変圧器トップランナー方式省エネ基準見直し モールドなど14年度から適用

変圧器のトップランナー方式で省エネタイプが普及しているが、省エネ判断基準が見直され、油入変圧器、モールド変圧器は2014年度から新基準が適用されることになった。変圧器メーカーは14年4月以降、現在のトップランナー変圧器を出荷できなくなる。

変圧器は省エネ推進へトップランナー方式が導入され、油入変圧器が06年度、モールド変圧器が07年度に目標年度を迎えた。トップランナー基準導入前と比べエネルギー消費効率が改善された。

新基準が対象とする変圧器は、定格一次電圧が600Vを超え、7000V以下のもので、交流電路に使用されるもの。

適用範囲はJIS規定の標準仕様だけでなく、非標準仕様も含まれる。

ただし、次の製品は対象から除外される。除外製品は(1)絶縁材料にガスを使用するもの(2)H種絶縁材料を使用するもの(3)スコット結線変圧器(4)3以上の巻線を有するもの(5)単相変圧器で定格容量5KVA以下または500KVAを超えるもの(6)三相変圧器で定格容量が10KVA以下または2000KVAを超えるもの(7)樹脂製絶縁材料を使用する三相変圧器で三相交流を単相交流及び三相交流に編成するためのもの(8)定格二次電圧が100V未満のものまたは600Vを超えるもの(9)風冷式または水冷式のもの。

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