。さらに、日東工業グループの一員として、低炭素社会の実現と明日につなげる価値創造企業への挑戦として「太陽光発電に関わる配電盤類の投入」「無停電に貢献する非常用開閉器の新商品投入」などお客様の立場に立った製品開発、展開を積極的に実践する。海外では災害時の非常用発電機の普及が異常気象によるハリケーンリスク行動から、近年は伸長してきている。海外向け非常用開閉器の引き合いも増加しており、一層の商品開発とコスト競争が必要。当社は「利益とはリスクへの挑戦に成功した場合の対価である。挑戦しない限り利益はなく長期的に生き残れない」ということを念頭に、これからも大切に「躍動」していきたい。

当社の強みである技術と人財を通じ、よりお客様が求める製品・サービスを提供し、皆様のお役に立てるよう全力を挙げて取り組んでいく所存だ。「強い企業に変革」を目指して本年のスタートを切りたい。

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