取引先との懇親深めるイービーエス大久保善一氏が講演

エレクトロニクス部品販売と基板アッセンブリを中心に営業展開をしているイーピーエース(埼玉県越谷市七左町3―171、TEL0489―88―2421、中村廣徳社長)は、恒例の「黒川想介事務所大久保善一先生と歓談する会」を、越谷市の砂場で17日開いた=写真。

この催しは、同社の取引先との懇親を深めるために毎年開催しているもので、今年で16回目。

毎回元オムロンオンボード事業営業部長で、本紙に「混沌時代の販売情報力」を連載中の大久保善一(黒川想介)氏を講師に招いている。

今回は「ローマ帝国はこうして衰退の道を歩んだ!
現代の日本はどうなる?」と題して行った。大久保氏は、あの絶大な国家を築いていたローマ帝国が滅んだ背景には現在の日本の政治・経済にも共通する点があるとし、「今の日本には公共心が欠落している。瓦礫の処理や税収などについても国家のことを考えない政策を続けるとローマ帝国のようになりかねない」と警鐘を鳴らした。現状の日本経済と絡ませた大久保氏の約2時間の講演に、参加者から分かりやすくて良かったとの声が聞かれた。

その後、大久保氏を囲んだ懇親会で、同社の中村社長は「当社も秋葉原で1992年に創業して今年で20年になる。ここ3~4年は事業環境が厳しかったが、私も古希を迎えた今年は区切りの年として、何とか昇り調子となって結果を出したいと思う。今後も注文が入ってくる取り組みを強めていきたい」とあいさつした。

ヤエス軽工業山崎次雄専務取締役の乾杯の音頭で懇親に入り、講演の続きを話題にしながら交歓を深めた。中締めは東栄電気小林幹直取締役営業部長が行った。

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