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V字回復見せる配線接接続機器市場 半導体・液晶製造装置、電子部品実装関連分野が順調に拡大

端子台、コネクタ、配線資材などの配線接続機器市場は、昨年後半から需要が急回復しており、今年4月から6月までの第1四半期でも対前年同期比46・4%増とV字回復を示している。日本電気制御機器工業会(NECA)による接続機器を含めた制御専用機器の出荷額統計では、2009年度は前年度比6・8%減の1025億円であったが、10年度の第1四半期(4~6月)は310億円で前年同期比46・4%増と大幅に伸長した。また、年間の出荷額は当初1250億円(22・0%増)と予想していたが、これを上回る可能性もでてきた。ただ、第2四半期に入り、国内向けの需要に一服感も見られ、下期以降の動向が注目される。一方、急速な需要回復で生産が間に合わない状況が依然として続いており、一部の製品では納期が大幅に遅れている。市場も、自動車関連で少し一服感が出てきたが、半導体・液晶製造装置関連、電子部品実装関連分野は順調に推移している。また、太陽光発電や風力発電など新エネルギー分野に期待する声も衰えていない。製品的には、小型・薄型化を基本に、配線作業の容易化や安全性の向上、接続信頼性の向上などが進んでいる。

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