生産性向上に貢献 塗装用ロボット 安川が2機種追加

安川電機は、塗装用ロボット「MOTOMAN―EPX2050」「MOTOMAN―EPX2750」を、昨年12月21日から発売した。価格はオープン。年間で2050が300台、2750が200台の販売を見込む。 新製品は、ロボットアーム上に塗料切り替え機器を取り付けられることから、塗装色切り替え機器から塗装ガンまでのチューブの最短化が可能となり、色換え時に発生するチューブ内残留塗料や洗浄液を最小限にでき、ランニングコストの低減や塗装色の切り替え時間の短縮につながり、生産性向上に貢献する。

また、ロボット動作制御や、ロボット動作に同期した塗装スプレーON/OFFや塗料切り替え機器の制御が可能で、精密な制御により塗装時間の短縮や、塗装品質の向上が図れ、しかも塗装の動作プログラムの作成を容易にする塗装専用命令や、塗装条件管理ファイル機能などを用意している。加えて、各種ネットワークにも対応しており、ホストコンピュータや生産ライン周辺機器(防爆エリア外)との通信もできる。

その他、オプションでロボット動作の教示や状態表示を行う防爆タイプのプログラミングペンダントには、タッチパネル機能付きの5・7インチ大型液晶表示装置を採用している。

そのため情報量の拡大と操作性の向上で、教示および動作確認の時間短縮が図れる。

同社は産業用ロボットで、使用用途ごとに開発を行い、顧客の専門的かつ高度な要求に対応しており、塗装ロボット国内シェアNo.1を獲得しているという。

塗装用ロボットとしては、今回の追加によりロボットアームのリーチが1250ミリから2900ミリまでのラインアップを完了した。

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