IDEC 横幅を45ミリと50%減に安全レーモジュール発売

IDECは、最新国際安全規格に対応し、従来よりもコンパクト形状で、メンテナンス性を高めた安全リレーモジュール「HR1S―ATE形」を発売した。標準価格は3万8000~4万円。初年度販売目標は1000個。

安全リレーモジュールとは、非常停止用押ボタンスイッチや安全スイッチなど安全情報の入力により、フェールセーフに機械の起動を許可するもの。例えば、非常停止用押ボタンを操作し安全情報がなくなった場合、フェールセーフに機械の運転を止めるという重要な役割を持っている。

一方、2003年に機械安全の国際規格ISO12100が正式発行、06年に労働安全衛生法改定によるリスクアセスメント導入など、国内でも安全に対する意識が急速に高まっており、製造設備では安全カテゴリに対応するため、安全リレーモジュールが多数使用されている。

HR1S―ATE形安全リレーモジュールは、対応パフォーマンスレベルPLe(ISO13849―1〓2006による)、安全性イングリティレベルSIL3(IEC62061による)、対応可能なカテゴリ4(EN954―1による)という最新の国際安全規格に対応している。

従来の安全リレーモジュールはサイズが大きく、設置スペースが課題となっていたが、HR1S―ATE形は、横幅が従来機種比50%の45ミリを実現、設置の省スペース化が図れる。

また、着脱式プラグイン端子台仕様で配線作業などの使い易さを向上(HR1S―ATE5110P)、固定式プラグイン端子台仕様(同―ATE5110)も用意しており、メンテナンス性が高い。

さらに電源・入力・タイムディレー出力の状態表示が可能で、補助回路としてトランジスタ出力を4回路用意。各出力の状態表示が可能である。

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